こんにちは、ファーティマ松本です。
前回はエジプトから逃げて来たユダヤ人達に、神様が必要な物を与えたお話をしました。
今回は、その後に起きた一大事件をご紹介しようと思いましたが、、、、、
その前にユダヤ人達の当時のメンタリティーについて、考えてみたいと思います。
彼らユダヤ人というのは、イブラヒームさんの息子であるイスハークの子孫です。
イスハークさんがユダヤの始祖でしたね。
イスハークの息子さんはヤーコーブ(別名: イスラエル)
その息子はユーセフさん。
彼らの祖先は、この様な立派な預言者さん達でした。
もちろん、この預言者さんたちは、ちゃーんと自分の子供達や周りの人達に、唯一の神を拝むことを伝えていました。
例えば、ヤーコーブさんの御臨終の際のお言葉を見てみましょう。
彼は子供達に
「私が死んだ後、お前たちは、何を拝むんだ?」と確かめた事がクルアーンには書かれてあります。
「『わたしが死んだ後、あなたたちは何を崇めるのか。』
彼らは言った。
『わたしたちは、あなたの神、
そしてあなたの祖先であるイブラーヒーム、イスマーイール、イスハークの神である
唯一の神を崇めます。そしてわたしたちは、かれに服従します。』」
<クルアーン 2:133>
12人の息子たちは、ちゃんと唯一の神だけを拝む、と答えています。
つまり、ちゃんと教えは継続されていた訳です。
この教えを<唯一の神様を拝める>ということで、唯一信教としましょう。
しかし時が経ち、ユダヤの人々は奴隷として、エジプト人達と長い間一緒に暮らしました。
当時のエジプト人は、偶像崇拝者でした。
また、ただ単に偶像崇拝者だけでなく、多神教徒でもありました。
いろいろな神様がいて、いろいろな偶像を拝みながら暮らしていました。
そしてそんな彼らエジプト人は、地球上で力を得、富を蓄積させていたのです。
一方、唯一の神だけを拝めるべきユダヤ人は、奴隷であり、エジプト人の下に置かれていたわけです。
いつの時代でも、下の立場にいる人達がやりがちな事って何でしょう?
多分、羨ましいなあ、、と思うことではないでしょうか。
羨ましい、と思いながら、あんな風になりたいと憧れるようにもなり、そして
そのうちに彼らのやることを真似るようになって行くのです。
私も若い頃は、アメリカに憧れ、アメリカに行って、
そして、、、アメリカ人みたいなことをやって喜んでいました。
(今思うと、ドン引き)
それと同じ様な感じです。
ユダヤ人達は、すっかり偶像を拝むということに対し、寛容になっていました。
寛容と言うか、できたらやりたいくらいの感覚であったと思います。
その証拠に、紅海を渡って現在のサウジ側にたどり着いた際、
偶像を崇拝している人達を見た彼らは、ムーサに私達にもああいうのを作ってくれとお願いをしましたね。
この事から分かるように、
当時のユダヤ人は、かなり唯一信教から離れていたようです。
そんな彼らを、正しい唯一信教に戻さなければならないのですから、
これからのムーサさん(平安あれ)のお仕事が、容易い物でないのが
想像できます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
ユーチューブやっています。登録していただけると嬉しいです!
https://www.youtube.com/@Kamisama-sekaishi
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『神様に一番近い人の頭の中身』
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生きる意味を見失い、暗闇の中を彷徨っていた樹里。
同棲相手との暴力的な関係、妊娠、そして心に残る深い傷…。
そんな彼女の前に現れたのは、サウジアラビアから来た研修生、アハメッド。
彼の話すイスラム教の教えや価値観に触れた樹里は、
「幸せ」「成功」「愛」「お金」といった、当たり前だと思っていた価値観が揺さぶられていく。
アハメッドとの交流を通じて見えてきた、新しい人生の視点とは?
暗闇から抜け出し、心に光を灯すヒントはどこにあるのか?
この物語は、傷ついた心を抱えるすべての人に贈る再生の物語。
「本当の幸せ」を見つけたいと思っているあなたへ。
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現世を穏やかに、そして来世で永遠の幸せを手に入れるために。
この本は、イスラムの教えに基づいた人生の処世術を探求します。
人生の目的とは何か?
この世で直面する困難に、どう立ち向かえばよいのか?
本当の幸せとは、どこにあるのか?
私たちは、ただ偶然に生まれたわけではありません。
全てに意味があり、あなたの人生にも明確な目的があります。
現世をどう歩むかは、来世の幸せと深くつながっています。
イスラム的な視点を知ることで、あなたの人生は新たな光に包まれるでしょう。
初めてイスラム教に触れる方にも、分かりやすくシンプルなガイド。
この本を通じて、神様に守られた平和な生き方と、天国への道筋を発見してください。
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つまり、ちゃんと教えは継続されていた訳です。
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また、ただ単に偶像崇拝者だけでなく、多神教徒でもありました。
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多分、羨ましいなあ、、と思うことではないでしょうか。
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