<閉会の挨拶>
2018年秋の会員展;第6日目(2);ギャラリートークと撤収作業
(神奈美会員展)
2018年10月14日(日) 曇
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0e41b02325ab32497ddd1497f1b10d77
<ギャラリートーク>
▇ギャラリートークとは…
今日は展覧会最終日.
13時からギャラリートークが始まる.審査の指導的な役割をされている方がリーダーになって,それぞれの作品の前に集まる.
最初に作者から,自分の作品の制作意図や特徴,強調したいこと,苦労したところなどのプレゼンテーションをしていただく.そのあと皆で批評しあう.これは学会などで行われるフロアーとの質疑応答と良く似ている.
まずは,ギャラリートークの様子を撮った写真を何枚か披露しよう.
このように有志が集まって,お互いに絵の感想や批評をしあうのは,なかなか興味深く,勉強にもなる.このようにギャラリートークが開催されるのが,この協会の大きな特徴と言えるかも知れない.
ふと思う.
もし,ムゾルフスキーが私達の展覧会場にやってきたとしたら,一体,どんな曲を作るんだろうか.これは大変興味のある話題である.私に作曲の才能があるんなら,絵を拝見しながら早速五線紙を取り出すだろう.
<ギャラリートーク>
▇私の絵
私が出展した2枚の絵も,勿論,ギャラリートークの対象となる.
私は予め準備した説明資料を,皆さんにお配りして,私の意図するところをかいつまんで披露する.ただ,自分が当事者になっているので,私の番の様子を写した写真は手許にはない.ただ,配付資料はあるので,参考のために披露しておこう.なお,私の絵については,稿を改めてもう一度当ブログで検討を加えたいと思っている(肝心の絵の写真がないのでで馬鹿みたいな話だが…)
私の場合,敢えて不都合なことをしながら絵を制作しているので,多分,鑑賞しずらかっただろうと思う.こんな冒険ができるのも会員展ならではのこと.もし,どこかの公募展に応募したら落選必定の枝からである.
余談になるが…
私は昭和39年(1964年)から,ずっとコンピュータ関連の仕事をしてきたが,最近急速に発展しているAIやロボットに対して,”あれよ,あれよ感”と”警戒感”を何となく持っている.
”AIを搭載したロボットでも描ける絵は描きたくない”
という想いがある.
とはいえ,最近のAIの発達は正に目を見張るものがある.多分写真のような絵を描いていたら,完全にロボットには敵わなくなるだろう.
”ロボット様,この辺りの描き方を教えて下さい…”
とロボットに頭を下げて教えを紅葉になるかもしれない.
別にロボット様に頭を下げるのに抵抗があるわけではないが,人間として,ちょっと情けない.まあ,どうでも良いことだが…
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<閉会間近>
▇何となく慌ただしい雰囲気に…
16時に展覧会を終えて,撤収作業に入る予定である.
閉会間際になると,展示した絵などを受け取るために,海尉の皆様を三々五々と会場に集まってくる.隣の会場で開催されている他の団体の展覧会場も,事情は同じようである.
懇意にしている会員の皆さんも次々に現れる.
「…やあ,始まったかと思ったら,もう終わりですね.」
これ実感である.
▇丹沢の常連が来訪
閉会間際に丹沢塔ノ岳常連のKMさんがヒョッコリ現れる.
「ギリギリまで時間が取れなくて…やっと来ました」
私,感激.さっそく自分の絵を見て貰う.
「あっ」,これ北穂から奥穂を見たところですね…」
と私の絵が何処を描いているのかが一瞬で理解してくれる.これを切っ掛けに北アルプス談義が熱っぽく始まってしまう.
”だから山仲間は,すぐに話が通じて良いな,嬉しいな”
と私は心の中で思う.
<閉会と会場撤収>
▇閉会式
16時30分,閉会式が行われる.
まずは,快調から無事展覧会が終了した旨の挨拶がある.つづいて来年5月の公募展が神奈川県民ホールで,さらに秋の会員展はここ横浜市民ギャラリーで行うことの連絡がある.
”来年の公募展には,是非,新基軸の作品を出展したいな…”
と会長の挨拶を伺いながら,密かに思っている.
”さて,来年の公募展では何をモチーフにしようかな…”
実は,もう密やかに制作のとりかかっている作品に思いを寄せながら,会長の挨拶を伺う.
<閉会の挨拶>
▇撤収作業
まずは壁から額を外す.
ついで,吊り金具を外す.これが脚立に登らないとできないので面倒である.私は展示した絵の搬出を業者に委託しているので,業者が私の絵を梱包して移動するのを確かめる.
撤収作業は30分ほどで終わる.
<撤収作業を終えた会場>
▇三々五々帰宅
17時少し過ぎに転宗を終えて,居合わせた怪異の皆さんと一緒にJR桜木町駅に向かう.大半の方々は電車で横浜方面へ.私一人大船行の電車に乗車する.
秋も深まった.まだ17時を少し廻ったばかりなのに,辺りはもう薄暗くなり始めている.まさにつるべ落としの秋である.
これでやっと一息だ.
明日は,終日,家に籠もってゴロゴロしながら骨休みだ.
(おわり)
「セピア色の画集」の次回の記事
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