<サグラダファミリア>
ピレネー山小屋縦走トレッキング;第9・10日目(1);サグラダファミリア見学
(アルパインツアー)
2018年8月18(金)~27日(日)
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第9日目;2017年8月26日(土) 晴れ
<ルート地図>
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<アバサンツホテルの朝>
■朝食
昨夜,コーヒーを飲み過ぎたためが,昨夜はちょっと寝付きが悪かった.でも,何時の間にか熟睡していた.
4時30分頃,トイレに起きる.
6時55分,モーニングコールがある.起床,ひんやりとした室温である.外はまだ真っ暗である.
7時05分から朝食.全員,一カ所のテーブルに案内される.いわゆるバイキング形式である.私の朝食は下の写真の通りである.フレッシュハムが美味しい.
朝食をソソクサと済ませた人は,すぐに自室へ戻る.結局,私は8時頃まで人で残って,コーヒーを賞味する.
<私の朝食>
■朝の街角
朝食後,数分の間,ホテル近くを散歩してみる.ヒンヤリとしている.美しい町並みである.辺りを一回りして,8時15分頃,一旦自室に戻る.
すでに荷物のセイルは終わっているので,集合時間まで,何もせずにぼんやりと過ごす.
<ホテル周辺を散策>
<専用車で市内観光>
■専用車に乗って…
8時55分,集合時間の5分前にロビーへ降りる.
9時丁度に専用車に乗車する.今朝は後ろの方に席に座る.専用車はすぐに発車する.今日の運転手はトラさんという.現地案内人は,昨日と同じYKさんである.
専用車が走り出すとともに,YKさんの案内が始まる.例によって早口なので,シッカリメモする故尾賀できないのが残念である.
専用車がどこを通っているのか良くわからないが,大まかに言えば東の方向へ走っている.
車窓からは外観がとても美しいビルが次々に見える.これらの建物を見ているだけで楽しい.
現地ガイドの話だと,今,専用車が通っている道はラブラジヤ通りという中心街のようである.
<素敵な外観のビル>
■ガウディが設計したビル
9時17分頃,ガウディが設計したというビルの脇を通過する.近くにユニクロの看板が掛かっているビルも見える.車窓から実に沢山のビルをデジカメで写したが,ここで全部を披露するスペースがないのが残念である.
とにかく素晴らしいビルが沢山建ち並んでいる.いくら東京が綺麗だと行っても,これほど調和の取れた美しい市街は見当たらないと思う.
”バルセロナはやっぱり歴史の厚みがある街だなぁ…”
もし,再びバルセロナを訪れる機会があったら,是非,スケッチブック片手に,数日間はブラブラあるきをを楽しみたいなと思う.
もっとも,そんなことをしたら,現地ガイドの口癖ではないが,またたくまにドロボーに身ぐるみはがされてしまうかな…?
<素敵な建物がずらりと建ち並ぶ市街地>
■これもガウディだ
この建物も実にユニークな外観をしている.
現地ガイドの話によると,一般的にビルの中がパティオになっているらしい.ビルの2階が一等地,3階以上がアパートになっていることが多いという.
9時17分,カサデナ(合っているかな?)という交差点を通過する.
<ガウディが設計したビル>
■三角屋根の建物
9時22分,とんがり帽子の奇怪な感じの建物の前を通過する.
私は手許に市街地図を広げて,専用車がどこを通っているのか追跡していたが,だんだんと目が疲れてきて,とてもではないが続けられない.そのうちに,
”勝手にしやがれ…”
という気分になり,地図を追うのをやめにする.
<尖塔が特異なビル>
<サグラダファミリア見物>
■サグラダファミリア見取図
■サグラダファミリア近くで専用車から下車
とある場所で,専用車が停車する.
現地ガイドYKさんの先導で,専用車から降りる.途端に,また,
「…ドロボーに気をつけて下さし…」
耳にタコ.
<専用車から下車>
■沢山の観光客に混じって…
辺りは公園風に整備されている.
あちらこちらにバスが停車している.私たちと同じように,観光客の集団があちこちに屯している.
息つく暇もなく,YKさんが歩き出す.私たちは,今日もキンギョノウンコである.セカセカと後に続く.
<沢山の観光客が訪れている>
■C.Aragoというところ
9時27分,「←C.Arago…」と書いてある案内板を見つける.
