中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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やっと好天気に恵まれたがシンドかった丹沢:塔ノ岳(今年17回目)

2015年09月06日 02時18分29秒 | 丹沢の山旅

                                <心地よい堀山の尾根道>

   やっと好天気に恵まれたがシンドかった丹沢:塔ノ岳(今年17回目)
             (リハビリ登山)
         2015年9月5日(土) 晴

<登山地図>


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■久々の好天気
 このところ,ずっと秋雨前線が停滞していたので,雨の日が多かった.先週土曜日も早朝かなり強い雨が降っていたので,塔ノ岳詣でを中止した.でも,間もなく天気が回復して最高の登山日和となった.私は,”シマッタ! 出掛ければ良かった”と思ったが後の祭りである.
 その後,今週はずっとお天気が悪かったし,私も色々やりたいこと,やらなければならないことが山積していて,アップアップの状態で週末を迎えた.
 私は昨夜の内に,
 ”明日は何がなんでも塔ノ岳に行くぞ…!”
と心に決める.
 そうなると,今度は緊張して夜が眠れなくなる.昨夜は20時30分頃就寝したが,22時30分頃目が覚めてしまい.それ以降はほとんど眠れないまま,今朝,3時に起床する.少々寝不足なので,身体全体が鉛になったように重たく感じるが,とにかく今日は出掛けようということで,何時ものように,4時10分に自宅を出発して,徒歩で大船駅に向かう.40分ほどの道のりである
.9月ともなると夜が明けるのが随分と遅くなっている.外は真っ暗.
 住宅地の道路は,昨日の余熱が残っていて,意外に蒸し暑い.そのため大船駅に到着したときには,もう体中が汗臭くなっている.

■車窓から矢倉岳
 小田原で東海道本線から小田急線に乗り換える.車窓から富士山が見えるのを楽しみにしていたが,靄のような薄雲が掛かっていて.残念ながら富士山は全く見えない.仕方がないので,見えない富士山と矢倉岳の写真を撮る.
 これからますます日が短くなる.車窓から矢倉岳が見えるのは後少しの間だけ.その間に是非車窓から富士山を見たいなと思うが,無理かな.

<小田急車窓から矢倉岳と見えない富士山を撮る>
 
■バス停大倉のネコ
 6時11分に渋沢に到着.大船から私と同じ電車で来られた駈けっこの男性と一緒に,大倉行バス停に一番乗り.この男性と雑談をしている内に,バス待ちの列が段々と長くなる.
 土曜日で久々の好天気である.当然臨時バスがでる.駈けっこのHさん,毎日登山のTGさん,三角髭のTDさん,SSKさん,IsIさん,UMさんなどご常連と一緒である.
 6時50分,臨時バスは大倉に到着する.
 大蔵バス停付近には何匹かのネコがいる.ネコに会ったときは必ず写真を撮ることにしている私は,早速,このネコの写真を撮る.
 こ
のネコ,耳の一部が食いちぎられている.多分,縄張り争いで,他の雄ネコに食いちぎられたんだろう.

<大倉のネコ>

■ヒル談義をしながら大倉から歩き出す
 6時55分,TGさん,SSKさん,IsIさんと一緒に大倉から歩き出す.
 私はまだリハビリ登山中である.今日の目標は小草平か萱場平ということにしている.
 途中,雑事場ノ平ぐらいまでは,皆さんと一緒に歩く積もりだが,そこから先は歩行速度を落とすつもりである.
 TGさんから,雨の日にヒルに出会った話を伺う.雨の日は登山道が川のようになる.ヒルが川の水に流されていて,たまたま通りかかった登山者に取り付くとのこと.TGさんと同じように雨の日に塔ノ岳に来た常連の方もヒルに取り付かれたようである.
 7時15分,丹沢ベースを通過する.前回塔ノ岳を訪れたときに比較すると,今日は気温,湿度ともに大分低くて歩き易いが,それでもまだまだ蒸し暑い.

