嫁や子供を持ちながらバイクに乗るということをとても考えてしまう時がある。
バイクでなくても例えばとてもギターが好きで音楽活動をしていた人が、
嫁を持ちそして子供ができたりしたら、スパッと音楽を止めて普通のサラーリマンになるなんて話もあると思う。
いわゆる日本の企業戦士サラリーマンは嫁と子供たちという大切なもののために日々戦っている人がほとんどかもしれない。
理不尽な会社や取引先のやり口にひたすら耐えてだ。
なのでサラリーマンの給料は我慢料とも言うのだろう。
そんな中でお父さんがバイクに乗るとはどういうことなのだろうと考えてしまう。
家族への裏切りか、あるいはガス抜きでありより家族を守れるようになるのか?
MOTOGPでもKCストーナー選手が引退した。
MOTOGPの政治やビジネスにうんざりしてバイクへの情熱を失ったというのが公式発表だが、
やはり実際は妻と娘を大切にしたいと気持ちがあるのでは?と考えてしまう。
あの加藤大治郎選手も娘が生まれて一週間後にサーキットで亡くなった・・・
レーサーなんてそんな職業だなんて言い方もあるかもしれないが、プロレーサーはあくまで仕事だ。人生ではない。
事故が怖いなら車やバイクに乗らなければいい。
生まれてこなければ死ぬことはないという論理だけど。
最近はますますおじさん・お父さんライダーが増えてきているが、ふとこんな事も考えてしまう・・・