真ん丸のピンクの花から小さな雄しべが飛び出す「千日紅」。アカツメクサを大きくしたような花だ。小さなポンポンダリアのような花がたくさん群れて咲くので目立つ。全体の花を構成する個々の花弁も、細かにみると精密にできている。
(2020年秋 川崎市)
センニチコウ(千日紅)
学名
Gomphrena globosa
英名 Globe amaranth、Gomphrena
和名 千日紅
科名 ヒユ科
属名 センニチコウ属
原産地 北米南部~中南米
センニチコウ(千日紅)の特徴
センニチコウ(千日紅)はパナマ、グアテマラ原産の一年草で真夏の暑さに強い丈夫な花で切り花や花壇材料、鉢植えとして幅広く利用されています。粗毛があり葉は長さ5~10cmの細長い卵型で茎は長く茎頂に花径2~3cmほどの紅紫色やピンク、赤、白の頭状花をつけます。グロボーサは草丈15~50cm前後ですが類似種にグロボーサよりも草丈が高いキバナセンニチコウがあり、こちらはテキサスからメキシコ原産の多年草です。別名センニチソウともいい鮮やかな花色を長期間保てるのでドライフラワーにも向きます。栽培は水はけと日当たりが良ければよく育つのであまり手間がかかりません。
センニチコウ(千日紅)の詳細情報
園芸分類 草花
草丈・樹高 ~80cm程度
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク、濃ピンク、赤、白
開花時期 6月~10月頃
センニチコウ(千日紅)の種類
千日紅・ファイヤーワークス
千日紅の新種で宿根草の性質を持ちます。(寒冷地では一年草扱い)華やかなマゼンタピンクの花色と飛び出た黄色いしべが特徴です。小花ながらとても目を引くので、庭に植栽すると見栄えがします。切り花としての流通もあります。