中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

白内障顛末記(11);いろいろやってみるが・・・

2012年07月23日 03時44分24秒 | 閑話休題:日々雑感

   白内障顛末記(11):いろいろやってはみるが・・・ 

2012年7月22日(日) 曇

 山仲間達が大菩薩峠へ出掛ける日である.
 今の私の体調から判断して,皆と一緒に大菩薩峠へ出かけても何ら問題ないとは思うものの,超フェイルセーフ,フールプルーフの術後方針があるので,敢えてそれを犯して出掛けても,罪悪感にさいなまれて気分は優れないだろう・・・という訳で山へ出掛けるのは控えることにした.

 明日は,いよいよ,左目の手術の予定である.そして,明後日火曜日になれば,手術した眼のガーゼもとれて,晴れて両眼視できるようになるだろう.明日と明後日の2日間だけ丹下左膳ならぬ丹上左眼を我慢すれば良い.
 最初の右眼手術のときは,何といっても局所麻酔なので,途中まで手術の進捗が見えて薄気味悪く,やけに緊張した.でも,今度は,すでに手術を経験しているので,さほど緊張することなしに手術を受けることができるだろう.

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 それにしても,右眼を手術してから今日までの約2週間,両眼の視力のアンバランスで随分と不自由をしたし,また,困惑した.
 私はもともと理系出身者.理系の人間の性向として,どうしても屁理屈を付けたくなる.それで,私の屁理屈を図示したのが下の図である.

 
  縦軸は,ちょっと抽象的だが「見える度」,横軸は眼から被写体までの距離である.
 黒実線は手術後の右眼,黒破線は+1.5ジオプトリ程度の凸レンズを使った場合の「見える度」を示す.
 青実線は,手術前の左目(強度の近視),青破線はパソコン用に作った眼鏡を着用した場合の「見える度」を示している.
 図中のBest Pintが望ましいが,こうすると眼が廻るので,とても疲れる.
 L2とL3では両眼のボケ具合が丁度同じになり,眼には楽だが,肝心の画面の字が良く見えない.

 では,どうしたら良いのか?

 結論は簡単.
 私はヤマダ電機に行って,I/Oデータ社製の23型ディスプレィを購入した.前々から大きなディスプレィが欲しいなと思っていたので,これ幸いで手に入れた.序でに,キーピッチが標準の安価なキーボードも一緒に購入した(テンキーが付いていないもの).
 これらをノートパソコンのUSBに接続すると,デスクトップパソコンそっくりになる.画面が大きいと,眼からの距離が多少遠くなっても良く見えるので大変具合がよい.

 明日,左目の手術を受けるまで,パソコンの前に長居は無用である.
 今回は,この辺りで終わりにするが,次回は100円眼鏡のレンズを外したり付けたり,針穴から覗いて,焦点距離なしにしたり,いろいろ馬鹿なことを試みた結果を披露することにしたい.
                             (おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5cca7204f63bc0af298d0c9d218f4393
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f302ee2ccdc037979c9b9b833cd68f2f

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。