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(トップ画像は信濃毎日新聞より転載しています)
おつかれさまです。そして遅ればせながら
2018年新年明けましておめでとうございます。
今期よりFC Nipponのボール係兼、
CEO(≒Chief Entertainment Officer)の役職を拝命しましたダイクです。
前シーズンよりも、確実にピッチ外でのプレゼンスが高まりつつあることに誇りと、
そしてわずかな危機感を感じつつあります。
そんな中、この年末は故郷は雪国長野にて出産立会の傍ら、
高校サッカー選手権をTVに齧りついて観ていました。
今年の代表校は過去96回の大会で例年ほぼ1回戦敗退の長野県勢において、
県史上初のベスト4進出を果たした上田西。
更に地元佐久市と同じ東信エリアということも相まって、感動もひとしおでした。
圧倒的な技術に勝る相手チームに対し、
(国見伝統を継承した)走力とフィジカルで徹底的にボールを弾き返す戦術を用い、
全国でも長野県が通用する術があることを見事に証明しました。
側から見ればお世辞にも面白いとは言えない試合運びでしたが、自チームの戦力を最大限に活用した戦術は、見習うところが多かったと思います。
さて、あまりのローカルネタで話が逸れましたが今年最初の戦評レポートに移ります。
試合開始直前、J-Asiaにて神々しさを纏い戻ってこられたカバキャップから突如として戦評レポートを任され、
ヤス監督からつい5分前にストップウォッチを渡されたのはそういう布石だったのかと察しました。
私としては今回のレポートは、高校サッカーに触発されたことも相まって、
ネタ重視よりも今後のチーム課題を明確化する目的で、試合内容に振り切って書きます。
備忘録となれば幸いです。
(単純に狙って書いてもこれまでのユキさん井谷編集長、タクヤ記者には及ばないのが本音です。)
2018年1月6日 後期リーグ開幕直前フレンドリーマッチ
v Vikings @Turf pitch 2
本日のテーマは、
「シンプルにワンタッチプレーで、前を向いている人にボールを渡しゲームを作る」
「守備プレスをスタートさせる位置はボランチとセンターバックの3人で判断する」
この2点を意識して試合に臨みました。
フォーメーション4-3-3
ファーストイレブン
GK コーイチ
DF ハセ カバ サカイ ナカタ
MF ムラキ カネ モッチー
FW カッキー ヤス コージ
※今回はトレーニングマッチのため、メンバー全員で写真撮っています
※※ここからはテキスト形式でレポートします。そして敬称省略してますご容赦下さい。
<前半>
4分 ペナルティエリア手前からカネのスルーパスにモッチーが抜け出し、本人がリスペクトする香川ばりのファーストタッチでボール収め、冷静にゴールに流し込む。1-0
9分 カネから楔の縦パスをヤスがフリックで左サイドにすらし、コージがスルーした先にフリーで待ち構えたカッキーがキーパーと1対1。あっさり決める。2-0
15分 相手のFKは大きくゴールの枠を越える
<前半序盤~中盤>
相手のビルドアップ精度がことごとく低いこともあり、相手陣内でのボール奪取に成功、何度かショートカウンターにつながる。
25分 またもショートカウンターから左サイド裏に抜けたコージが、飛び出してきたキーパーを交わし敵陣エリア深い位置へ侵入。クロスボールは無人のゴール前のヤスの元へ。楽勝ヘッドかと思いきや思った以上にジャンプ出来ずスルー。
30分 相手ゴールスローをムラキが胸トラップ。そのままGKの位置を確認しドライブ気味のミドルシュートは惜しくもゴールにならず。
32分 立て続けにムラキのドリブル突破から、右サイドにスルーパス。走り込んだカッキーのマイナス角度のクロスを、モッチーが合わせるも枠を捉えない。
35分 ナカタ右コーナーキック。低い弾道のクロスをペナルティエリア付近で待ち受けたカネのミドルシュート。惜しくもゴール左に逸れる。セットプレーのオプションとして効果的だった。
37分 右サイドハセのオーバーラップに合わせてムラキがスルーパス。ファーサイドのヤスへのクロスボールは相手と混戦の末ゴールへ押し込む。3-0
40分 Vikings決定機。センターバック甘めなマークから裏に抜け出したFWがコーイチと1対1。近距離からのシュートを冷静にはじき難を逃れる。
45分 コーイチ飛びだした後のパンチングが甘く、こぼれたボールを相手が先に触り失点。3-1
