教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

転職独立の備忘録 ~その1 転職カミングアウト~

2013-04-03 | キャリア・ライフデザインなど
教育とは直接関係ないのですが、自分の転職・独立についての備忘録をしるしておきたいと思います。
例えば、「今の仕事が本当の人生のミッション、生まれてきた意味とは違う」と感じたり、「転職や独立をしようと思っているけど、そんなんで食っていけるのか?大丈夫なのか?」という不安を感じている方もいるかもしれません。
今回は、そのような状況を今後迎える方のために、私自身の転職・独立の備忘録をシリーズで不定期にお届けしようと思いました。何かの参考になれば幸いです。
不安を感じる大きな要因は、先が読めなかったり情報を知らないといったことが大きいかと思います。
備えあれば憂いなしとはよく申しますが、正しい情報をきちんと知ることで安心が増え、いざ転職・独立というときに役立つかもしれません。

本日はその1回目。転職をカミングアウト(告白)するタイミングについてです。
私の例は、公務員(特に千葉県の教育公務員としての教師)を前提でお話しですので、民間の方は事情によりそれぞれ異なると思います。


まず、私が正式に転職を決意したのは、2012年の7月くらいだったと記憶しています。
いろいろと親しいや頼れる人、また転職・独立している友人にも尋ねて情報収集をしました。
教員から転職・独立した方には夏休み中にお会いし、いろいろな事務的に待っている手続きなどについてもお聞きしました。
まずは自分の決意が大事なのですが、周りの人の様々なアドバイスや情報といったものも大事です。
あと、気を付けなければならないのは、転職本です。いろいろな本が出ていますが、これらをあまり深く読むと”大変だなぁ”と思ってしまい、決意が鈍ります。
情報として身に着けておくのは必要だしかまわないと思いますが、読み込みすぎには注意が必要です。

8月に入り、最終週に上司である校長先生にまずはご相談しました。
その理由は、学校現場では人事に関わる直属の上司が校長であるからです。本校は公募制をひいており、その関係もあって、早めに言っておかないと来年の人事にも影響してきます。
この8月が転職決意およびそれを伝える、しかも誰にも迷惑をかけないタイムリミットなのだと思いました。

その後、9月~10月にかけて学年や分掌(進路指導部)の関係ある職員に転職の話を伝え、やがて一般の教職員の耳に入ることになります。
学年や分掌の会議で正式に伝えていったのはそれから間もなくのことでした。(11月~12月)

生徒の授業は年明けて1月いっぱいくらいなのですが、人事のことはぎりぎりまで言わない習慣があったりするので(退職なので言っても良かったかもしれません)、また生徒も受験を控えていたりするのであまり関係ない話題を気にかけさせるのも負担だと思い、3月の卒業式前日まではふせておき、予餞会(卒業生を送る会)の職員劇のなかで発表しました。ここで、1年生から3年生までの全生徒が私の転職について知ることになりました。

今回のまとめ
『転職を告げるタイミングについては、戦略的に。』



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 独立1日目 | トップ | 転職独立の備忘録 ~その2... »
最新の画像もっと見る

キャリア・ライフデザインなど」カテゴリの最新記事