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「足の爪が食い込んで痛い」の話題に入ります
話がやや脇道にそれますが・・、
錦織 圭さんが右足の親指に痛みを感じたのは、今年の2月頃からだそうで、
右足の拇指球に膿疱というのが溜まっていて、
8月4日に、膿疱を取り除く手術をしたとのこと。
----その3週間後に、、、、全米オープンテニスであの快挙。
~~ジョコビッチ選手とのラリー。大迫力でした ねー。
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錦織圭さんの場合は、右足の拇指球にできた膿疱の痛みでしたが、
Mさんの場合は、右足の爪の痛み、の訴えです。
今回のMさんの痛みは、今年3月のアクシデントに始まります。
① Mさんは、机を持ち上げようとした時、
机の上の天板が落ちて、右足の親指を直撃。
親指の小さな骨を骨折しました。
(この話は「足の親指を骨折しました」(3/16) ブログに書きました)
② その後、骨折した親指の爪に異変が現れ、
爪の中央から先が、剥がれて落ちてしまいました。
爪の甲は剥がれ落ちましたが、爪と皮膚の間にある 爪床(そうしょう)という組織は残っていて、
Mizが爪床に触れてみると、やわらかい硬さ(弾力性)がありましたね。
③ 今のMさんの症状はと言うと・・、
伸びてきた爪が、指の皮膚に食い込んできて、
「歩くと痛い。~~ 親指に体重がかかると、痛い」という訴えでした。
ずっと親指を浮かして歩いているので、「腰も痛くなった」そうです。
~~爪の下の皮膚から、血が滲んでいました。
「さあて、どうしたものか・・」
爪が食い込んで傷んだ皮膚を治療する仕事は、Miz のテリトリー外です。
Miz のテリトリーは、爪が皮膚に食い込むまないようにすること。
Mさんの親指をよく見ると、
血が滲んでいるのは、親指の内側です。(写真を拡大すると分かります)
これは、Mさんが歩いたり立ったりしている時、
親指の内側、下方向に爪の力がかかっている証拠と思われます。
~~そのモデル図を、描いてみました。
では、親指の爪が食い込まないようにする方策ですが、
1重心(体の重み)が、親指の爪先にかからないようにする。
=重心の位置を、かかとの方に移動する。
2親指の変形を修整する
=親指の内側に強くかかる力を、指の中央にかかるように施術する。
という1,2の方策が有効でしょう。
Mさんの場合、1の「かかと方へ重心を移動する」については、半伏臥運動という運動法で改善しました。
しかし問題は、2の変形した親指の改善です。
親指の傾きは、他の4本の指との相互問題があり、かかとや足首との関節の問題があるので、これらも含めて施術しなければなりません。
また、調べてみると、爪そのものの方向性が歪んでいるのです。
(爪に関心のある方は、『新・美爪通信」をご参照下さい)
硬い爪の方向性を変えるのはタイヘンで、途中でギブアップしました。
施術時間が切れたので、
「パーフェクトには行きませんで、申し訳ありません」
と言いながら、Mizは作業を終了しましたが、、
Mさん、立ち上がって、歩いてみたりして、
「あ、でも、親指に食い込む感じがなくなりましたよ」
とフォローして下さいました。
ありがとうございます。
~~次の整体予約日まで、今の歩き方が続くといいけれど・・。
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