<展望台からの眺望>
三浦半島:城ヶ島と三崎町社寺史蹟巡り(3)
(鎌っこ倉ぶ)
2010年5月22日(土) (つづき)
<城ヶ島散策>
■城ヶ島公園でノンビリ
昼食後の自由時間は,その辺りをブラブラしたり,芝生に座り込んだりで,ノンビリと過ごす.何時もなら,目一杯歩き回るのだが,今日の所は病み上がりなので,少しばかり自重する.集合時間の13時30分近くになると,仲間が三々五々と集まってくる.芝生の隅の花壇に,ピンク色の色鮮やかな花が一杯咲いている.もちろん,花オンチの私は,この花の名前など分からないが,葉は何となくマツバボタン風である.まあ,花の名前は,どうせ聞いても覚えられないが,機会があったらジャイアンにでも伺うことにしよう.
2~3人の仲間と,花壇の回りにあるベンチに座っていると,一同が何となく花壇の回りに集まってくる.成り行きで,この花壇を囲んで集合写真を撮ることになる.
写真を撮りながら,ふとトイレの建物を見ると,女子トイレの非常灯が点灯してクルクル回っている.何か事故かなと思っていると,係員が来て非常灯をオフにする.係員の話によると,水を流すノブと間違えて非常灯を押してしまう人が,かなり多いようである.係員は,
「・・・非常灯が点灯するたびに,事務所からトイレを見に来るんですよ・・」
と苦笑する.
<花壇の花>
<展望台からの眺望>
■北原白秋詩碑と北原白秋会館
13時32分に展望台を出発する.
園内の遊歩道をノンビリと歩いて,13時38分に公園出口から外へ出る.
出口から道なりに歩いていると,やがて広い駐車場の脇に出る.目の前には大きな城ヶ島大橋が見えている.駐車場を横切ってから,自動車道路を横断する.そして,緩やかな下り坂を下って,城ヶ島の海岸に出る.対岸は三浦半島である.
海岸沿いの砂浜に,北原白秋詩碑が立っている.実に大きな石碑である.
「・・あれ!・・どうして,わざわざ,こんな殺風景な砂浜の真ん中に碑など建てたんだろう・・」
率直なところ,私にはその理由が分からない.
石碑の表面には白州の詩が刻まれているようだが,浅学の私にはほとんど読むことができない.ハズカシイ限りである.
石碑から少し離れたところに,詩碑の説明文が掲示されている.この説明文によると,この石碑に刻まれている詩文は,
“雨はふるふる
城ヶ島の磯に
利休鼠の雨が降る”
らしい.私は心の中で,
「・・利休鼠って,一体何だ・・?」
と独り言を言う.
もともと,高校時代から国語がきらいだった私には,文学の素養が乏しい.実のところ,北原白秋の名前は,もちろん知っているが,考えてみると北原白秋の文章や詩は全く読んだことがない.だから,利休鼠などと聞かされても,何のことかサッパリ分からない.この年になって,自分の無学さが恥ずかしくてしょうがない.
少し高いところに建っている北原白秋記念館を見学する.貴重な展示物には感銘を受けるが,文学の素養がない私には,まさに「猫に小判」状態である.
<北原白秋歌碑>
<歌碑の説明板>
<北原白秋記念館>
<三崎の社寺散策>
■城ヶ島大橋を渡る
14時08分に北原白秋記念館を出発する.
往路を少し戻り,駐車場入口から少し長い階段を登って,城ヶ島大橋の歩道に出る.いざ橋の上に登ってみると,実に大きな橋だなと実感する.
長い橋である.結局,橋を渡りきるのに4分ほど掛かってしまう.
橋を渡り終えて直ぐに,進行方向左手の急で長い階段を降りる.先導役のお師匠さんが,
「手すりを持って,降りて下さい・・」
と皆に注意する.
階段の途中で補修工事をしている2~3人の職人がいる.お師匠さんが,職人に,
「こんな所,下ってくる観光客なんて居ないでしょう・・」
と得意げに質問する.すると,
「いくらでも居るよ・・ここが近道だからだよ・・」
と素っ気ない返事が返ってくる.私は心の中で,
「そりゃぁ~・・そうでしょう.通る人が居なければ,こんな立派な階段作る訳ないでしょう・・」
と合点する.
