ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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アルフォンス・ミュシャ

2006-05-27 11:25:04 | 巨大地震
アルフォンス・ミュシャ( 1860 – 1939 チェコ語では“ムハ”と発音する)は、世紀末を挟んだ時代にフランス・アールヌーヴォ美学の形成の際に果たした重要な役割で知られています。パリで奮闘していて、あまり知られていないチェコ出身のアーティストだったミュシャがたちまち名を馳せたのが、 1894 年 12 月、当時パリで最も有名だった女優サラ・ベルナールのポスターの制作の注文を受けたときでした。ミュシャのその自由奔放なスタイルの最終デザインを印刷職人が引受けるのに難色を示したのにも拘わらず、ベルナールはそれを賞賛し、パリの巷では何人かのコレクター達がポスターを彼らに横流すようにポスター張り人を買収したり、夜な夜な掲示板からカッターでポスターが剥がされたり、“成功”を収めました。こうして“ミュシャ・スタイル”は知られるようになりました。かの最初のポスターの成功は、ベルナールとミュシャの間のその後何年間の契約をもたらし、彼女のための仕事はコスチューム、舞台装飾、雑誌のデザイン、書籍の表紙のデザイン、宝飾品、家具、そして全てのポスターにまで及びました。 1910 年、ミュシャはチェコスロヴァキアに戻り、残りの人生をスラヴ民族の歴史を 20 枚に描いたシリーズ 「スラヴ叙事詩」 の制作にささげました。
ミューシャ博物館
ミュシャ・コレクション

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