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教育の未来を創るワークショップ2011 Springが代々木の国立青少年オリンピックセンターで行われました。
このイベントは、教育に携わるさまざまな立場の人々(マルチステイくホルダー)が一堂に会して、将来の教育について探っていき未来を出現させていこうというイベントです。私もスタッフの一員として、昨年の立ち上げ時から関わっています。
今回は、アダムカヘン氏などが開発したチェンジラボという手法を取り入れ、教育現場でおきていることに耳を傾け、深く感じ取ろうというところが目標でした。
10時にスタート。
すでに会場では、4人ユニットになった椅子になんとなく腰かけ、初めての人と自然に会話がスタートしています。
主催者の森田さん((株)イマココミライ代表)や熊平さん(日本教育大学院大学学長)から今回のワークショップの趣旨説明などがありました。今回は、U理論のUの谷を下る、すなわち、教育でいったい何がおきているのかを、自分の評価・判断をしないでまずは聴き感じるということが主題であることの説明がありました。
そして、次は約30分で、「聴くトレーニング」を実施。こちらのファシリテーターは私が担当しました。新米の新聞記者になったつもりで、相手からの話をひたすら聴く。ただし、本質を突いた質問も相手に必ずするという条件です。そして相手の話の要点を相手に伝えてフィードバックをもらうというワーク。これは学校でも使えそうです。
次に、はるのさんから、ニーズカードを使ったワーク。ここでは、今、自分が感じている大切な言葉をさまざまなニーズが書かれたカードを拾うことで再認識しようというもの。拾ったカードを選んだ理由などを近くの人と共有しました。
お昼を挟んで、午後のワーク。こちらは、12人のストーリーテラー(幼稚園~大学までの教育関係者、学生、行政(文部科学省、教育委員会の人)などに、現場で感じていることを率直に語ったもらいます。それをグループに分かれた数人が、聴きます。
そしてその後、リトリートの時間。ひとりになって、静かに過ごし、その言葉をかみしめます。
リトリートから帰ってきたら、ボイス フロム ザ フィールド。
2つの円を創り、先のストーリーテラーが話した内容を、他の人が再現してみます。エッセンスと思ったセリフや表情を円形になった場に出してみます(大事だと思ったセリフを再現して話します)。このことで、本人が語った内容が一種、聴いた人のフィルターを受けて尖鋭化されていきます。
そして、ふたたび、ここで何が起きていたのかを一人で振り返りました。
最後に、4人グループくらいで、ボイス フロム ザ フィールドのリフレクションをしていきます。ここでも感じたことを大事に、この教育の現場ではいったい何が進行しているのかを表面的な頭で理解するのではなく、心で感じるようにしてみます。
本来は2拍3日くらいでやる研修内容を1日に凝縮している関係もあり、なかなか本質を感じるに至らない部分はありましたが、アンケートや感想からは参加者の手ごたえも大きく、このように教育を語る互いの仲間の集まりが大事だということを再認識しました。
この教育の未来を創るワークショップは、8月19日、20日にも予定されています。
このイベントは、教育に携わるさまざまな立場の人々(マルチステイくホルダー)が一堂に会して、将来の教育について探っていき未来を出現させていこうというイベントです。私もスタッフの一員として、昨年の立ち上げ時から関わっています。
今回は、アダムカヘン氏などが開発したチェンジラボという手法を取り入れ、教育現場でおきていることに耳を傾け、深く感じ取ろうというところが目標でした。
10時にスタート。
すでに会場では、4人ユニットになった椅子になんとなく腰かけ、初めての人と自然に会話がスタートしています。
主催者の森田さん((株)イマココミライ代表)や熊平さん(日本教育大学院大学学長)から今回のワークショップの趣旨説明などがありました。今回は、U理論のUの谷を下る、すなわち、教育でいったい何がおきているのかを、自分の評価・判断をしないでまずは聴き感じるということが主題であることの説明がありました。
そして、次は約30分で、「聴くトレーニング」を実施。こちらのファシリテーターは私が担当しました。新米の新聞記者になったつもりで、相手からの話をひたすら聴く。ただし、本質を突いた質問も相手に必ずするという条件です。そして相手の話の要点を相手に伝えてフィードバックをもらうというワーク。これは学校でも使えそうです。
次に、はるのさんから、ニーズカードを使ったワーク。ここでは、今、自分が感じている大切な言葉をさまざまなニーズが書かれたカードを拾うことで再認識しようというもの。拾ったカードを選んだ理由などを近くの人と共有しました。
お昼を挟んで、午後のワーク。こちらは、12人のストーリーテラー(幼稚園~大学までの教育関係者、学生、行政(文部科学省、教育委員会の人)などに、現場で感じていることを率直に語ったもらいます。それをグループに分かれた数人が、聴きます。
そしてその後、リトリートの時間。ひとりになって、静かに過ごし、その言葉をかみしめます。
リトリートから帰ってきたら、ボイス フロム ザ フィールド。
2つの円を創り、先のストーリーテラーが話した内容を、他の人が再現してみます。エッセンスと思ったセリフや表情を円形になった場に出してみます(大事だと思ったセリフを再現して話します)。このことで、本人が語った内容が一種、聴いた人のフィルターを受けて尖鋭化されていきます。
そして、ふたたび、ここで何が起きていたのかを一人で振り返りました。
最後に、4人グループくらいで、ボイス フロム ザ フィールドのリフレクションをしていきます。ここでも感じたことを大事に、この教育の現場ではいったい何が進行しているのかを表面的な頭で理解するのではなく、心で感じるようにしてみます。
本来は2拍3日くらいでやる研修内容を1日に凝縮している関係もあり、なかなか本質を感じるに至らない部分はありましたが、アンケートや感想からは参加者の手ごたえも大きく、このように教育を語る互いの仲間の集まりが大事だということを再認識しました。
この教育の未来を創るワークショップは、8月19日、20日にも予定されています。