先週、
かなり太めの30代と、40代のお母さまが来室しました。
お二人に、「鼻吸口呼テクニック」を行いましたら、
「うれしいッ!!。こんなにお腹が凹んでるッ!!」
って、大喜びされちゃった・・・。
お二人に喜ばれた「鼻吸口呼テクニック」。
皆さんでも真似出来ると思うので、お教えしますね。
この手法は、空気太り=ぷくぷく・やわらか腹太り=に効果があります。
固太り(堅太り)には、残念ですが、あまり効果はないかも・・。
テクニックの説明をする前に、下の写真から、
腹太り(空気太り、ぷくぷく太り)型の肥満というのは、
骨格的には、どのような特徴があるかイメージして下さい。
スリム型 腹太り型
腹太り型は、各肋骨間が狭く、幅広になっているのがお分かりでしょうか。
なお、Miz が作った動画 ↓ も、参考にしてください・・。
肥満のデザイン:肋骨編 肥満のデザイン:呼吸編
では、「鼻吸口呼のテクニック」です。
1 仰向け(上向き)に寝ます。
2 鼻から息を吸い、口から息を吐きます。
吐く息は、できるだけ遠くに、天井に向かって吐いて下さい。
<胸部への鼻吸口呼のテクニック>
3 右手と左手を、胸のみぞおち部の左右(下位肋骨)に、
ピッタリとくっつけて置きます。
4 口から息を吐く時は、肋骨がやや縮小しますね。
このとき、両手を肋骨の縮小に合わせて抑えます。
5 鼻から息を吸う時、肋骨は広がろうとします。
このとき、両手には、肋骨が広がらない程度の力を入れて抑えます。
抑える力が強すぎるのは厳禁。健康に不適当です。
下方(腹下)に伸ばすようにして抑えるのが、テクニックのコツです。
6 4と5の動作を、数回、繰り返します。
4と5の動作は、肋骨間隙が狭く、巾広がりになっている肥満型の肋骨を、縦型に伸ばそうという意図があります。このイメージを描くことが大切です。
<腹部への鼻吸口呼のテクニック>
7 次は、両手を肋骨から腹部に移動します。
8 鼻から息を吸うと、お腹が膨らみます。
両手の平を、ピッタリと腹にくっつけて下さい。
9 口から息を吐く時は、お腹がやや凹みます。
吐くときの凹む動きに合わせながら、腹を両手で抑えます。
このテクニックの最大のコツは、
吸った息が、腹→胸→喉 を通って、口から外に出ていく様子。
そのイメージをしっかり脳裡に描いて、両手を動かすことです。
膨れた腹風船を圧して、空気を口から押し出すイメージかな。
なので、両手の力の方向は、腹の中央やや上方、になります。
★注意;両手の力の方向が、腹の内方に向かってはいけません。
10 8と9の動作を、ゆっくりと5~10回、行なって下さい。
特に、お腹がぼよんと膨らんでいる部位については、ていねいに行なって下さい。
~~~~~以上が「鼻吸口呼のテクニック」です。~~~~
テクニックというのは、コツを会得するまでに時間がかかります。
最初からうまく出来て、「お腹が凹んだ!」なんて、たぶん無理かもね。
何度かトライしていると、コツが分かってきます。
Miz だって、どんなに時間をかけてここまで来たか、ですもの・・。
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