<天園の展望台から鎌倉市内を見下ろす>
炎暑の鎌倉;台峯・天園で緑陰と涼風を堪能する
(単独ハイキング)
2012年7月18日(水) 快晴・酷暑
<ハイキング地図>
<塔ノ岳がダメなら天園ハイキングコースがあるさ>
■塔ノ岳はダメよ
気象庁によると,7月17日,九州を除く大部分の地域で梅雨が明けたようである.途端に涼しいはずの鎌倉でも炎暑の日が連続しはじめる.
すでに,当ブログで再三掲載しているように,私は右眼の白内障手術を受けてから,ようやく10日ほど過ぎたばかりである.まだ,まだ,登山禁止の毎日が続いている.
何しろ眼の手術だからやむを得ないが,一連の処置や注意事項が,どうも超フェイルセーフのプロセヂュアで組まれているような気がしてならない.
登山禁止と言うが.私にとって塔ノ岳は果たして登山に当たるのだろうか?
長い間,私は週に2回のペースで大倉尾根経由で塔ノ岳を往復している.このコースのと累積標高差は1269メートルもあるので,登山と言えば登山に違いないが,私にとっては,日常生活のルーチンワークに過ぎない.それでも登山なのだろうか?
私は詭弁を弄して,何回も塔ノ岳行を考える.
「せめて堀山登山ぐらいはしたいな・・・」
と何回も考える.
もっとも,堀山まで登ってしまえば,あと40分で花立山荘である.花立山荘まで行けば,塔ノ岳山頂まであと僅かだ・・・どうせ軟弱な私のことだ.登り始めたら,多分,堀山登山では済まなくなるだろう.
私は,私の心の奥底に住みついているもう一人の私に諭されて,あやうく塔ノ岳行を諦める.
■塔ノ岳がダメなら天園ハイキングコースがあるさ
かといって,炎暑を理由に家に籠もって扇風機に当たり続けるのもかったるい.そんなことをしていたら,たちまちの内に私はブロイラーになってしまう.気のせいか,歩きが足りないためか,この頃,脹ら脛が一寸ばかり細くなったような気がしてならない.
「こんなことしていたら,ますます老いぼれるな・・・」
私は焦りにも似た気分になる.
「ならば,パソコンにでも向かって,何時も後回しになっている資料の整理にでも精を出したら・・・」
と心の奥底の私が提案する.
でも,左目の手術が済んでいないので,強度の近視のまま.しかも,手術済みの右眼に比較すると,左目の映像はゴミだらけで少し黄ばんでいる.それはまだしも,明視距離が極端に違う両眼を使っていると,すぐに眼が疲れるので,とても,とても,パソコンの前で長時間座っているわけにはいかない.
「ああ・・・暇だな・・・」
ジッとしているのが嫌いは私は,すぐにイライラし始める.
そんなときに,どこからともなく天の声が聞こえてくる.
「お前さん・・・昔のことを思い出しなさい.あなたの山登りの原点は天園ハイキングコースだったでしょう.ムシャクシャしたら天園でも一回りしてきなさいよ・・・」
言われてみればその通りである.
「そうだ!・・・峠の茶屋にでも寄って,ノンビリしてこよう!」
思い立ったが吉日.私は冷たい水をテルモスに入れる.そして.防虫剤,手拭いをナッザックに放り込んで,早速.天園一人ハイキングに出掛ける.
<山ノ内・台峯から北鎌倉へ>
■山ノ内展望台は花盛り
そうと決まったら,早速出掛けることにしよう.
我が家の近くにあるバス停鎌倉中央公園入口が出発点である.
10時35分,歩き出し.
舗装道路の照り返しを受ける.手許の気温は35℃を軽く超えている.蒸し暑いには違いないが,今の私には外を歩けることの嬉しさの方がずっと大きい.
10時38分,山の上ロータリーに到着する.
さて,これから何処へ行こうかと少々迷うが,今日は山ノ内の尾根伝いに北鎌倉まで下山しようと決める.
