筒型の長い青の花弁がかわいいアキチョウジ。箱根にあったカメバヒキオコシとそっくりな花だ。
(2020年秋 東京)
アキチョウジ
あきちょうじ(秋丁子、秋丁字) シソ科 分類:草 学名:Plectranthus longitubs
2003年10月20日 花びら:くちびる形 色: 神奈川県東高根森林公園 にて
中部以西に自生し、関東で自生するのはセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)という。どちらも花の形では区別できないほど似ているが、葉の幅が広い。遠目には イヌヤマハッカ に似ているが、花の長さが違うし、背丈が1mにもなる中~大形の多年草。
アキチョウジの実。小さな種が1~3個入っており、乾燥して実が割れると種がこぼれ落ちる
秋に丁の字に見える花を付けることから、この名前がある。 セキヤノアキチョウジ より花や葉が短い。漢方でおなじみの チョウジ の花も同じ意味
丁子形というより、タラコ唇をした魚のように見える。チョウジと名前が付くものには チョウジガマズミ 、 チョウジタデ 、 チョウジソウ などがある