珍しい八重の紅椿「菊冬至」。千重の多数の濃紅色の花弁に白い斑が入る。花そのものは8 cmほどの中輪だが、多数の肉厚の花弁のどっしりとした花容が魅力的である。
(2020-01 東京都 神代植物公園)
珍しい八重の紅椿「菊冬至」。千重の多数の濃紅色の花弁に白い斑が入る。花そのものは8 cmほどの中輪だが、多数の肉厚の花弁のどっしりとした花容が魅力的である。
(2020-01 東京都 神代植物公園)
コスモスにも似た可憐なピンクのバラ「花霞」。鈴木省三氏の作出によるもの。半八重咲きのピンクの丸弁平咲きの花が次々と開く。咲き進むと花弁の末端から赤に染まり、頬を染めた少女のようだ。「はながすみ」という名前にふさわしい咲きっぷり。豪奢さを狙わないところも、いかにも日本らしいバラである。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
品種名 花霞(ハナガスミ)Hanagasumi
系統 F(フロリバンダ)
咲き方 四季咲き
花の色 ピンク
丸弁平咲き 8cm花の香り
微香
花霞の花の特徴
花霞は、8㎝ほどの大きさの半八重咲きのバラです。咲き始めは淡いピンク色ですが、咲き進むにつれ、花びらの先から濃いピンク色に色づきます。
房咲きで花の数も多く、四季咲きのため、長い期間花を楽しむことができます。
花霞の樹高は1mほどで、横張り性の樹形です。
枝が細く分岐も多いので、まとまりよく茂り、鉢植えにも向いています。
花霞の作出について
バラ(花霞)の花のアップ。長居植物園で撮影
バラ(花霞)の花 2017/11/7 長居植物園
花霞は、1984年に日本の鈴木省三が作り出したバラの品種です。
交配親は、(Europeana)と(明星×Flidelio)です。