梶原の尾根道沿いに源氏山公園の方に向かう.
途中,レストラン「ブランブルグ」手前で左折して山ノ内ポンプ場の裏道に入る.
ここからは緑豊かな山道になる.緑深い森林の中に入ると,これまでの舗装道路とは,別世界のように涼しくなる.フィトンチット一杯,酸素一杯の心地よい山道である.
山道を歩きながら,私は,
「これだから,山歩きは止められないな・・」
とつくづく思う.
10時56分,山ノ内の展望台に到着する.威勢の良いハゲイトウを始め,夏の草花が咲いている.私は名にし負う花オンチ.花の名前を間違えたら恥ずかしい.ここでは花の名前は書かないが,とにかく如何にも夏らしい花が見事.見ていても気分がよい.
見下ろす谷間の先には裏大仏ハイキングコースのある尾根や,六国見山が見えている.ここは何時来ても眺望が素晴らしい所である.
<山ノ内の展望台にて>
<六国見山を望む>
<源氏山方面を望む>
■台峯の展望台
展望を楽しんだ後,尾根道沿いに北の方向に向かう.散策路の両側は緑深い森林である.森林のあちこちからホトトギスやウグイスの啼き声が絶えず聞こえてくる.
また三叉路に突き当たる.ここでもどっちへ行こうか迷うが,結局は左手の道を選ぶ.
11時01分,台峯の展望台に到着する.
ここは,涼しい風が吹き抜ける別天地である.
目の前には北鎌倉,六国見山が見えている.
<台峯の展望台>
■北鎌倉女子学園のグラウンド
台峯の展望台のすぐ先に北鎌倉女子学園のグラウンドがある.
晴れていれば,ここから富士山や丹沢の山々が良く見えるが,残念ながら今日は雲の中である.
<北鎌倉女子学園のグラウンド>
■コンビニに立ち寄って北鎌倉駅へ
北鎌倉女子学園の敷地を回り込むように下り,途中から住宅地の路地を抜けて,北鎌倉駅近くのコンビニに立ち寄る.
ここで昼食用のニギリメシなどを購入する.
レジに居られる奥さんと,一言二言挨拶.
私は懇意にして頂いていたご主人の様子をうかがいたかったが,何となく聞きそびれる.お元気でいて欲しいなと思いながら,用事を済ませる.
10分ほどで買い物を終えた私は,11時28分に北鎌倉駅に到着する.
名月院のアジサイが見頃な頃は,この辺りは大変混雑するが,今はオフシーズン.閑散としている.
<名月谷から勝上嶽へ>
■様変わりしている古陶博物館
円覚寺前の踏切を渡る.
すると,どこからともなくハワイアンのメロディが聞こえてくる.円覚寺など名刹が並ぶ北鎌倉には何となく不釣り合いなメロディである.
なんと,このハワイアン,あの古陶博物館から聞こえてくる.暫くの間に,博物館も様変わりしている.今,どうやら「ハワイアンキルド展」を開催中のようである.
■名月谷を登る
11時41分,名月院前を通過して名月谷に入る.
何時もなら,谷の途中から右折,住宅地沿いの急坂を登って,名月院裏山を登るが,今日は何とな急坂を敬遠したくなる.
そこで,今日は舗装道路をユックリと登って,今泉台の住宅地に入り,右折して数分歩いて,今泉台登山口からハイキングコースに入ることにする.
■勝上嶽展望台
今泉台登山口から静かな尾根道に入る.進行方向左手には六国見山と今泉台の住宅地が見えている.
道すがらウグイスの啼き声を楽しむ.
12時05分,建長寺の裏山,勝上嶽展望台に到着する.
展望台には中年男性の先客が1人居られる.軽く会釈しただけでお互いに無言.
私はほんの1分足らず眺望を楽しんだだけで天園ハイキングコースに入る.
<勝上嶽展望台からの眺望>
<大平山山頂を目指して>
■十王岩
12時06分,十王岩に到着する.
