車、リムジンバス、モノレール、京急と羽田空港へのアクセスはいろいろある。そんな中、最近知ったのだけれど、徒歩や自転車でも空港へ入れることができるらしい。となれば、行ってみましょう、入りましょう、とさっそく自転車に乗り込む。
ただ、地図で見ると空港まではおよそ25kmほど。これっぱっかをそのまま行くんじゃつまらない。山手線の北部に住んでいる人間にはあまりなじみのない、東京東南部をポタリングしながら空港まで行こうではないか、と(決して道に迷った負け惜しみなどではない。まあ、そりゃ、迷った部分もあったけどさ)。
うちから後楽園、神保町、皇居を経て、東京駅へ。東京駅まで6km、20分足らず。ドア・トゥ・ドアで考えると自転車が最速。丸の内の日比谷通りをそのまま直進、三田で国道15号線(第一京浜国道、いわゆる一国だ)にぶつかる。一国を走りつつ、おっと気づく。結局、どこも見てないじゃないか、全然ポタリングじゃないじゃないか、だいたい時速30km以上で突き進んでいるし。
そんな反省をこめて、品川からはポタリングモード全開。間違って御殿山を駆け上がってしまうが、京急の踏切を通れば、山の上り下りしなくていいことにあとで気づいた。
ここから国道を離れ、旧東海道へ。
JRや京急品川駅の南に京急の北品川駅がある。
ちょっと考えると不思議なのだけれど、実は品川に鉄道を引く際、品川宿の人々が反対して、駅を作ることができなかったのだ。そこで仕方なく、品川ではなく、そこよりずっと北の高輪に品川駅を作ったのであった。もともとの品川は品川駅より京急で2駅南の新馬場あたりにあった。
この旧東海道はよほど栄えたのだろう。とにかく路地ごとに神社仏閣が立ち並んでいる。お寺の隣が3軒お寺なんてところもある。
目黒川にかかる橋。向こうの森が荏原神社。ここに恵比寿さんの像があるのだが、釣り竿にはちゃんと釣り糸が張ってある芸の細かさ。目黒川を眺めると、葉っぱが浮いていて、流れていない。いや、よく見ると、流れが逆流しているようにも見える。これはたぶん潮汐の影響を受けているんだろう。
この荏原神社と国道をはさんで並ぶ品川神社。どちらも祭神は牛頭天王。夏の祭では御輿を担いで海に入る。ぼくたち東京の人間からすると祇園祭っていうと山鉾巡行のイメージなのだが、祭祀としては、3つの御輿が水を浴びることの方が重要なのではないだろうか。このことについては、京都旅行11八坂神社2に以前書いたことがあった。この荏原神社も八坂神社から牛頭天王を勧請している。
ゆっくり見てみると、品川はなかなかおもしろい。次回は品川の刑場跡へ。
ただ、地図で見ると空港まではおよそ25kmほど。これっぱっかをそのまま行くんじゃつまらない。山手線の北部に住んでいる人間にはあまりなじみのない、東京東南部をポタリングしながら空港まで行こうではないか、と(決して道に迷った負け惜しみなどではない。まあ、そりゃ、迷った部分もあったけどさ)。
うちから後楽園、神保町、皇居を経て、東京駅へ。東京駅まで6km、20分足らず。ドア・トゥ・ドアで考えると自転車が最速。丸の内の日比谷通りをそのまま直進、三田で国道15号線(第一京浜国道、いわゆる一国だ)にぶつかる。一国を走りつつ、おっと気づく。結局、どこも見てないじゃないか、全然ポタリングじゃないじゃないか、だいたい時速30km以上で突き進んでいるし。
そんな反省をこめて、品川からはポタリングモード全開。間違って御殿山を駆け上がってしまうが、京急の踏切を通れば、山の上り下りしなくていいことにあとで気づいた。
ここから国道を離れ、旧東海道へ。
JRや京急品川駅の南に京急の北品川駅がある。
ちょっと考えると不思議なのだけれど、実は品川に鉄道を引く際、品川宿の人々が反対して、駅を作ることができなかったのだ。そこで仕方なく、品川ではなく、そこよりずっと北の高輪に品川駅を作ったのであった。もともとの品川は品川駅より京急で2駅南の新馬場あたりにあった。
この旧東海道はよほど栄えたのだろう。とにかく路地ごとに神社仏閣が立ち並んでいる。お寺の隣が3軒お寺なんてところもある。
目黒川にかかる橋。向こうの森が荏原神社。ここに恵比寿さんの像があるのだが、釣り竿にはちゃんと釣り糸が張ってある芸の細かさ。目黒川を眺めると、葉っぱが浮いていて、流れていない。いや、よく見ると、流れが逆流しているようにも見える。これはたぶん潮汐の影響を受けているんだろう。
この荏原神社と国道をはさんで並ぶ品川神社。どちらも祭神は牛頭天王。夏の祭では御輿を担いで海に入る。ぼくたち東京の人間からすると祇園祭っていうと山鉾巡行のイメージなのだが、祭祀としては、3つの御輿が水を浴びることの方が重要なのではないだろうか。このことについては、京都旅行11八坂神社2に以前書いたことがあった。この荏原神社も八坂神社から牛頭天王を勧請している。
ゆっくり見てみると、品川はなかなかおもしろい。次回は品川の刑場跡へ。