「体の中のらせんの話」を書いているうちに11月が過ぎ、
早ッ、12月。・・らせんの話は、今日で終わりにしよう。
お客様の整体をしていると、お客様の体の中に、らせん(渦)の動きが発生しては消滅するという現象を、Miz の手は感知します。
数センチ以上の大きならせんは、体の正中線上に現れることが多く、
1~2センチ程度の微小ならせんは、体の至るところで発生するように感じます。
一体、何が回っているのでしょう?・・
血管でしょうか、神経でしょうか、何かの組織でしょうか。
体は電気を通す伝導体なので、電磁気的な何かが変化するのでしょうか?
Miz はいつも考えるのですが、突き止めることが出来ません。
何が回るのか、Miz は知りたい。
何が回っているのか分からないって、不気味ですよね。
しかし長年の経験で、このらせんが現れると、
お客様の体に、良い変化が現れることを知っているので、
Miz はむしろ、らせん現象の出現を歓迎しています。
-----Tさんの症例をご紹介しましょう-------
Tさんは、仰向けに寝ると、
お腹に弾力性がなく、ペションと凹んだ感じで、平手で押すと沈みます。
腹の皮膚や筋肉がターゲットの場合は、腹に直接手を当てて整体作業をしますが、
Tさんの場合はお腹の奥の方に問題(ターゲット)がありそうなので、
Miz の手は、やや浮かし気味になります。
腹の上の手には、しばらくの間、何の感触も伝わってきません。
が、やがて、何やら微小で細かな動きが発生。=点単位の動きです。
らせん現象は、その後に現れます。
・・・らせんは10秒で消滅するもの、1~2分続くもの、等。
続いての整体作業が終わって、、、、
Tさんのお腹を触ると、ペションとしていたお腹に、
弾力性が出ていました。平手で押すとはね返ってくる感じ・・。
~~腸が活性したのかな?って感じ・・。
Tさんのような症例は沢山あって、
特に、女性の生理の異常にはらせん現象の効果を感じます。
そして、その度に考えてしまうのです。
らせん現象の正体は、一体何かな?・・と。
・・・ま、正体は突き止められなくても、
Tさんがより健康になって喜んで下されば、それで良し、と。
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この自然界には、目には見えない回転の力が無数に働いています。
宇宙も回っているし、太陽系も回っている。
我々の住む地球も、東に向けて毎時1,674Kmの速さで回っている。
地球の自転で働くコリオリの力は、北半球では右回り、南半球では左回りです。
~~かつて、オーストラリア人が腰痛で整体に来たことがありました。
オーストラリアは日本とは逆回りのコリオリの力が働いています。
オーストラリア人の体には、日本人とは逆周りの力が隠れているかも
しれないと、興味深々でしたが、
彼の腰痛に関しては、日本人と何ら変わりがありませんでした、ね。
気圧は、高気圧は右回りの渦、低気圧は左回りの渦です。
~~低気圧が近づくと、体調を崩す人は結構多いですが、
~~「高気圧に弱い」という人もたまに居て、人はそれぞれですね。
台風は、もちろん、左回り。
巻き貝は、右巻きが多く、
つる植物は、右巻き左巻き、どちらもあり、だそうです。
DNAは、右らせん。二重螺旋構造。
コラーゲンは3重らせん構造。
たんぱく質やアミノ酸 は、左らせん。
核酸やブドウ糖は、右らせん。
医薬品のプレドニゾロンや酢酸ヒドロコルチゾン は、右らせん。
メントールや塩酸エキシドリンは左らせん。
自然界は様々に回転しているのだから、
体の中に回転する動きが認められても、何ら不思議ではないのだけれど・・。
「体内現象=らせん」の話、ひとまず終わります。
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