みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

肥満<腹太り>の治し方 = 鼻吸口呼のテクニック

2012-05-29 | 美容・系

先週、

かなり太めの30代と、40代のお母さまが来室しました。

お二人に、「鼻吸口呼テクニック」を行いましたら、

「うれしいッ!!。こんなにお腹が凹んでるッ!!」

って、大喜びされちゃった・・・。

 

お二人に喜ばれた「鼻吸口呼テクニック」。

皆さんでも真似出来ると思うので、お教えしますね。

この手法は、空気太り=ぷくぷく・やわらか腹太り=に効果があります。

固太り(堅太り)には、残念ですが、あまり効果はないかも・・。

 

テクニックの説明をする前に、下の写真から、

腹太り(空気太り、ぷくぷく太り)型の肥満というのは、

骨格的には、どのような特徴があるかイメージして下さい。

スリム型 腹太り型

腹太り型は、各肋骨間が狭く、幅広になっているのがお分かりでしょうか。

 

なお、Miz が作った動画   も、参考にしてください・・。

  

   肥満のデザイン:肋骨編       肥満のデザイン:呼吸編

 

  

では、「鼻吸口呼のテクニック」です。

1 仰向け(上向き)に寝ます。

2 鼻から息を吸い、口から息を吐きます。

  吐く息は、できるだけ遠くに、天井に向かって吐いて下さい。

<胸部への鼻吸口呼のテクニック>

3 右手と左手を、胸のみぞおち部の左右(下位肋骨)に、

  ピッタリとくっつけて置きます。

4 口から息を吐く時は、肋骨がやや縮小しますね。

  このとき、両手を肋骨の縮小に合わせて抑えます。

5 鼻から息を吸う時、肋骨は広がろうとします。

  このとき、両手には、肋骨が広がらない程度の力を入れて抑えます。

  抑える力が強すぎるのは厳禁。健康に不適当です。

  下方(腹下)に伸ばすようにして抑えるのが、テクニックのコツです。

6 4と5の動作を、数回、繰り返します。

  4と5の動作は、肋骨間隙が狭く、巾広がりになっている肥満型の肋骨を、縦型に伸ばそうという意図があります。このイメージを描くことが大切です。

 

<腹部への鼻吸口呼のテクニック>

7 次は、両手を肋骨から腹部に移動します。

8 鼻から息を吸うと、お腹が膨らみます。

  両手の平を、ピッタリと腹にくっつけて下さい。

9 口から息を吐く時は、お腹がやや凹みます。

  吐くときの凹む動きに合わせながら、腹を両手で抑えます。

このテクニックの最大のコツは、

  吸った息が、腹→胸→喉 を通って、口から外に出ていく様子。

  そのイメージをしっかり脳裡に描いて、両手を動かすことです。

  膨れた腹風船を圧して、空気を口から押し出すイメージかな。

  なので、両手の力の方向は、腹の中央やや上方、になります。

  ★注意;両手の力の方向が、腹の内方に向かってはいけません。

10   8と9の動作を、ゆっくりと5~10回、行なって下さい。

  特に、お腹がぼよんと膨らんでいる部位については、ていねいに行なって下さい。

 

~~~~~以上が「鼻吸口呼のテクニック」です。~~~~

 

テクニックというのは、コツを会得するまでに時間がかかります。

最初からうまく出来て、「お腹が凹んだ!」なんて、たぶん無理かもね。

何度かトライしていると、コツが分かってきます。

Miz だって、どんなに時間をかけてここまで来たか、ですもの・・。  



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