青田イチロー

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政治。経済を中心に危ない日本の公務員を告発していく

貧困と進学

2016年01月18日 | 政治
東大は特別入試で100名の人材を集めることにした。入試は数学のみというもの。
ノーベル賞は山梨大、名大、徳島大などが受け頭脳の要る物理部門での劣勢が気になるらしい。
頭のよさを示すのに思考力と暗記力があるが日本は高校入試、大学入試と進むにつれ暗記力のあるほうが有利になるシステムになっている。東大は科学研究費として最高の216億の予算を受けている。京大140億、山梨大7億、徳島大13億、神戸大29億と比較しても成果が求められる。

思考力は数学、物理に必要で残りの科目はすべて暗記力が必要でアメリカと比較しても英語という科目が日本人には余計な負担をかけている。しかも入試では英語の出来不出来が重大な要素を占めている。東大が取り入れようとしている数学のみの入試もセンター試験での足きりがあり850点程度は必要とされる。これではやはり暗記力が必要とされ、たいして効果は望めない。世界的にみても東大、京大の地位は下がる一方だ。

今日本は6人のうち一人が貧困家庭で育っているという。昭和30、40年代では中卒で働きに出るものが3割程度はいた。大卒は2割残りが高卒、短大卒であったが高校への進学率が高まり、そのまま大学の乱造でいまや大卒が5割に迫る勢いで製造現場に支障が出ている。円安になっても国民が豊かにならないのは日本で製造していないからで、反して中国が急速に豊かになりつつあるのは製造現場を中国におくよう海外資本に求めているからで社会構造の以前への回帰が必要なのか、TPP参加により農業の浮沈も案じられている。

日本の政治家でその解答をだせるのか?東大、京大出などの高級官僚の頭脳が問題だが暗記型の頭脳ではでたとこ勝負の危険性がある。

そしてまた子供の貧困は親の離婚による母子家庭が原因であるのは統計からも明らかでひいては結婚様式の変化が原因ともいえる。若い二人だけで結婚を決めるのは間違いで少なくとも親、兄弟、親戚の了承が必要だった昭和年代にもどす必要がある。

社会システムを変えようとする一部の働きがあるのは自覚したほうがよい。それは相談されれば反対にあうと思う人たちがいるからだ。重大なことは何事も親、兄弟、親戚が集まって相談することだ。好き嫌いなんて結婚と同時に消えてしまうまぼろしのようなものだ。若い人はよく言う。あの娘美人だろ、あの男はかっこいいだろ。思っているのは本人だけ、他人からみればどこがいいの、みな普通

貧困を生まないためには結婚に気をつけよう。また東大、京大など頭がいいと思うのも危険だ。思考力のある真に創造力ある人物はばらばらに各所に存在する。結果オウライの日本の教育システムは1ケ所に創造力ある思考型を集めず各所にばらまいている。