※この失点シーンはGK有責ではなく、その前の対応が悪かったという声が多かったですが記憶にありませんごめんなさい。
前半終了
ハーフタイム中に、失点シーンはキーパー飛び出す前の守備対応をもっと声がけすることで防げたとして意見共有。
<後半>
モッチー→ウッチー
コージ→ジェイソン
サカイ→ナマ
ヤス→ダイク
GKコーイチ
DFハセ カバ ナマ ダイク
MFムラキ カネ ウッチー
FW カッキー ナカタ ジェイソン
※ここから自身プレーに集中したため、記憶がおぼろげです。
iPhoneをコージさんにパス。残ってたメモ原文ままに載せます。
(後日談ではサカイさんヤス監督も協力してくれたとかしてないとか)
前半序盤に見られた連携プレーが減り、個人のドリブル突破などで打開するシーンが目立つようになった。
その結果、ボールロスト率が高まりかつポジションのバランスが整わない中で、間延びした中盤のスペースを使われ、相手に自陣までボールを運ばれる機会が増加した。
5分 ジェイソンシュート ゴール上に外れる
10分 相手フリーキック アーリークロスそのままそれてコーナー
11分 相手コーナー クリア
15分 ナカタ抜け出してシュート、ブロックされる
18分 コーナー、ナマ送別ゴール
(追記)キック前、中田からの「餞別として蹴るよー」からファーサイドにドンピシャ。利き足の頭で合わせる。4-1
20分 何もないところでカバのアゴが外れる
21分 内田のうっちゃりからミドルシュートは枠の外
25分 モッチーの持ち上がりからゴール前のウッチーへ。もたつきながらも最終的にシュートを決める。5-1
カッキー→コージ
ナカタ→ヤス
そのまま、攻めて攻められてのオープンな試合展開が続く。
(この辺りの記録がありませんでした。)
後半終了
<スコア>
1st 3-1
2nd 2-0
TOTAL5-1
得点(アシスト)
①モッチー(カネ)
②カッキー(ヤス)
③ヤス(ハセ)
④ナマ(CKナカタ)
⑤ウッチー(モッチー)
試合後、ヤス監督から
「年始明けで組織としても機能してないところもあれば、個人としても落ちているところもある。来週のSCC戦もあり、後半戦スタートダッシュするために個々で上げていきましょう」
上記コメントを、誰よりも痛感して聞いていました。
<個人的チーム総評>
今回はリーグ戦で対峙していたVikingsとはメンバーも違ったこともあり、相手プレスの寄せが甘く、中盤が比較的フリーでボールを受ける事が出来た。
そのため特に前半序盤は左右にボールを散らしサイドからも、また中央からも相手を崩し効果的にゴールへ結びつけることが出来た。ある程度今日のテーマを実行出来た時間帯があったと思う。
しかし体力の落ちてきた後半には相手へのプレッシャーが遅くなり、結果シュートまで持っていかれるシーンが多くあったのが改善点として挙げられる。これは前期シーズンでも同様ではあるものの....
今後についてはコスモリーグでフィジカルに勝る相手に対し、後ろからのコーチングを絶やさず50-50のボールにどれだけ競合いセカンドボールを奪うことが出来るか、
またそれが敵わなければ連動した早いプレスで相手を挟み込みミスを誘発出来るか、
その上で奪ったボールを出来うる限りの最短距離でゴールに結び付けることが出来るかが、
勝負を分けてくるのでは。
前期を振り返ると、我らがFC Nipponは13チーム中7位(5勝5敗2分勝点17)。
他チームと比較すると得点27(5位Aioliと同じ)に対し失点28(10位German21失点より多く、11位Hibs31失点に近い数字)の得失点差▲1。
これは前期SCC戦での大量失点の影響もありつつ、どの勝利も快勝したわけではなく僅差で競り勝ってきた結果の表われと見られる。
来週より後期シーズンが開幕します。そして初戦がSCC戦です。
ユニフォームも一新し(登録等間に合うのか定かではありませんが)、前期終盤での接戦を勝ちきって勝率5割に戻した流れに乗り、チーム一丸となって勝利を目指しましょう。
P.S.チームと双子ベビーも加わった3児の大黒柱ナマさんが、
今週より半年間の長期出張に飛び立たれました。
図らずも送別試合となったこの試合でも、1ゴールと存在感を示しチームを離れることになります。
戻ってきた時には容易にポジション復帰出来ないよう、チーム競争も激化させていきましょう☺
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