
<端山藤園の見事なフジ>
陽春の藤沢:フジ史跡ロードを楽しむ(1)
(五十三次洛遊会有志)
2011年5月2日(月)
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ついこの間まで梅の花を追いかけて,鎌倉の山を歩いていたのに,今は,もう,風薫る5月である.本当に月日の過ぎ去っていくのが早いのに驚かされる.
鎌倉の住民である私は,お隣の町である藤沢市のことも少しは知っているつもりだが,改めて藤沢の地図を眺めると,実際には藤沢駅周辺しか歩いたことがない.もっとも,丹沢を訪れるときに,藤沢から小田急電鉄に乗って相模大野まで出るときに,電車の車窓から,藤沢市内を眺めてはいるが,実際に自分の足で歩いてみたことはなかった.
そんな折,たまたま五十三次洛遊会でお世話になっている藤沢市民のM丘さん(仮称)に,藤沢市内のフジ史跡ロードを案内していただくことになった.そこで,本日(5月2日),M丘さんの案内で,同じ会のメンバーであるI河さん(仮称)と私,FHの3人で,ノンビリと散策を楽しんだ.
私達は,小田急線湘南台駅から歩き出して,円行公園,霧ヶ谷公園,なかむら公園,二番公園,大場城址公園,引地川親水公園,舟地蔵公園,端山藤園,白旗神社,遊行寺などフジの名所旧跡を一回りして,夕方,無事,藤沢駅に到着した.
水平歩行距離16.6キロメートル,累積登攀高度205メートル,累積下降高度223メートル,所要時間(休憩時間込み)6時間58分のやや長めのハイキングであった.
平素の私は,もっぱら観光客で賑わう鎌倉市内の公園を主体に散策している.鎌倉市内の公園しか知らない私には,藤沢市内の公園が,どこも広々としていて,地元市民がのびのびと楽しんでいる姿がとても新鮮で羨ましく思えた.
もちろん,鎌倉市内の公園も素晴らしい.でも,藤沢市内の公園と比較すると,鎌倉市内の公園は,ともすれば地元住民もさることながら,主として観光客が楽しんでいるというイメージが強い.もちろん,これは私の主観的な感想に過ぎないが・・・私は藤沢市民がとても羨ましく思えてきた.同時に,これまで藤沢駅周辺しか知らなかった私は,藤沢の本当の魅力を知らずにいたことになる.
この驚きを認(したた)めるには,到底,1回のブログ記事では無理なので,初回の今回は,フジ史跡ロードの概要だけを記録するにして,詳細は次回以降で書きしたためることにしたい.
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<ハイキング地図>
※この図は実際に歩いた経路を示している.
<藤沢市の資料>
<表紙> <地図>
今回は,引地川親水広場,長久保公園,八部(はつべ)公園の3カ所は訪れていない.何れ,近々,機会を見て散策しようと思っている.
(つづく)
「湘南・関東の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4d5965092d18ca06016e6f47978cb3c6
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