「英国王のスピーチ」
-----いい映画でした。
ジョージ6世の最後のスピーチの場面では、友人ともども泣いてしまいました。
物語はイギリスのエリザベス女王の父、ジョージ6世の実話。吃音障害があるためスピーチが苦手なジョージ6世が、言語療法士の助けを借りて障害を克服する話でした。ドイツナチスへの宣戦布告では、どもりを抑えた重厚なスピーチが、かえって英国民の心を打ったのです。
吃音には二つの要因があって、
一つは、心理的な要因。
もう一つは、顎関節周りの、骨格的な要因。
映画では、心理的な要因の克服が主なテーマでしたが、
骨格改善のための運動療法もチラリと見せてくれました。
------顔を左右に震わせて、下顎をゆるめる運動だとか、
-----床の上をごろごろ転がる運動だとか・・。
「うん、なるほど、なるほど・・。
でも、私だったら、もっと効果的に治せるんだけどなぁ」
って思いながら見てましたよ。
~~私だったら~~、
1首周りの頚椎の角度を治す。
2顎関節の不具合、特に下顎の角度や萎縮部をゆるめる。
3咬み合わせを修正する。
4舌の硬縮を修正する。
~~が、修正ポイントか、な。
(ジョージ6世が吃音に気づいたのは、4~5歳頃とか・・。とすると、吃音は出産時の問題と関わっていることが予想されます。また、国王は直立不動型の姿勢をとる方らしいので、骨格全体が硬くアソビが少ない体型と考えられます。・・治療には時間がかかることでしょう、ね・・・)
ジョージ6世の吃音障害の心理的な要因には、
王室内の奥深い事情も絡んでいて、
この映画では、王室という特殊性との葛藤もよく描かれていましたよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます