こんにちは、ファーティマ松本です。
預言者ムーサさんは、ユダヤ人達が約束のカナンの地に入る事を拒んだため、
ご自身もその地に足を踏み入れることができなくなってしまいました。
そして残念なことに、彼は
祖国の地に入ってみたいという願いが叶うことなく、お亡くなりになってしまったのでした。
では、ムーサさんの後を継いで、ユダヤの民を率いたのは誰でしょうか。
<今回は、ユダヤ系預言者のバトンタッチが行われた話です。>
ムーサさんの後を引き継いたのは、ユシャーと呼ばれる預言者さんです。
彼はムーサさんの側にいた勇敢な若者でした。
彼が新たなリーダーとして、ユダヤ人達を聖地へと連れて行きます。
ちなみに、、、、
この地球というのは、神様がお創りになったもので、神様の所有物です。
私達も、一応、自分の家という物を所有していますよね。
では、その家の中にあるお部屋って、全部が全部、同じ格付けでしょうか。
違いますよね。
例えば、家の中で一番素敵でいつも片付いている部屋っていうのは、客間だと思います。
客間とお手洗いとでは、ちょっとレベルが違うような、、感じですよね。
客間にお客さんをお通しするというのは、そのお客さんに対しての尊敬などを表す事ができますけども、お手洗いに通してはムッとされること確実です。
(まあ、実際お手洗いのほうが必要性は高いですが、、)
そして、この地球も同じで、
やはり、他の場所とは格が違う、という場所があるのです。
例えば、メッカやメディーナなどがそうですね。
その二都市で行う礼拝は、他の場所で行う礼拝よりも、もっと善行ポイントが高くなったりします。
そして、もちろんエルサレムもまた、そのような格式高い場所の一つなのです。
そのような、まあ聖地と呼ばれる場所というのは、神様の規律を守る人がいるべき所なわけです。
実際、メッカはイスラム教徒以外は入れませんし、メディーナもちょっと前まではそうでした。
(今は非イスラム教徒の観光客も入れるようになって、びっくりです。)
そして、あの約束のカナンの地にユダヤ人が入れなかった理由が、まさにそれだったのです。
ユダヤ人は、かなり長い期間、エジプトで奴隷として暮らしていました。
そして、その間、エジプト人の思考を真似、偶像を崇拝するようにまでなっていたのです。
そのため、純粋なる唯一神教の教えから遠く離れていたわけです。
そのような人達は、聖地エルサレムに入るべき人達ではありませんでした。
そのため、神様は彼らを40年もの間、地上を彷徨わせたのです。
40年もあれば、世代が交代します。
偶像を崇拝していたような人達は亡くなり、新しい人達に取って変わったわけです。
もちろん、その間、預言者ムーサさんは近くにいて正しい道を示していらっしゃいました。
このようにして、やっと彼らユダヤ人は、カナンの地に入る用意が出来たのでした。
このことから分かるのは、
「あなた達は、ユダヤ人だから、、はい、エルサレムどうぞ」
ってことにはならないということです。
どんな系列の家系に産まれようと、どれだけ素晴らしい預言者さん達が祖先にいようと、
そーんなことは全く関係がないわけです。
神様が定めた聖なる地に住めるのは、純粋に唯一の神を崇拝し、その神様が定めた規律に則って生活を送る人達だけです。
それを考えると、今、現在のエルサレムを含むパレスチナの地に、誰が住んで、誰が住むべきではないかが分かると思います。
ムーサさんやユシャーさんの時代、聖地であるエルサレム周辺(カナンの地)には、
神様の規律を守る人は住んでいませんでした。
もしかしたら、古代エジプト人のように偶像を崇拝しているような人達がたくさんいたかもしれません。
しかしその地は、神様を信じ、愛し、そして畏れる人が住むべき所なのです。
ということで、ユシャーさんは、ユダヤ人と共にカナンの城壁都市エリコを攻略することにしました。
戦いは続きました。
後もう少しで決着がつくという時、太陽が沈み初めてしまったそうです。
その日は、金曜日。
太陽が沈んでしまうと、そこで日付が変わり、土曜日になってしまいます。
(これは、現在のイスラム歴も同様で、日が沈んだ時が日付が変わる瞬間です)
土曜日というのは、神様がユダヤ人にのみ、お与えになった律法。
安息日です。
安息日になってしまっては、彼らユダヤ人は何もすることができません。
そのため、ユシャーさんは、神様に太陽を沈ませないようにお祈りをしました。
そして、もちろん、神様はその祈りに答えられ、
戦いが終わるまでは、太陽を沈ませなかったそうです。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)によると、
「太陽は、ユシャーがベイト・アル=マクディス(エルサレム)へ進軍していた時を除いて、
誰のためにも止められたことはなかった。」
太陽が沈まなかったおかげで、彼らは戦いに勝ち、
とうとう憧れのその地に足を踏み入れる事ができるようになりました。
ところが、、、
またまた、彼らはやらかしてしまうのでした!!
