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presented by 福島 毅

iPad生みの親、ジョブズ氏が子供にiPadを与えない記事が波紋

2014-09-19 | 教育事情(国内・脳科学・心理)
iPadやiPhoneの生みの親、故スティーブ・ジョブズ氏が、子供たちにこうした製品の使用を制限していたという記事が話題になっています。

記事はこちらになります ⇒ 中高生のためのシンガポール短期留学

参照元の英文記事はこちらです ⇒  Steve Jobs Didn’t Let His Kids Use iPhones Or iPads: Here’s Why

この記事では、以下のような記載があります

***** ここから引用 
ジョブスは間違いなくハイテクの天才であった。しかし彼は深夜までスクリーンを見つめてアングリーバードで遊んだり、Facebookで近況を更新し続けたりはしてこなかった。
・・・
「毎晩、スティーブは決まって、キッチンの長いテーブルで夕食をとり、本や歴史や様々なトピックについて話し合うのです。誰もiPadやコンピューターを使いません。子どもたちはデジタル機器中毒になっているようには全く見えませんでした。」

**** ここまで引用


なるほど、ここは納得できる部分があります。

いわば、こうした革新的な製品やサービスの開発者は、むしろローテク。本を読んだり、対話したり、思想をめぐらせたりということでしょう。

逆に言えば、こうしたローテクな時間がなければ、コンセプトは湧き上がらないからです。


この在り様はなんとなく想像できます。


ハイテク機器の設計そのものや、こうしたハイテクを駆使した製品開発の現場は、現場技術者に任せ、自分はもっぱらコンセプトメイクをするからです。

現代科学を支えている
ニュートンもアインシュタインも、ハイテクを駆使して理論構築したわけではありません。
ほとんどがノートに筆記し考えていた時間だったと思います。

「この人はこんな時間の過ごし方をしているだろう」という予想は得てしてはずれているのかもしれませんね・・・・


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