みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

脳脊髄液減少症<7>---髄液漏れが無い?

2011-10-29 | 脳脊髄液減少症に想う

10/16日のブログで述べましたが、今月、

脳脊髄液減少症の患者さんに、あらたに診断基準が設けられることになりました。

新基準に適応すれば、健康保険が適応されるようになったのです。

~~~医学界がこの病態を認めはじめた証とみていいでしょう。

 

しかし、問題が出ています。

適応者とみられる100人の患者さんを新基準で検査したところ、

実際に髄液の漏れが確認できたの16名しかいなかったことです。

残りの84名には髄液の漏れが確認できず、新基準の適応外でした。

同じ病態を訴えている患者さんの84%には、髄液の漏れが無かったという結果は、どういう意味をもっているのでしょう。

---?---髄液漏れの検査に、見落としがあるのか

---?---84名が訴える病態は、別の原因によるものなのか

 

私の整体室には、アレもコレもと数多くの病態を訴えるお客様が、少数ですが来室します。

・・その病態は、脳脊髄液減少症の病態にどことなく似ているような・・。

その方たちは、診察を受けても該当する病名が不明であったり、

「自律神経失調症」「気の病い」「ストレス」云々と診断され、

投薬が効かず、救いを求めて整体室を訪れる人達です。

病院診療の落ちこぼれ組とでも言うのでしょうか。

 

訴える症状は様々ですが、私は、

その方たちには、共通する問題があるように感じます。

それは、頚椎と頭蓋骨の繋がり方に異常が見られる、

=頚椎(脊柱)とその上にある頭蓋骨の角度や位置に、異常や無理が認められることです。

私はこの異常が、脳脊髄減少症に似た病態を招いているのではないか、と推想していますが・・・、

この説明では、あまりにアバウトで、意味不明ですよね。

   ------次回にもう少し、説明してみたいと思います。

 



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