2人連れの先客が展望の良い所に居られる.私はお二人が場所を離れるまで,展望台から少し離れたところで待っている.
<十王岩>
■十王岩展望台
十王岩展望台から鎌倉市内を見下ろす.周囲の樹木が大きく育ってきたので,以前に比べると眺望が大分利かなくなっている.
鎌倉市街地と由比ヶ浜を望むが,何となく茫洋としていて,海と空の境目がハッキリしない.
<十王岩展望台からの眺望>
■大窪寺薬師如来
十王岩展望台を出発して5分ほどで,四国八十八箇所の大窪寺薬師如来下に到着する.
先ほどの十王岩の先客二人連れに追い付く.
お二人は薬師如来の下にあるヤグラに気がついて,中を覗こうとしている.折角だから,この上にある薬師如来さんを拝んでいったらとお薦めする.
「・・ここは何回も来ているんですが,あんなところに薬師如来があるなんて知りませんでした・・・」
とお二人が言う.
<薬師如来像>
■大平山山頂でお髭とバッタリ
12時28分,百八ヤグラ脇の十字路を通過する.
今日は百八ヤグラには立ち寄らずに,そのまま天園ハイキングコースを先へ進む.
すれ違うハイカーは一人もないまま,12時48分,大平山山頂に到着する.
すると,私の山仲間であるお髭さんが,山頂の岩に腰掛けている.久々の再会である.私が一寸した不義理をしてから,お髭さんとは,すっかり疎遠になってしまっていた.
とはいえ,お髭さんは,最初に私を山に導いてくれた大恩人である.
久々の再会は嬉しい.
お互いに積もる話をしているうちに,またたくまに30分ほどが過ぎてしまう.積もる話と言っても,お互いにもう年なので,どうしても病気の話が中心になる.
私は白内障の手術中だとお話しすると,お髭さんはあちこちの身体の不具合を話す.
お互いに年を取ったなと実感する.
「・・では,再会を祝して写真を撮りましょう・・・」
ということで,私はデジカメを持った右手を伸ばして,レンズを二人に向けてシャッターをおす.
旨い具合にツーショットが撮れたかと思ったら,ご覧のようなへんてこりんな写真しか撮れなかった.
お髭が話す・・・
「・・・この間,北鎌倉駅の下りホームにいたら,上りホームにいる女性から『お髭さぁ~ん・・・暫く振りですね.生きていたんですね』って大声で話しかけられたんです.誰だか分かりませんか・・」
「さあ・・どんな方なんです・・」
「どんなって・・見覚えがないんですよ.でも親しい人でないと,普通は『生きていたんですね』なんて挨拶はしないでしょう・・・親しそうでしたよ・・」
「さあね,誰だろう.ひょっとしたら私も知っている人なんでしょうね・・」
<お髭とツーショットの積もりの写真>
<峠の茶屋>
■久々の峠の茶屋
13時15分,久々に峠の茶屋に立ち寄る.
茶屋の女将が,
「おや久しぶり・・・あまり姿を見せないんで心配していましたよ.生きていたんですね・・」
とちょっと嫌みを言う.そして,
「オレンジジュースでしたね・・・Eさん居ますよ・・ちょっとお手伝いして貰っていますので,待ってて下さい」
と言いながら,ジュース瓶の栓を抜く.
なるほど,Eさんは,何か小屋の修理を手伝っているようである.
<小屋の修理を手伝うEさん>
■ご常連と長話
涼しい海風が峠の茶屋を吹き抜ける.実に心地よい.
「下は暑いんで,3時頃までは,ここで涼んでいるよ・・」
とEさんが言う.
Eさんは,昔からの私の山の知人である.大きな山へも何回かご一緒したことがある.それに土日休日以外は,ほとんどここへ通い詰めているご常連である.
Eさんの他に2人の常連さんを交えて,雑談に花が咲く.鎌倉の秘境の話が中心だが,Eさんとの話になると,どうしても病気のことになってしまう.お互いに年だから・・・でも,Eさんは,ひととき体調が良くなさそうだったが,最近は元気になって,北アルプスの山にも出掛けているようである.