”シメシメ…こいつの写真を撮っておけば,跡でどこで専用車から降りたかが分かるぞ…”
でも,結果的には,帰国後,調べる気にもならないでいる.
<目印の案内板>
■サグラダファミリアの全景
見知らぬ街中をYKサンを先頭に,街中をシャカシャカと急ぎ足で歩く.どこを歩いているのか地図上で確かめるいとまもない.
9時33分,突然目の前にサグラダファミリアが聳えているのが目に入る.
一同,一斉に立ち止まって,
「わあ~…サグラダファミリアだぁ~!」
と叫びながら,まずは写真を撮る.
その様子を見ていたYKさんが,
「…もうちょっと先に行けば,もっと良く見える場所がありますよ…」
と焦れったそうに私たちに止まらないように促す.
9時36分,なるほどサグラダファミリアの全景がとても良く見える場所に到着する.ここで写真タイムを取る.
<サグラダファミリアの全景>
■露天商
写真タイムを終えて,サグラダファミリアへ向けて歩き出す.
サグラダファミリア前の広場で,地べたに小物を並べて売っている人が居る.
YKさんによると,露天商は違法とのこと.ただ,こういうところで買い物をする観光客が結構居るので.露天商の数が減らないという.
私たちも,結構面白がって,これらの小物を見物する.
<露天商>
■サグラダファミリアのベストショット
■境内に入る
9時50分,セクリティチェックを受け手から,ちょっと狭い通路を通って境内(…って言うのかな?)に入る.ちょっと緊張する.
<狭い通路から境内へ>
■素晴らしい彫刻
目の前に巨大なサグラダファミリアが建っている.
YKさんから細かい説明を受けたが,まったく頭に入っていない.とにかく随分と手の込んだ彫刻が壁面くまなく飾られている.言葉にならないほど凄い! ただ,ただ,凄い! ど肝を抜かれる.
これでは,資金もさることながら,とてもではないが,一朝一夕には完成しないことが納得できる.
<壁面を飾る素晴らしい彫刻>
■豪華な外観
この豪華な快感には圧倒される.
至る所に人物像がある.これらの人物像についても多々説明を受けたが,残念ながら頭に入っていない.とにかくキリスト教に関連する故事来歴を表現しているようである.
<素晴らしい外郭>
<サグラダファミリアの内部>
■特異さに圧倒される内部
寺院内部に入る.
これまで見たこともないような特異な雰囲気に圧倒される.
”なんだ! この空間は…!?”
私も…それほど沢山の事例ではない内外の旅の途中で,いくつかの教会を見学したことがある.もちろんカトリックとプロテスタントでは内部の様子が異なるし,国によっても多少の違いがあるにしても,ある種の共通なものを感じ取っていたが,ここはまるで違う雰囲気である.
下の写真はサグラダファミリア教会の内部の写真である.論より証拠で,この写真を見ればいかに特異な雰囲気かが一目瞭然である.
<サグラダファミリア教会の内部>
■ステンドグラスの光
壁面のステンドグラスから,自然光に近い光線と紫色の光線が内部に射し込んでいる.
このステンドグラスが,一般的な教会で見かける多様な色調とステンドグラスとは趣が違う.この特異さにまたビックリする.
<ステンドグラスの光>
■森のイメージ
天井を仰ぎ見て,感銘を受ける.
YKさんの説明によると,森をイメージしているとのことだが,なるほどそうだなと思う.この天井を見ていると,何とも言えない心の安らぎを覚える.なんとも素晴らしい造形美である.
<天井は森のイメージ>
<ショッピング>
■サグラダファミリアの解説書
10時58分,サグラダファミリアの土産屋に立ち寄る.広さは150平方メートルぐらいだろうか,それほど広くはないが,サグラダファミリアに関連する土産品類が陳列されている.結構,人が入っていてレジに永い列ができている.
サグラダファミリアについて,もう少し体系的に知りたいと思った私は,7ユーロの単行本『サグラダファミリア物語』(日本語版)を購入する.
日本人が日本語に訳しているので,文章にぎこちなさがなく,とても読みやすい.それに装丁,内容ともにとてもユニークである.あとでゆっくりと読もうと思う.
<表紙> <裏表紙>
<内容>
■見学を終えて専用車へ
11時20分,売店から外に出る.
11時26分,全員が集合場所に揃う.
定刻11時30分に専用車が駐車している場所に向けて歩き出す.
<建物の外へ出る>
(つづく)
つづきの記事
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の目次
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の索引
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