鮮やかな黄色の苞から白い花弁が突き出る「パキスタキス」。熱帯アメリカを原産とする花で、ウサギの耳のような白い花は散っても黄色の苞は長く残って楽しませてくれる。
(2020年秋 神代植物公園)
パキスタキス
学名:Pachystachys lutea
科名 / 属名:キツネノマゴ科 / パキスタキス属
パキスタキスは熱帯アメリカに分布する低木です。数種あるうちの1つ、Pachystachys luteaがパキスタキスの名で流通しています。茎の先に花穂をつけ、苞の間から出る白色の花は目立たず短命ですが、美しい黄色の苞は長期間残ります。周年開花性が強く、冬でも日当たりのよい室内で最低12℃以上保てば開花します。小苗でもよく開花し、鉢植えや夏の花壇などで楽しむことができます。
基本データ
園芸分類 熱帯植物
形態 低木 原産地 ペルー
草丈/樹高 0.5~1m 開花期 5月~10月
花色 白,黄
耐寒性 やや弱い 耐暑性 普通
特性・用途 常緑性,開花期が長い
■熱帯植物シリーズ■
「金盃」(熱帯植物シリーズ 20-01)
「かぐや姫」(熱帯植物シリーズ 20-02)
「白珠丸綴化」(熱帯植物シリーズ 20-03)
「コロカシア・ファラックス」(熱帯植物シリーズ 20-04)
「ペトレア・ヴォルビリス」(熱帯植物シリーズ 20-05)
「コスツス・バルバツス」(熱帯植物シリーズ 20-06)
「サンタンカ」(熱帯植物シリーズ 20-07)
「ナンヨウサクラ」(熱帯植物シリーズ 20-08)
「アリアケカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-09)
「ヘリコニア 'カメハメハ'」(熱帯植物シリーズ 20-10)
「メディニラ 火の鳥」(熱帯植物シリーズ 20-11)
「アリストロキア・トリカウダータ」(熱帯植物シリーズ 20-12)
「ブルグマンシア・ベルシコロル」(熱帯植物シリーズ 20-13)
「オオベニゴウカン」(熱帯植物シリーズ 20-14)
「フウリンブッソゲ」(熱帯植物シリーズ 20-15)
「ヤエサンユウカ」(熱帯植物シリーズ 20-16)
「コスツス・イグネウス」(熱帯植物シリーズ 20-17)
「サガリバナ」(熱帯植物シリーズ 20-18)
「コスツス・ルカヌシアヌス」(熱帯植物シリーズ 20-19)
「クレロデンドルム・ウガンデンセ」(熱帯植物シリーズ 20-20)
「マダガスカル・ジャスミン」(熱帯植物シリーズ 20-21)
「クルクマ・アリスマティフォリア」(熱帯植物シリーズ 20-22)
「ニンニクカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-23)
「ディコリサンドラ・ティルシフロラ」(熱帯植物シリーズ 20-24)