2012年7月20日(金) 曇後一時雨 涼しい
今日は掛かり付けの近所の眼科医の検査を受ける日である.また,来週月曜日に手術を受ける予定の左目に点眼を開始する日でもある.
9時20分頃,手術を受ける伊勢佐木町の某眼科クリニックから,当日の手術開始時間と,要チェック項目を伝える電話連絡がある.いよいよ左目の手術の下準備を始めなければならない.
午前中に,近所の眼科医のチェックを済ませてしまう積もりで,10時少し前に眼科医を訪れる.どういう訳か今日は待合室のイスに座りきれないほどの患者が集まっている.患者の大半は高齢者である.
1時間ほど待たされてから,まずは眼圧と視力検査を受ける.
手術をした右眼は,裸眼で1.2まで見えている.これには,私も大満足である.ところが,手術前の左目は矯正視力が0.5しかない.
続いて,瞳孔を開く薬を両目に差してから,また暫く待たされる.そして,瞳孔が開いたところで眼底検査を受ける.
手術の結果はとても良好とのこと.一安心.
「これだけ,(了法の眼の)視力に差があると,辛いですね.でも,もう一寸の辛抱ですね・・・検査結果は手術をしたクリニックへ連絡しておきます・・」
■気になって仕方がない
診察が終わってから,私は前々から気になって仕方がないことがあったので,先生に質問する.それは,手術をした眼が疲労するかどうかという疑問である.
インターネットで調べると,眼はこんな構造になっている.
眼の断面図とその組織
(引用資料)http://www.omi.gr.jp/eye/eyeball.html
私には,どうも腑に落ちないことがある.
…というのは,白内障は水晶体が濁る病気である.そこで濁った水晶体を除去して,人工のレンズを入れる手術を受ける.
ここまでは,理解できたが,腑に落ちないのは,被写体に焦点を合わせるために水晶体を調節する仕組み(素人風に言えば筋肉)は,手術によってどうなっちゃたんだろう?
私は気になって仕方がない.私の神経は,カチカチに固い人工物のレンズを引っ張ったり膨らませたりしようとしているんだろうか?
それとも,この仕組みは人工物のレンズとは切り離されてしまい,ムダに伸びたり縮んだりしているのだろうか?
もしそうならば,思い通りにならないために脳が疲れてしまうんではないか?
一体全体,手術後の眼に疲労はあるのだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は,こんな馬鹿げたことを医師に伺った.
医師は,”そんなこと気にする患者さんは初めてです”というような仕草で,
「水晶体は袋の中に入っているんです.だから水晶体の代わりに人工のレンズを入れても,脳は見えるように調節しようとします・・・ただ,白内障になられた方の水晶体は固くなっていますので,実際にはそれほど調節していませんよ・・・・」
「なるほど! そういうことでしたか.納得しました」
これで私もスッキリした.
■パソコンのディスプレイに感激
いくら眼の状態が過渡期でアンバランスだといっても,ある程度はノートパソコンと睨めっこしなければならない.
これがまた大変である.
パソコンの画面は.右眼で見るには近すぎるし,近視の左目で見るには遠すぎる.これまで使ってきた眼鏡の右側のレンズを外して掛ければ,短時間ならまあ,まあ,・・・
でも,すぐに疲れてしまう.
昨日,私は意を決して,17000円ほどの外付け23型ディスプレイを購入した.銘柄はいろいろ迷った末にI/Oデータ社製のものにした.実は前々から外付けディスプレイが欲しいなと思っていた.
ディスプレイは,ちょっと,がさ張るので,家まで運ぶのに苦労したが,ノートパソコンへの接続は至って簡単だった.
結果は予想以上に快適である.
少し大きな字でディスプレイに映し出すようにすれば,どちらの眼でも,まあ,まあ,良く見える.これには大助かりである.
「こういうことなら,もっと早く外付けディスプレイを購入しておけば良かった!」
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8858f04aadd9dc7d22a2f54dc2504472
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0b08e3d8854672d867ca0128e7faf545