■大椿寺
橋から下ると,住宅街の中を入り組んだ狭い路地に入る.小さな十字路を直進,14時30分に大椿寺(だいちんじ)に到着する.ここは別名「椿の御所」というようである.
臨済宗のお寺のようである.境内にある案内板によると,源頼朝に縁のある寺のようである.源頼朝は,納涼などのために,しばしば,この寺を訪れていたという.
ご本尊は十一面観音菩薩.
広い境内は,人気がなく静まりかえっている.
お師匠さんの説明によると,この近くには,まだ,「桜の御所(本瑞寺)」「桃の御所(見桃寺)」という源頼朝縁の寺があるとのことである.
<大椿寺>
<大椿寺の境内>
※「埴輪は何処にあるの?」とお師匠さんに伺う.
「こんな外にはないよ.ちゃんと本堂に安置されているよ」
見られなくて残念.
<境内で一休み>
■北条湾
5分ほど参拝を兼ねて休憩を取った後,14時08分に,大椿寺を出発する.
自動車道路を横切って,北条湾沿いの遊歩道を進む.もう数年前の寒い日に,ここをお師匠さんと一緒に歩いたことを思い出す.
湾に沿って,何隻かの漁船が係留されている.
「ここから遠洋漁業に出掛けるんですよ・・」
とお師匠さんが説明する.
湾の水面で,ときどき肴が飛び跳ねている.
<うえ~・・この階段登るの!>
■本瑞寺
14時47分,本瑞寺(桜の御所)の参道入口に到着する.目の前に長くて急な石段が聳えている.皆の顔に,
「こんなに長い階段は登りたくないな・・・」
と書いてある.お師匠さんは,すかさず,
「・・この階段登らないと,先へ行けないですよ・・この階段,登ったら降りてきませんよ・・」
と釘を刺す.
長い石段を登って,14時49分,本瑞寺本堂の前に到着する.曹洞宗.境内に立派な鐘楼がある.
お師匠さんの説明によると,この寺は,三浦一族縁の寺のようである.
14時57分,本瑞寺を出発する.本瑞寺を挟んで道路の反対側におびただしい数の無縁仏の石塔が名編んでいる.
<本瑞寺>
<本瑞寺の無縁仏群>
■光念寺
暫くの間,高台の縁を巡る見晴らしの良い散策路を西へ進む.進行方向左手には三崎一帯の集落や三崎港が見下ろせる.素晴らしい眺めである.
15時丁度に光念寺に到着する.浄土宗のお寺である.お師匠さんの説明によると,開基は和田義盛.ご本尊は阿弥陀如来.
境内入口の両側に大きな花崗岩の門柱が立っている.境内はそれほど広くはないが,参道の奥に立派な本堂が建っている.
<高台の散策路が始まる>
<光念寺>
■海南神社
本伝寺を出ると,直ぐ右手に沢山の石像が立ち並んでいる.お師匠さんの説明によると,これらは六地蔵.中央におわすのが「清六地蔵」だそうである.直ぐ近くに小さなお社がある.稲荷社とのこと.
相変わらず見晴らしの良いトラバース道が続く.やがて,進行方向左手にこんもりとした森が見え出す.お師匠さんに伺う.
「ここが海南神社ですか?」
「いえ,・・もっと先ですよ.その先に森が見えるでしょう・・・」
と,顎で更に先に見えている大きな森を指す.
やがて,進行方向左手に海南神社へ降りる石段に到着する.ここから長くて急な石段を降りる.そして,15時10分,海南神社の本殿前に到着する.
境内片隅に海南神社の案内板が立っている.案内板によると藤原鎌足の子孫に縁のある神社のようである.
<路傍の石仏群>
<海南神社>
<樹齢800年のご神木>
<オプションコースは省略>
■三浦港産直センター「うらり」
15時20分頃,海南神社を出発する.お師匠さんの判断で,オプションコースでは割愛.私たちは,最福寺の参道を横目に眺めながら,15時26分,三浦港産直センター「うらり」に到着する.
大きな建物である.中に入ると,ムッと生臭い臭いが立ちこめている.狭い通路,通路の両側には海産物の売店が建ち並ぶ.沢山の客が訪れている.
