皆さんは日常、10本の指をまんべんなく使っていますか?
おそらく、薬指・小指はあまり使っていないんじゃないかな。
~~薬指・小指を使わない手は、手形が親指偏重の形になりますね。
そもそも・・、手の骨格形というのは、
中指を中心にして左右のバランスがとられているようです。
しかし、
指・手首・肘・肩の症状を訴えるお客様の手を見ると、
手の中心ライン(正中線)に強い変位が見られます。
親指・人差し指で作業をしすぎると、手首が内側に回旋してしまい、
そのため様々な症状が現れてきます。
~~例えば・・の写真です。
Miz 整体では、「体の正中バランスを整える」ことが一つの目標になっています。なので、
お客様の 指・手首・肘・肩の症状についても、局所のみを注視せず、身体の正中バランスを整えるという視点から、手に関連する体幹や腰への施術をするのが通常です。
~その施術は、「手指の変形を正す」ことが目的の施術ではないのですが、結果として、手指の変形がかなり修整されるので、「体は四肢まで全部つながっている」ことを実感するのです。
この逆の場合もあって、
五十肩というのも、肩の変形をたどっていくと、手首や指使いに因る変形とリンクしていて、肘や手首や指への施術が必要になったりします。
また、例えば、下のような事例もあります。
手の変形は、親指に力を入れない作業でも現れます。
台所での包丁の使い方、PCのマウス操作、スマホの支え方・・etc.
手首の角度、肘の角度が、手指の正中ラインを変化させるんですね。
前のブログで紹介した「手合わせ運動」は、親指優先の手の変位を修正する運動ですが、最近少々進化しました。いずれまた、ご紹介します。
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ところで、Miz 整体では、
手技にごだわっているので、手を酷使していす。
手使いでは、「正中線」に意識を置いているので、出来る限り小指ラインを意識してバランスよく指を使うように心がけていますが、
ちょっとでも油断して手技をすると、指痛、手首痛、肘痛、肩こり・・。
・・手技にはかなり気を使っているのですが・・、
残念ながら、白魚のような美しい手にはほど遠く、
10 本の指は図太くて、ところどころ変形が見られます。
(写真はご容赦ください。・・お恥ずかしい)
~~この手が、いつまでお利口さんでいてくれるでしょうか。
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