ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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【GFLJセミナー草稿】はじめに:新しいスキーマへの移行

2015-07-05 09:47:51 | GFLJメッセージ

神との交信―そして私の人生は変わった

1990年代のアメリカでジェームズ・ブラッドフィールドの『聖なる予言』がヒットして以来、「スピリチュアル・フィクション」というスピリチュアルなテーマを小説形式で著した作品が数多く登場し、本書はその中でも伝えようとするスピリチャルなメッセージとストーリーの構成の双方に優れた作品である。

(訳者によるまえがき)

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P276---P279  神の声

地球の人すべてにとって今は試練の時だ。

あなた方の多くはこれまでより遥かに短い間に、多くの変化を期待している。

これまで知っていた世界は目の前で崩壊しつつあり、自分の人生がどうなるのか分からない。

しかし、あなた方は一人だけではなく慰めもある。

心を開き、自分が真実だと知っている人生を生きなさい。

そうすれば、奇跡的な方法で配慮されることを約束しよう。

少佐が話した。「世界は本当に終わりを迎えつつあるのですか?」ハルマゲドンについて言われている事はすべて本当なんですか?」

古い世界は終わろうとしている。これまで信じてきた数多くの社会的な慣行・・・政府、法律、教育、医学、経済、結婚、宗教が目の前で崩壊しているのは予言者でなくても分かる。

多くの人は、かつて安全とみなしていた物事が破滅するのを見て、恐怖の中に生きている。

しかし、こうした崩壊が起こる結果、幻想を追いかけていた時に失った人生を再び発見する。

本物に道を譲るために、偽りは消え去らなくてはならない。

この過渡期が終われば、古い世界は消え、・・・あなた方はそのことを神に感謝するだろう。

なぜなら、古い世界の代わりに、あなた方が知っていたより遥かに報われる現実が打ち立てられるからだ。

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前に一度読んだはずの本の一節が、実は重要なメッセージを伝えていたことに今さらのように気づくことがある。

1980年代から開始した精神世界(ニューエイジ)ブームは、90年代の聖なる予言の世界的なヒット以来、一部のマニアの関心を超えて地球人類全体へ広がっていった。私たちはこの時に、現在の混乱期をすでに予感して高次元のガイダンスを求め始めていたのだと思う。

これまで世界を支配してきた古い考え方や価値観に代わる別の生き方を模索し始めていたと言い換えることもできる。

そして人類はテレビや新聞などのメディアの影響から少しづつ離れ始め、読書やインターネットの情報を通して世界で起きている現象の背後にある真相に気づき始めていた。

スイスの心理学者ジャン・ピアジェ(1896-1980)はスキーマ(認知枠組み)をより高度に更新することで子供が新しい環境に適合するように自己を変化させていく現象を臨床例を通して発見し、発表して世界の教育研究者に大きな影響を及ぼした。

ピアジェの認知発達理論)(ピアジェ認知的発達理論: 心理系大学院への道―おまりのブログ―

20世紀末から21世紀の初頭にかけての、この数十年は人類全体にとっての「スキーマの更新期」だったと言えるのかもしれない。地球文明の宇宙文明への移行という環境の飛躍的な変化に対応するパラダイム転換は、これまでに知り慣れてきた科学・宗教・哲学の飛躍的・大幅な更新を行う勇気ある決断をこの時期の人類に求めていたのである。

☆F★

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