入口近くで同行の女性群が屯している.私も気になる.女性群に近付いて,
「何ですか?」
と伺う.
「お蕎麦の試食ですよ.どうですか.貰いなさいよ・・」
私は買う気がないのに試食をすることに,少々罪悪感があるので遠慮する.
<「うらり」へ向かう>
<「うらり」店内>
■京急久里浜経由で帰宅
15時43分,やっと「うらり」を出る.そして,バス停「三崎港」近くにある喫茶店「岬」でお茶.私たちが入ると,ほぼ満席になるほどの小さな喫茶店である.私は350円也のコーラを所望する.
1時間以上,雑談で盛り上がる.16時53分にお開き.
バス停「三崎港」から,17時06分発三崎口行のバスに乗車.バスは混雑していて立ちんぼ.京急三崎口駅から京急久里浜駅でJRに乗り換えて大船へ.そして,18時42分に帰宅する.
少々歩き足りない感もあるが,水平歩行距離5.4キロメートル,累積登攀高度121メートルのプチハイキングだった.
私の足の故障も,この程度のハイキングならば,全く問題ないことが立証された.“めでたし,”“めでたし,”である.
<ラップタイム>
10:55 バス停「城ヶ島」歩き出し
11:04 城ヶ島灯台
11:35 馬の背洞門(11:40まで休憩)
12:15 城ヶ島公園展望台(13:32まで昼食)
14:00 北原白秋碑・記念館(14:08まで見学)
14:30 大椿寺(14:35まで参拝)
14:50 桜御所(14:57まで参拝)
15:00 光念寺
15:10 海南神社
15:26 三浦港産直センター「うらり」着
[ハイキング記録]
■水平歩行距離: 5.4km
■累積登攀高度: 121m
■累積下降高度: 125m
■所要時間(休憩時間込み)
バス停城ヶ島発 10:55
「うらり」着 15:26
(所要時間)4時間21分(4.35h)
水平歩行速度 5.4km/4.35h=1.24km/h
(おわり)
「鎌っこ倉ぶ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ebe6b83b63bb4b08333515614586d6ff
「鎌っこ倉ぶ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/203e975dcbaa7fef2446af4108e360d4
三浦半島:城ヶ島と三崎町社寺史蹟巡り(3)
(鎌っこ倉ぶ)
2010年5月22日(土) (つづき)
<城ヶ島散策>
■城ヶ島公園でノンビリ
昼食後の自由時間は,その辺りをブラブラしたり,芝生に座り込んだりで,ノンビリと過ごす.何時もなら,目一杯歩き回るのだが,今日の所は病み上がりなので,少しばかり自重する.集合時間の13時30分近くになると,仲間が三々五々と集まってくる.芝生の隅の花壇に,ピンク色の色鮮やかな花が一杯咲いている.もちろん,花オンチの私は,この花の名前など分からないが,葉は何となくマツバボタン風である.まあ,花の名前は,どうせ聞いても覚えられないが,機会があったらジャイアンにでも伺うことにしよう.
2~3人の仲間と,花壇の回りにあるベンチに座っていると,一同が何となく花壇の回りに集まってくる.成り行きで,この花壇を囲んで集合写真を撮ることになる.
写真を撮りながら,ふとトイレの建物を見ると,女子トイレの非常灯が点灯してクルクル回っている.何か事故かなと思っていると,係員が来て非常灯をオフにする.係員の話によると,水を流すノブと間違えて非常灯を押してしまう人が,かなり多いようである.係員は,
「・・・非常灯が点灯するたびに,事務所からトイレを見に来るんですよ・・」
と苦笑する.
<花壇の花>
<展望台からの眺望>
■北原白秋詩碑と北原白秋会館
13時32分に展望台を出発する.
園内の遊歩道をノンビリと歩いて,13時38分に公園出口から外へ出る.
出口から道なりに歩いていると,やがて広い駐車場の脇に出る.目の前には大きな城ヶ島大橋が見えている.駐車場を横切ってから,自動車道路を横断する.そして,緩やかな下り坂を下って,城ヶ島の海岸に出る.対岸は三浦半島である.
海岸沿いの砂浜に,北原白秋詩碑が立っている.実に大きな石碑である.
