10/16日のブログで述べましたが、今月、
脳脊髄液減少症の患者さんに、あらたに診断基準が設けられることになりました。
新基準に適応すれば、健康保険が適応されるようになったのです。
~~~医学界がこの病態を認めはじめた証とみていいでしょう。
しかし、問題が出ています。
適応者とみられる100人の患者さんを新基準で検査したところ、
実際に髄液の漏れが確認できたの16名しかいなかったことです。
残りの84名には髄液の漏れが確認できず、新基準の適応外でした。
同じ病態を訴えている患者さんの84%には、髄液の漏れが無かったという結果は、どういう意味をもっているのでしょう。
---?---髄液漏れの検査に、見落としがあるのか
---?---84名が訴える病態は、別の原因によるものなのか
私の整体室には、アレもコレもと数多くの病態を訴えるお客様が、少数ですが来室します。
・・その病態は、脳脊髄液減少症の病態にどことなく似ているような・・。
その方たちは、診察を受けても該当する病名が不明であったり、
「自律神経失調症」「気の病い」「ストレス」云々と診断され、
投薬が効かず、救いを求めて整体室を訪れる人達です。
病院診療の落ちこぼれ組とでも言うのでしょうか。
訴える症状は様々ですが、私は、
その方たちには、共通する問題があるように感じます。
それは、頚椎と頭蓋骨の繋がり方に異常が見られる、
=頚椎(脊柱)とその上にある頭蓋骨の角度や位置に、異常や無理が認められることです。
私はこの異常が、脳脊髄減少症に似た病態を招いているのではないか、と推想していますが・・・、
この説明では、あまりにアバウトで、意味不明ですよね。
------次回にもう少し、説明してみたいと思います。
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