こんにちは!リハビリの中村です。
今日は深呼吸のお話です。
深呼吸の効果としてよく言われるのがリラックス効果です。その他、一時的に血圧や脈拍が上がった場合に対しても深呼吸をすると、それらが安定化するとされています。
理由としては、深呼吸をすると迷走神経が興奮して副交感神経活動が優位となるといわれています。副交感神経が優位となると、体はリラックスモードになります。また、深呼吸時に吸う時間より息を吐く時間を長くすることで,副交感神経をより高めるという報告もあります。
みなさんは深呼吸をするとき、どんなポーズで深呼吸をしていますか?利用者様の大半は、深呼吸をするときバンザイをします。
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「深呼吸をして」と言われたらバンザイをしてから手を横に下げる人が多いのですが、これは多分ラジオ体操の影響だと思います。
絶対にダメというわけではないのですが、個人的にはあまりお勧めしません。
なぜかというと、空気を取り込むと肺が膨らみますよね。肺は前方と側方に広がる性質があるのですが、バンザイをすることにより筋肉により肺が押さえつけられて、膨らみが妨げられます。
なので、深呼吸をする場合手はおなかの上だったり、側方に少し広げる程度がいいと考えます。
余談ですが、私は結婚式で新郎としてバージンロードを歩くとき、この上なく緊張していました。深呼吸のリラックス効果を知っていたので、これでもかと深呼吸をしていましたが、緊張が勝り真っ青な顔でバージンロードを歩いた結果、友人や親族に大笑いされました😂