「・・あれ!・・どうして,わざわざ,こんな殺風景な砂浜の真ん中に碑など建てたんだろう・・」
率直なところ,私にはその理由が分からない.
石碑の表面には白州の詩が刻まれているようだが,浅学の私にはほとんど読むことができない.ハズカシイ限りである.
石碑から少し離れたところに,詩碑の説明文が掲示されている.この説明文によると,この石碑に刻まれている詩文は,
“雨はふるふる
城ヶ島の磯に
利休鼠の雨が降る”
らしい.私は心の中で,
「・・利休鼠って,一体何だ・・?」
と独り言を言う.
もともと,高校時代から国語がきらいだった私には,文学の素養が乏しい.実のところ,北原白秋の名前は,もちろん知っているが,考えてみると北原白秋の文章や詩は全く読んだことがない.だから,利休鼠などと聞かされても,何のことかサッパリ分からない.この年になって,自分の無学さが恥ずかしくてしょうがない.
少し高いところに建っている北原白秋記念館を見学する.貴重な展示物には感銘を受けるが,文学の素養がない私には,まさに「猫に小判」状態である.
<北原白秋歌碑>
<歌碑の説明板>
<北原白秋記念館>
<三崎の社寺散策>
■城ヶ島大橋を渡る
14時08分に北原白秋記念館を出発する.
往路を少し戻り,駐車場入口から少し長い階段を登って,城ヶ島大橋の歩道に出る.いざ橋の上に登ってみると,実に大きな橋だなと実感する.
長い橋である.結局,橋を渡りきるのに4分ほど掛かってしまう.
橋を渡り終えて直ぐに,進行方向左手の急で長い階段を降りる.先導役のお師匠さんが,
「手すりを持って,降りて下さい・・」
と皆に注意する.
階段の途中で補修工事をしている2~3人の職人がいる.お師匠さんが,職人に,
「こんな所,下ってくる観光客なんて居ないでしょう・・」
と得意げに質問する.すると,
「いくらでも居るよ・・ここが近道だからだよ・・」
と素っ気ない返事が返ってくる.私は心の中で,
「そりゃぁ~・・そうでしょう.通る人が居なければ,こんな立派な階段作る訳ないでしょう・・」
と合点する.
■大椿寺
橋から下ると,住宅街の中を入り組んだ狭い路地に入る.小さな十字路を直進,14時30分に大椿寺(だいちんじ)に到着する.ここは別名「椿の御所」というようである.
臨済宗のお寺のようである.境内にある案内板によると,源頼朝に縁のある寺のようである.源頼朝は,納涼などのために,しばしば,この寺を訪れていたという.
ご本尊は十一面観音菩薩.
広い境内は,人気がなく静まりかえっている.
お師匠さんの説明によると,この近くには,まだ,「桜の御所(本瑞寺)」「桃の御所(見桃寺)」という源頼朝縁の寺があるとのことである.
<大椿寺>
<大椿寺の境内>
※「埴輪は何処にあるの?」とお師匠さんに伺う.
「こんな外にはないよ.ちゃんと本堂に安置されているよ」
見られなくて残念.
<境内で一休み>
■北条湾
5分ほど参拝を兼ねて休憩を取った後,14時08分に,大椿寺を出発する.
自動車道路を横切って,北条湾沿いの遊歩道を進む.もう数年前の寒い日に,ここをお師匠さんと一緒に歩いたことを思い出す.
湾に沿って,何隻かの漁船が係留されている.
「ここから遠洋漁業に出掛けるんですよ・・」
とお師匠さんが説明する.
湾の水面で,ときどき肴が飛び跳ねている.
<うえ~・・この階段登るの!>
■本瑞寺
14時47分,本瑞寺(桜の御所)の参道入口に到着する.目の前に長くて急な石段が聳えている.皆の顔に,
「こんなに長い階段は登りたくないな・・・」
と書いてある.お師匠さんは,すかさず,
「・・この階段登らないと,先へ行けないですよ・・この階段,登ったら降りてきませんよ・・」
と釘を刺す.
長い石段を登って,14時49分,本瑞寺本堂の前に到着する.曹洞宗.境内に立派な鐘楼がある.
