ハリウッドでは、63年ぶりに脚本家、俳優の両組合による同時ストが進行中だ。全米で大半の映画製作が中断を余儀なくされ、海外でも一部に影響が出ている。写真は俳優に演技指導をするジェシカ・ペインさん(左)。8月18日、ウエストハリウッドにあるペインさんの自宅で撮影(2023年 ロイター/Mario Anzuoni)
[ロサンゼルス 29日 ロイター] – セリーナ・カシミールさん(20)は俳優としてのキャリアについて、常に「スピリチュアルで、愛情と喜びに溢れる仕事」と捉えてきた。だが7月、ハリウッドで俳優らによるストが始まって以来、演技からすっかり遠ざかってしまっている。
ハリウッドでは、63年ぶりに脚本家、俳優の両組合による同時ストが進行中だ。全米で大半の映画製作が中断を余儀なくされ、海外でも一部に影響が出ている。仕事が失われたことで、映画産業に依存する人々には深刻な経済的ダメージが及んでいる。
カシミールさんは「ロサンゼルスにいると、本当に気が滅入ってくる」と話す。コロラドに移り、仕事ではなく趣味として演技を続けようと決めた。
「コロラドに引っ越すのはとても大きな決断だった。ある意味、諦めるということのように思えるから」とカシミールさんは続ける。
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