中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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新春の鎌倉:鎌倉七福神と周辺の社寺史跡を巡る(2):浄智寺から本覚寺へ

2011年01月12日 23時20分58秒 | 鎌倉あれこれ

                                                                                      <旗上弁財天>

  新春の鎌倉:鎌倉七福神と周辺の社寺史跡を巡る(2):浄智寺から本覚寺へ
               (山旅スクール5期「鎌倉トレッキング会」定例会)
                2011年1月10日(月・成人の日)
  (つづき)

<浄智寺から源氏山公園へ>

■浄智寺の布袋尊
 円覚寺から外へ出た私達は,沢山の観光客に混じって,浄智寺へ向かう.いよいよ本来の目的である鎌倉七福神巡りの始まりである.
 11時20分頃,沢山の観光客に混じって,浄智寺の境内に入る.私は鎌倉市民で福寿手帳を貰っているので拝観料は掛からない.年金暮らしの身の上なので,これは大助かりである.
 境内を一回りしてから,トンネルを潜った先に安置されている布袋尊を詣でる.布袋尊のお腹は沢山の参拝者が撫でるので黒光りしている.何となく気持ちが悪いので,私は布袋尊の腹を撫でるのは遠慮する.
 

■天柱峰
 11時40分,浄智寺を出る.浄智寺から裏大仏ハイキングコースを登る.
 11時54分,天柱峰に到着する.ここで小休止.


■葛原岡神社近くで昼食
 12時03分,葛原岡神社に到着する.
 葛原岡神社近くの“あずま屋”で昼食を摂る.例によって野菜漬物さん他主婦の皆さんが沢山のご馳走が提供される.極めて美味.大いに盛り上がる.


■源氏山公園
 12時50分,漸く昼食が終わる.随分と時間が押してしまった.このままでは,16時過ぎまでに,七福神を全部廻るのはかなり厳しい.そこで,これからは,多少,歩行速度を速めることにする.
 葛原岡神社前から源氏山公園広場にある源頼朝の像の前を通過して,寿福寺脇の登山口におりる.我がグループには,岩の間の狭い所で引っかかるメタボは不在だった.


<寿福寺から鶴岡八幡宮へ>

■季節外れの紅葉を楽しむ
 寿福寺境内の端にあるトンネル付近に見事な紅葉が残っている.寄り道をして,近くにあるヤグラと紅葉の風景を楽しむ.


■寿福寺の境内
 再びトンネルを戻って寿福寺の山門に向かう.
 正月のためか,寿福寺の境内が拝観できる.滅多にない機会なので,境内を拝観する.禅寺らしく粛然とした雰囲気が漂っている.ビャクシンの古木が印象的である.


■川端記念館
 横須賀線の踏切を渡って,川喜多記念館前の散策路を通過する.記念館の窓越しに展示物が見える.今回は,ここには立ち寄らずに通過する.


■鶴岡八幡宮
 鉄の井の前をそのまま北上,県立近代美術館前から鶴岡八幡宮の境内に入る.もの凄い数の観光客に揉まれながら,倒壊後の大イチョウを見物してから,旗上弁財天を参拝する.お一人の記帳を待って,13時55分,横浜国立大学付属小中学校側の出入口から境内を出る.


<宝戒寺から妙隆寺を経て本覚寺へ>

■宝戒寺
 彼岸花が群生する裏路地を通って宝戒寺に向かう.
 入山料100円/人也を奉仕して境内に入る.毘沙門天を参拝する.


■妙隆寺
 次いで,小町大路を南へ向かう.
 14時12分,妙隆寺寿老人を参拝する.お堂の中の寿老人を拝見した仲間が,
 「あっ・・仙人が居る」
と言う.あだ名が「仙人」という私の山仲間の1人と風体が良く似ているという.そんなものかなと思う.


■日蓮辻説法跡
 再び小町大路に戻り,14時18分,日蓮辻説法跡を見学する.


■琴弾橋
 日蓮辻説法跡からほんの少し南の角を左折して住宅地内の路地に入る.すぐに赤い欄干の橋が見えてくる.琴弾橋である.
 資料1(p.20)によれば,「橋の正面の小高い丘を,『小御所ノ丘』という.2代将軍源頼家の妻とその子一幡が住んでいた,この丘には琴引の松があったと伝えられる.この松の枝が風に揺れるとき,ちょうど琴を弾くような美しい音がしたという」.


■本覚寺
 琴弾橋から閑静な住宅地を抜けて,比企能員邸跡に出る.
 戎橋を渡って,本覚寺の境内に入る.境内には沢山の出店が出ていて大盛況である.そういえば,1月10日は本覚寺の「本えびす」の日である.
 烏帽子を付けた福娘が福もち,福銭,御神酒を振る舞っている.福娘の衣装が実に可愛い.
 雑踏の中,夷尊神を拝観してから若宮大路にでる.



                                  (つづく)

資料1;鎌倉市教育センター(編),2009,『かまくら子ども風土記』鎌倉市教育委員会

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