しろの日（4月6日）

四(し)六(ろ)で「しろ」の語呂合せ。

兵庫県姫路市が1991年に、姫路城を中心とした市の復興の為に制定。

姫路城は、池田輝政らが城を拡張し、現在の形になったのは1619年。

五層六階の大天守と三つの小天守とがあり、その形から白鷺城とも呼ばれる。

1912年に国宝に、1993年に世界文化遺産に指定された。

2007年以降、姫路市における城の日は、姫路城が世界遺産に登録された「12月11日」に変更されている。

4月6日の出来事：「 日本のマザー・テレサ 」

1968年：宮城まり子さんが、養護施設「ねむの木学園」を開く。

この「ねむの木学園」は日本で最初の肢体不自由児のための養護施設。
肢体不自由児(身体障害者)・孤児・拒食症(精神疾患者)などの救済・支援を行う。

宮城まり子さんが、様々な苦労の末に設立した。1973年、吉川英治文化賞を受賞。
「やさしくね やさしくね やさしいことはつよいのよ」という言葉の下、すべての人、すべてのものに対して常に慈しみの心を注ぐことが、人間として本来の強さであるという理念をもって、たくさんの応援団の方に支えられながら、ねむの木学園も歩んできている。

4月6日生まれの「 札幌の恋人 」

1953年：ジャネット・リン（米：フィギュアスケート）

1972年、18歳の時に札幌オリンピックに出場。

夢中になってみた札幌オリンピック。日の丸飛行隊とともに強く刻まれた。遠い目の f-o-q

フリーではシットスピンで転倒、尻もちをつく失敗があったものの、その美しい演技は芸術点で満点が出るなど高得点を獲得し、銅メダルを獲得。

演技中、着氷に失敗したにもかかわらず終始笑顔で滑っていたことは、全世界で大絶賛された。そのときの髪はヴィダル・サスーンがカットしたもの。

その愛くるしい笑顔から「銀盤の妖精」と呼ばれ、日本中で大人気に。カルピスのCMにも出演。選手村の自室の壁に「Peace & Love」と書き残して日本を離れた。

ファンの一人であった歌手の竹内まりやは留学時、ホームステイ先の主人のはからいでジャネットの自宅に招待された。

4月6日の誕生花：「 福寿草：永久の幸福 」

福寿草は春一番新年を祝う花として喜ばれ、別名ガンジツソウ(元日草)。
福を招く、縁起の良い花として喜ばれ、福寿草の名がついた。

ただし、自然開花は２～４月頃、冬の厳しい寒さが少しやわらぐ頃、黄色の花びらを開きだす。
柔らかな日差しを浴びて黄金色に輝き、見た者に春の到来を感じさせてくれる。

では　f-o-q