尾崎豊“BIRTH”いう2枚組アルバムの1枚目10曲目。
僕の中のランキングでは堂々の同率第一位の悲しい詩です。
ブルーにしてくれる詩です。
励ましてくれる詩です。
“こころ”に突き刺さる詩です。
彼は何を想ってこの曲を書いたのだろうか?
彼は何をしながらこの曲を創ったのだろうか?
彼は何を伝えようとこの曲を書いたのだろうか?
一人きりの寂しさの意味を 抱きしめて暮らし続ける日々よ
見つかるだろうか 孤独を背負いながら生きていく
こころ汚れなき証示す道しるべが
いろいろな人との出会いがあり 心かよわせ戸惑いながら
本当の自分の姿を失いそうな時 君の中の僕だけがぼやけて見える
ありのままのその姿はちっぽけすぎて
こころが凍りつく時君を また見失ってしまうから
人はただ悲しみの意味を 探し出すために生まれてきたというのか
確かめたい 偽りと真実を 裁くものがあるなら僕は
君の面影を強く抱えて 何時しか辿り着くその答えを
心安らかに探し続けていてもいい いつまでも
尾崎豊 『永遠の胸』より