お師匠さんの説明によると,この寺は,三浦一族縁の寺のようである.
14時57分,本瑞寺を出発する.本瑞寺を挟んで道路の反対側におびただしい数の無縁仏の石塔が名編んでいる.
<本瑞寺>
<本瑞寺の無縁仏群>
■光念寺
暫くの間,高台の縁を巡る見晴らしの良い散策路を西へ進む.進行方向左手には三崎一帯の集落や三崎港が見下ろせる.素晴らしい眺めである.
15時丁度に光念寺に到着する.浄土宗のお寺である.お師匠さんの説明によると,開基は和田義盛.ご本尊は阿弥陀如来.
境内入口の両側に大きな花崗岩の門柱が立っている.境内はそれほど広くはないが,参道の奥に立派な本堂が建っている.
<高台の散策路が始まる>
<光念寺>
■海南神社
本伝寺を出ると,直ぐ右手に沢山の石像が立ち並んでいる.お師匠さんの説明によると,これらは六地蔵.中央におわすのが「清六地蔵」だそうである.直ぐ近くに小さなお社がある.稲荷社とのこと.
相変わらず見晴らしの良いトラバース道が続く.やがて,進行方向左手にこんもりとした森が見え出す.お師匠さんに伺う.
「ここが海南神社ですか?」
「いえ,・・もっと先ですよ.その先に森が見えるでしょう・・・」
と,顎で更に先に見えている大きな森を指す.
やがて,進行方向左手に海南神社へ降りる石段に到着する.ここから長くて急な石段を降りる.そして,15時10分,海南神社の本殿前に到着する.
境内片隅に海南神社の案内板が立っている.案内板によると藤原鎌足の子孫に縁のある神社のようである.
<路傍の石仏群>
<海南神社>
<樹齢800年のご神木>
<オプションコースは省略>
■三浦港産直センター「うらり」
15時20分頃,海南神社を出発する.お師匠さんの判断で,オプションコースでは割愛.私たちは,最福寺の参道を横目に眺めながら,15時26分,三浦港産直センター「うらり」に到着する.
大きな建物である.中に入ると,ムッと生臭い臭いが立ちこめている.狭い通路,通路の両側には海産物の売店が建ち並ぶ.沢山の客が訪れている.
入口近くで同行の女性群が屯している.私も気になる.女性群に近付いて,
「何ですか?」
と伺う.
「お蕎麦の試食ですよ.どうですか.貰いなさいよ・・」
私は買う気がないのに試食をすることに,少々罪悪感があるので遠慮する.
<「うらり」へ向かう>
<「うらり」店内>
■京急久里浜経由で帰宅
15時43分,やっと「うらり」を出る.そして,バス停「三崎港」近くにある喫茶店「岬」でお茶.私たちが入ると,ほぼ満席になるほどの小さな喫茶店である.私は350円也のコーラを所望する.
1時間以上,雑談で盛り上がる.16時53分にお開き.
バス停「三崎港」から,17時06分発三崎口行のバスに乗車.バスは混雑していて立ちんぼ.京急三崎口駅から京急久里浜駅でJRに乗り換えて大船へ.そして,18時42分に帰宅する.
少々歩き足りない感もあるが,水平歩行距離5.4キロメートル,累積登攀高度121メートルのプチハイキングだった.
私の足の故障も,この程度のハイキングならば,全く問題ないことが立証された.“めでたし,”“めでたし,”である.
<ラップタイム>
10:55 バス停「城ヶ島」歩き出し
11:04 城ヶ島灯台
11:35 馬の背洞門(11:40まで休憩)
12:15 城ヶ島公園展望台(13:32まで昼食)
14:00 北原白秋碑・記念館(14:08まで見学)
14:30 大椿寺(14:35まで参拝)
14:50 桜御所(14:57まで参拝)
15:00 光念寺
15:10 海南神社
15:26 三浦港産直センター「うらり」着
[ハイキング記録]
■水平歩行距離: 5.4km
■累積登攀高度: 121m
■累積下降高度: 125m
■所要時間(休憩時間込み)
バス停城ヶ島発 10:55
「うらり」着 15:26
(所要時間)4時間21分(4.35h)
水平歩行速度 5.4km/4.35h=1.24km/h
(おわり)
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