オーク材に隠した神経症的な逃避の苦悩
時の片隅に影と埃にまみれて塞ぎこむ
我々の頭脳へ狂乱のうちに浸透する
世界の塵の光る輝く粒子
我々の高尚な趣味を定義する
歴史と物体の悲しい慣わしの為
知性豊かな背と見つめられた足が
我々の直感力の前を夢のように漂い過ぎ
美意識の流れと情熱的な野心を形作る
我々はこれらを購った
形を欲し必要とし
感じ
それらと共に涙を流す
それは様々な欲望の図形
影と陰影を持つ感情の幾つもの組み合わせが
呪われた製図板のごとき
我々の心に仕える
この暗い一隅で
我々は様々な形と共にあって
我々の意味を見つけ
自己を見て
新たな感情を呼吸する
【ギルバート & ジョージの世界】
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