ユダヤ人の歴史は波乱に満ちています。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
===================================
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生きる意味を見失い、暗闇の中を彷徨っていた樹里。
同棲相手との暴力的な関係、妊娠、そして心に残る深い傷…。
そんな彼女の前に現れたのは、サウジアラビアから来た研修生、アハメッド。
彼の話すイスラム教の教えや価値観に触れた樹里は、
「幸せ」「成功」「愛」「お金」といった、当たり前だと思っていた価値観が揺さぶられていく。
アハメッドとの交流を通じて見えてきた、新しい人生の視点とは?
暗闇から抜け出し、心に光を灯すヒントはどこにあるのか?
この物語は、傷ついた心を抱えるすべての人に贈る再生の物語。
「本当の幸せ」を見つけたいと思っているあなたへ。
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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
預言者ムーサさんは、ユダヤ人達が約束のカナンの地に入る事を拒んだため、
ご自身もその地に足を踏み入れることができなくなってしまいました。
そして残念なことに、彼は
祖国の地に入ってみたいという願いが叶うことなく、お亡くなりになってしまったのでした。
では、ムーサさんの後を継いで、ユダヤの民を率いたのは誰でしょうか。
<今回は、ユダヤ系預言者のバトンタッチが行われた話です。>
ムーサさんの後を引き継いたのは、ユシャーと呼ばれる預言者さんです。
彼はムーサさんの側にいた勇敢な若者でした。
彼が新たなリーダーとして、ユダヤ人達を聖地へと連れて行きます。
ちなみに、、、、
この地球というのは、神様がお創りになったもので、神様の所有物です。
私達も、一応、自分の家という物を所有していますよね。
では、その家の中にあるお部屋って、全部が全部、同じ格付けでしょうか。
違いますよね。
例えば、家の中で一番素敵でいつも片付いている部屋っていうのは、客間だと思います。
客間とお手洗いとでは、ちょっとレベルが違うような、、感じですよね。
客間にお客さんをお通しするというのは、そのお客さんに対しての尊敬などを表す事ができますけども、お手洗いに通してはムッとされること確実です。
(まあ、実際お手洗いのほうが必要性は高いですが、、)
そして、この地球も同じで、
やはり、他の場所とは格が違う、という場所があるのです。
例えば、メッカやメディーナなどがそうですね。
その二都市で行う礼拝は、他の場所で行う礼拝よりも、もっと善行ポイントが高くなったりします。
そして、もちろんエルサレムもまた、そのような格式高い場所の一つなのです。
そのような、まあ聖地と呼ばれる場所というのは、神様の規律を守る人がいるべき所なわけです。
実際、メッカはイスラム教徒以外は入れませんし、メディーナもちょっと前まではそうでした。
(今は非イスラム教徒の観光客も入れるようになって、びっくりです。)
そして、あの約束のカナンの地にユダヤ人が入れなかった理由が、まさにそれだったのです。
ユダヤ人は、かなり長い期間、エジプトで奴隷として暮らしていました。
そして、その間、エジプト人の思考を真似、偶像を崇拝するようにまでなっていたのです。
そのため、純粋なる唯一神教の教えから遠く離れていたわけです。
そのような人達は、聖地エルサレムに入るべき人達ではありませんでした。
そのため、神様は彼らを40年もの間、地上を彷徨わせたのです。
40年もあれば、世代が交代します。
偶像を崇拝していたような人達は亡くなり、新しい人達に取って変わったわけです。
もちろん、その間、預言者ムーサさんは近くにいて正しい道を示していらっしゃいました。
このようにして、やっと彼らユダヤ人は、カナンの地に入る用意が出来たのでした。
このことから分かるのは、
「あなた達は、ユダヤ人だから、、はい、エルサレムどうぞ」
ってことにはならないということです。
どんな系列の家系に産まれようと、どれだけ素晴らしい預言者さん達が祖先にいようと、
そーんなことは全く関係がないわけです。
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それを考えると、今、現在のエルサレムを含むパレスチナの地に、誰が住んで、誰が住むべきではないかが分かると思います。
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そして来世では、天国に入って
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方法はとてもシンプルです。
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