塔ノ岳にはほぼ毎日登山の「韋駄天のTさん」が居られる.Eさんは,さしずめ「天園の韋駄天さん」である.
私は,天園のご常連とお話しをしている内に,
「そういえば,私の山の原点は,この天園にあったんだ・・!」
と再認識する.
このことを忘れて,塔ノ岳だけに注意が行ってしまうのは,誠に不覚である.
今回の天園一周を機会に,以前のように,もう少し頻繁に鎌倉の山を歩こうと思い始める.
<峠の茶屋で話が弾む>
<貝吹地蔵から瑞泉寺登山口へ>
■貝吹地蔵
14時32分,峠の茶屋から歩き出す.
まずは天園の展望岩塊から,鎌倉市内を見下ろす.上空は晴れているが,水平線上に雲が湧いていて,遠くの眺望は余り良くない.
獅子舞の谷を降りようか,それとも瑞泉寺へ抜けようかと迷うが,ムニャムニャしている内に
足が勝手に瑞泉寺を目指している.
「ならば,瑞泉寺で良いや・・・」
ということで,オーソドックスなハイキングコースを辿る.
14時48分,貝吹地蔵前を通過する.
<貝吹地蔵>
■北条首ヤグラへの道案内
そろそろ十二所分岐に近付く頃,北条首ヤグラへの分岐に到着する.
この分岐に古い石柱の道案内があるが,この石柱がいつ頃造られたものかが,先ほど峠の茶屋で話題になった.
私は,
「・・多分,文化・文政の頃だと思いますよ・・」
と答える.すると,青シャツのご常連が,
「ほほう・・そうすると江戸中期ですね・・・」
と言う.このご常連は歴史が大好きだという.
私は,多分,「文化?年」と石碑に刻まれていたような気がしていた.そこで,石柱の右側の面に「文化十二年」と刻字されているのを確認する.
<古い案内杭>
■偏界一覧亭
案内杭と道を挟んで反対側に建っている偏界一覧亭を柵越えにデジカメに収める.
先ほど,峠の茶屋で,青シャツの常連から,
「・・・昔は瑞泉寺の庭園から,偏界一覧亭まで登れたのに,なぜ,今,立ち入り禁止になてしまったかご存じですか?」
と聞かれる.
私は,一瞬,鎌倉検定でも受検しているような気分になるが,
「いえ,知りません・・・」
と答える.
「・・.あそこで,バーベキューをした馬鹿者がいたので,立ち入り禁止になっちゃったらしいです・・」
勿論,真偽の程は分からないが,先ほどのそんなやり取りを思い出しながら通過する.
<偏界一覧亭>
■異様な光景の明王院分岐
14時57分,明王院分岐に到着する.
暫くの間,ご無沙汰している内に,この辺りの風景が一変している.
崖沿いの木がすべて,高さ3メートルほどのところでバッサリの切られている.そのために,辺りがやけに明るくなっていてビックリする.
そういえば,天園ハイキングコースに沢山の倒木があった.多分,先日の台風で倒れたんだろう.ここも崖下の住宅の安全のために伐採したんだろうなと,勝手に想像する.
<樹木が伐採されて明るくなった明王院分岐>
■瑞泉寺登山口に下山
15時11分,瑞泉寺登山口に下山する.振り返ると緑の穴蔵から外へ飛び出したような感じがする.
飛び出した途端に,アスファルトの照り返しが容赦なく襲ってくる.猛烈に暑い.
今日はこの夏最高の暑さのようである.アスファルト道を歩いていると,さすがに体中が汗だらけになり始める.
15時11分,鎌倉宮に到着する.途端に鎌倉駅まで歩く気力を失う.
