みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

H君の足の指の痛み / ”痛み” を分析してみよう

2014-04-02 | 体は不思議

Miz整体の、20年前の症例をお話します。

当時のMiz は、自分の整体法に自信が持てずにいたのですが、

整体テクニックによって即座に現れた効果を見て、Miz は

”体には、電気的なシステムが存在すること” を実感したのでした。

 

この症例は、イラストで説明すると分かりやすいかな、と思い、

四苦八苦して、下のような説明イラスト(モデル図)を作りました。

     

イラストを見ていただきながら、

今から20年前の H君の症例を説明したいと思います。

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


H君が道路でけつまずいて、転んだのは、1993年の9月。

その後、1 右足の人差し指が痛くなり、

             2 膝も痛くなってきて、病院へ。

・・しかし、病院の検査では「骨に異常なし」との診断でした。

「骨には異常なし」----- では、何に異常があったのでしょう?

 

H君は、翌年の3月に、Miz 整体室に来室しました。

「左の人差し指が痛くて、歩けない」とH君(当時13歳)は訴えます。

←モデル図です

オモシロイことが分りました。H君が言うことには、

1「裸足で歩けば、指は痛くない」

2「靴を履いて歩くと、指に痛みが走る」

・・・だから、学校へはブカブカの靴を履いて行くのだそうです。

 

「靴を履くと痛いのは、足の背側(爪の側)が損傷しているせいか?」

とMiz は考えました。

そこで、H君に椅子に座っていただき、

足を宙ぶらりんにした状態で、

H君の足の人差し指を上から押してみました。「痛くない」と言います。

人差し指を下から押してみましたが、「痛くない」と言います。

しかしながら、

指を上と下から同時に押すと、「痛いッ !」と声を上げるH君。

これを図示すると、下図の通りです。

 

  ・足の指を「上から押しても痛くない」

    「下から押しても痛くない」

  ・しかし、「上と下から同時に押すと痛い」という痛みの反応。

この痛みの症状には、どのようなメカニズムが働いているのでしょう?

そして、どうすれば治るのでしょうか・・?

--------つづきは、次回に-----------

 


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