照葉峡・榛名山散策(1)
(山旅スクール第5期同窓会)
2007年10月28日(日)~29日(月)
<はじめに>
flower-hillは,クラツリ横浜山旅スクール第5期(2002/9~2005/8)の修了生。この度,第5期修了生同窓会が開催された。場所は,群馬県の自然の森照葉峡と榛名山。28日夜は,湯ノ小屋温泉の洞之荘で懇親会が開催された。
2日間とも天候に恵まれた。
28日は,奥利根水源の森,自然の森照葉峡を散策。見事な紅葉を堪能した。
29日は,榛名富士散策組と相馬山ハイキング組に分かれて散策した。
■散策ルート
■プロフィールマップ
第1日目 10月28日(日) 晴
<奥利根水源の森へ>
■新横浜から洞之荘へ
参加者10数名は,7時頃,新横浜駅に集合した。このブログでお馴染みの方々,お地蔵さん,トドさん,ギンナンさん,痛子さん,カモメさん,ノシイカさんの皆さんの他に,久々に会う懐かしい方々も集まっている。
7時15分,フジバスの小型バスに乗った私達は,新横浜駅を出発する。
8時34分から8時54分まで高坂SAで休憩を取り,11時02分に群馬県北部,奈良俣ダム近くの湯ノ小屋温泉にある「洞之荘」に到着する。
■「群馬県自然の野営場」で昼食
洞之荘で荷物の整理を終えて,11時20分,再び,小型バスに乗って,照葉峡を目刺し絵出発する。木の根沢に沿って川を遡る。そして,11時52分に「群馬県自然の野営場」に到着する。
辺りは淡い日光が降り注ぐ広場になっている。私達はここでユックリと昼食を摂る。クラツリから支給された昼食は,珍しく「折り詰め」である。何時もの「おにぎり2個」より随分と立派である。食事が良ければ,気分も良くなるのは当然である。
<群馬県自然の野営場> <昼食>
■「ささやきのみち」を散策
昼食後,13時30分まで自由行動である。
私は数名の方と,何となく谷の方へ向かう遊歩道に沿って進む。私達は直ぐに「道木の根沢さんぽみち」を横切って,照葉峡の川に架かる小さな木橋を渡る。そして,「ささやきのみち」に沿って支流を遡る。両側に紅葉した山が迫る谷間を遡る。直ぐに右手に枝分かれする道がある。ここは真っ直ぐ直進する。
ほんの数分進むと,川はふたたび二つに分かれる。川幅は狭いが,水量は多い。綺麗な水が川幅一杯に流れている。少々危なっかしい木橋を渡って対岸に出る。更に数分進むと,遊歩道は二手に分岐する。
そのまま先へ進んでもきりがないので,進行方向右手の道を辿るか,あるいは今来た道を戻るか迷う。右手の道は支流を渡って,支流の左岸をジグザグに登っているが,その先がどうなっているか分からない。
「一寸様子を見てきますよ・・」
と言って,私が斥候に出る。
■峠で記念写真
実の所,ほんの少しでも良いから自分の速度で思い切り歩いてみたかったのが本音である。ジグザグ道を猛スピードで登ってみる。振り返ると他の皆さんも,今来た道を引き返さずに,私の後に付いてきているようである。
5分ほど登ると尾根に到着する。丁度そのとき,私達とは別に歩いていた仲間の「親分」「隊長」達とバッタリ会う。お互いにビックリする。私が,
「この道を辿って,元の広場に戻れるか心配でした・・・安心しましたよ」
と言うと,隊長達も,
「ここを下ると元に戻れるんですね・・・あとから誰も来ないので,皆,散歩しないのかなと不安に思っていました」
お互いにホッとする。
やがて散策者全員が,峠で顔を合わせる。では記念写真を撮ろうと言うことになる。
<尾根で記念写真>
※写真掲載については全員の承諾を得ている。
はっきり見えないように解像度を落としてある。
■水源の森を出発
12時57分,峠で仲間とすれ違った私達は,再び先へ進む。峠から先は徐々に下り坂になる。やがて,川の左岸をトラバースする急傾斜の下り坂になる。坂を下り終わると,往路で最初に出会った三叉路に出る。
13時15分に出発点の自然の野営場に戻る。
数名の仲間は,散策には出ずに,ここでお茶を飲みながら,のんびり過ごしていたという。
13時26分に,私達はフジバスのチャーターバスに乗って,川沿いに下る。そして,13時34分,照葉峡入口でバスから降りる。ここから暫くの間,照葉峡に沿って歩く。
(つづき)