<瑞泉寺登山口>
<バスを乗り継いで帰宅>
■バスで鎌倉駅へ
鎌倉宮で給水休憩を取る.ついでにバス停大塔宮へ廻ってみる.先客は小太りした中年女性.ハイキングの格好で,木陰にへたり込んでいる.5分ほど待てば鎌倉駅行のバスがあるようだ.私は途端に歩く気力を失う.
待つほどもなくバスが到着する.
私は京急バスの年寄定期券を購入しているので,バスに乗るのに何の抵抗感もない.
ためらいなくバスに乗車する.乗客は4~5名で空いている.途中,終点の鎌倉駅の一つ手前のバス停若宮大路から,乗車してくる女性が居るのでビックリする.
15時30分,バスは鎌倉駅に到着する.
「さて,どうしよう・・?」
私は,駅前のどこかでコーヒーでも賞味しようかなと迷うが,今から帰宅すれば水戸黄門や大相撲中継のテレビに間に合いそうだと気がつく.
■バスに乗り継いで帰宅
鎌倉駅15時50分発梶原行のバスに乗車する.この路線,乗降客が少ないためか「ふくちゃんバス」とやらのヤケに小さなバスで運行している.
平日なので,長谷観音や大仏前の混雑もそれほどではなく,16時05分頃,遅滞なく梶原に到着する.
勿論,水戸黄門の印籠には十分間に合う(水戸黄門は冗談!).大相撲中継を楽しむ.
今日のプチハイキングは,水平歩行距離8.7キロメートル,累積登攀高度329メートル程度の軽いウォーキングだったが,それでも家で燻っているよりは,ずっと運動になるし,歩き終わったときの気分も上々である.
改めて,”私の山登りの原点は天園ハイキングコースだ”と認識を新たにした.
何よりも嬉しかったのは,天園の知人達が,私が暫く顔を出さなかったので,心配してくれたことである.
これからは塔ノ岳一辺倒ではなく,天園にも足繁く通わないといけないなと痛感した次第である.
<ラップタイム>
10:35 鎌倉中央公園入口発
10:38 山の上ロータリー
10:46 日当公園
10:53 山ノ内配水池
11:01 山ノ内展望台
11:01 台峯展望台
11:02 北鎌倉女子学園グラウンド
11:17 北鎌倉コンビニ(11:27まで買い物)
11:28 北鎌倉駅
11:48 名月院
11:54 今泉台住宅地
11:57 今泉台登山口
12:04 勝上嶽
12:06 勝上嶽展望台
12:19 十王岩展望台
12:28 百八ヤグラ
12:48 大平山山頂(13:08お髭さんと雑談)
13:15 峠の茶屋(14:34までEさん他と雑談休憩)
14:35 天園展望台
14:48 貝吹地蔵
14:57 十二所分岐
14:57 明王院分岐
15:06 護良親王墓への道と分岐
15:11 瑞泉寺登山口
15:16 大塔宮
==========================
15:25 大塔宮発(京急バス)
15:35 鎌倉駅着
[ハイキング記録]
■水平歩行距離 8.7km
■累積登攀高度 329m
■累積下降高度 362m
■歩行時間(休憩時間を含む)
鎌倉中央公園入口発 10:35
大塔の宮 着 15:16
(所要時間) 4時間41分(4.68h)
水平歩行速度 8.8km/4.68h=1.9km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6127f97a5d51ed5153f55a16b65ab970
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c243c80bca4cc4d61630612d8f898f90
***********************
[編集後記]
2012年7月20日(金) 早朝
この記事は,右眼の白内障手術を終えてから,最初に書き下ろしたものである.これまでの中山道関連の記事は,手術を受けることが確定してから,予稿の積もりで,書き貯めたものだった.
現在,手術前の左目はほとんど使えないので,この記事はほとんど右眼だけ使って書いている.まあ,この程度の長さの文章なら,不自由ながらナントカこなすことができるが,早く両目で作業ができるようになりたいなと願っている.
来週月曜日に左目の手術を受ける予定になっている.そのために今日から左目に1日4回の目薬点眼を開始する.煩わしいなあ~.
(おわり)
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