E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

10月に読んだ本

2024-11-01 12:37:46 | book
はやいもんですね、もう11月、今年もあと2ヶ月ですよ。
ヒェーーー(^^;
コワッ。


さて、早速、今年39冊目は、石牟礼道子「苦海浄土-わが水俣病」


熊本は水俣市の水俣病を取り上げた小説。
小説ではありますが、同じ九州に暮らす者として、読んで考えないとと思い手にとりました。
聞き書きのようですが、実際には聞き書きではないしルポルタージュでもないとのこと。
しかし、方言で語られる患者の思いは・・・・泣けます。
思い出しただけで涙が溢れます。
今年のあの環境省の不誠実さ・・・・・腹が立って仕方ありません。
早く全員救済して欲しいものです。


今年40冊目は、横山秀夫「影踏み」


家に侵入し盗みを働く「ノビ師」となった男の物語。
火事により両親、双子の弟を亡くし、その亡くなった弟が語りかける声と一緒に盗みや諸問題?を推理し解決していく。
最後には、どうして弟が焼死しなければならなかったのか、その理由が語られます。
短編の連作。




41冊目は、森村誠一「悪魔の飽食」
 
 
第二次世界大戦時中、満州に置かれた細菌戦部隊「731部隊」についての実録。
いや、途中で何度も読むのをやめようと思いました。
何かゲロでそう。(^^;
これを読むと中国人や韓国人の人達が、事あるごとに謝罪を求め、日本人に対する嫌悪を表にする、そう言う事が理解出来るような気がします。
氏は言っておられます。
「太平洋戦争は、日本にとって侵略戦争であった。(中略)侵略戦争であったにもかかわらず国民の間には、「ひどい目にあった」という被害の記憶や記録が圧倒的に多い。加害の記憶は風化されやすいし、また記録しがたいものである。」
全くその通りではないか、と思います。
3,000人もの生体実験。
中には健康な少年が麻酔を掛けられ、生きたまま五臓や脳を摘出され、空っぽに・・・・・。
それをやったのは軍人ではなく、軍属の学者や研究者。
日本人って、いや、人間って本当に残酷な生き物なんだと思い知らされました。
今も世界では侵略戦争・・・・やってますね。
ホント、バカ。


42冊目は、レイモンド・チャンドラー「高い窓」村上春樹訳

 
読んでて、何か懐かしい気持ちになりました。(^^;
チャンドラーは、二冊位しか読んだことないのに(笑)
やっぱり、原(尞)さんの沢崎とフィリップ・マーロウが被っちゃうからかな?
村上春樹も影響を受けているのがわかりますね。
おもしろいなー。
なかなか古本屋さんにないので、ちょっと探してみないといけませんな。


43冊目は、東野圭吾「沈黙のパレード」
 
 
これは、あの人・・・・だれだっけ・・・・・
長崎出身の・・・・・福山雅治だ。
あの人が主演した映画の原作ですね。
と言っても、映画は観たことありませんが。
容疑者Xの献身は観たかな・・・・TVで。
柴咲コウが好きなので(^^;
読んでて、どうしても福山さんや柴咲さんを想像してしまうっちゃんねぇ・・・・つまらん。(^^;


という事で、10月は5冊でした。

さて、次は何読もうかな・・・・・

そう言えば、今,読書週間だ。(^^;


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AZE0 リーフのあれこれ | トップ | 今年もこの季節が »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
病は冷えから (るぱんじい)
2024-11-04 21:12:21
読みかけのをやっと1冊読み終えて、在庫が無くなったのでブックオフに行ってきました。
お目当てのが無く、気になった探偵物の洋物を2冊仕入れてきました。
読んだ事ない作家なのに。しかも文庫本で720頁以上あるので年内に読み切れないかも(笑)。
誰が買ってきたのか健康物の気になる文庫本があったので、それと並行して読み出したのでなおさらです。
返信する
奇遇です (hotchocolate)
2024-11-05 12:43:41
>るぱんじい さんへ
>病は冷えから... への返信

私も昨日ブックオフ行きました。
やはり読みたい本は無くて(若しくは高くて)別の本を買ってきました。
3冊2作品。
1作品は、日本人作家さんで、(私も初めてその作家さんのを読む訳ですが)800頁あります。(^^;
面白いのか、退屈なのか・・・・・賭けです。(^^;
11月に読んだ本の中に出てくる・・・と思います。(笑)

涼しく(朝晩は寒く)なってきました。
体も心もあったかく行きましょう。(なんかサブッ(^^;)
るぱんじい さん、ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

book」カテゴリの最新記事