■見晴階段
 7時44分,見晴茶屋を通過する.大倉を歩き出してから49分経過している.
 ”リハビリ中の私がラップタイムなど気にしてどうなる…”
と私の体内に巣喰っている私が,私に嫌みを言う.
 私もその通りだと思う.どうせ,途中から引き返すのに,そんなに早く登ってどうするの…と自問自答する.
 見晴階段を登り始める.途端に平素の運動不足が身に堪える.
 ”登る速度をもっと落とさないと,続かないぞ…”
と自分の身体が反応する.
 私は一段と登攀速度を落とす.
 見晴階段がもう少しで終わりになるところで,私の後ろに居たTGさんに追い越される.
 
<見晴階段>

■一本松上のベンチ
 駒止階段に続いてモミジ坂に差し掛かる.
 この辺りから,平素の運動不足が堪え始める.とてもではないが,従来通りの速度では登れない.私は細心の注意をしながら,歩行速度をさらに落す.
 8時01分,ようやく一本松を通過する.ここで,SSKさんが私に追い付く.SSKさんが,
 「…随分,(歩行速度が)速いですね」
と言う.
 「これが限度です…大倉からここまで1時間06分も掛かっていますよ.元気なら1時間を切っていなければ…」
なんて答えたが,内心では,
 ”今,リハビリ中のオレにそんな講釈を並べる資格があるのかな”
と自問自答する.
 一本松上のベンチに到着する頃には,SSKさんはずっと先へ行ってしまう.
 一本松のベンチで給水休憩を取ろうかなと思っているときに,IsIさんが私を追い抜いていく.


<一本松上のベンチ>

■駒止階段
 一本松上のベンチで給水休憩を取る.その間に,TZさんがベンチの前を通過する.
 1~2分の給水休憩を取って再び歩き出す.相変わらずのノソノソ歩きである.
 駒止階段に差し掛かる.内心で,
 ”この階段,登るのシンドイな…”
とため息をしていると,後ろから,
 「あっ! FHさんだ…」
という声がする.振り返ると,KIさん,MTさん,Hsさんなどの常連さんである.
 「今日は小草平か萱場平までしか登りませんので,ユックリ登ります…」
と負け惜しみを言って,皆さんを見送る.
 駒止階段を登り始めると,たちまちの内に差が広がり始める.
 坂の途中で下山してくるKSさんとバッタリ.例によって.
 「やあ,やあ…FHさん」
で握手.
 「山頂の気温は14℃.涼しくてとても気持ちが良かったですよ…」
と教えて貰う.毎度のことながら,KSさんから勇気をもらう.
 8時23分,ようやく駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は1時間28分.リハビリ中なので止むを得ないとはいえ,何とも酷いラップである.
 この辺りで,次のバスで来られたMGさんに追い抜かれる.

<駒止階段登り口で沢山の常連さんに追い抜かれる>

■心地よい堀山の尾根道
 今日は小草平の堀山の家か萱場平を最終目的地に決めている.このまま歩いたらすぐに堀山の家に付いてしまうので,もう少しユックリ歩くことにする.
 何時ものことながら,堀山の尾根道をノンビリ歩くのは実に心地がよい.
 8時44分,晴れていれば富士山が見える場所に到着する.早速,見えない富士山の写真を撮る.
 そんな私の様子を見ていた若い連中が,
 「何か見えるんですか…?」
と質問する.
 ”見えない富士山の写真を撮っているんです”
とも言えず,私は返答に窮す.

<堀山の尾根道から見えない富士山の写真を撮る>

■小草平で給水休憩
 8時47分,小草平に到着する.大倉からの所要時間は1時間52分.元気なときなら,そろそろ後七分坂に差し掛かる頃である.分かってはいるけれども,今の自分がつくづく情けなくなる.
 堀山の家はもう開店している.ここで登るのを止めて,堀山の家に立ち寄ろうか,それとも,もう少し登ろうかで迷う…が.まずはベンチで給水休憩を取ることにする.
 ベンチで座っている私の前を,TZさんが通過していく.やがて,カメラマンのMMさんが小草平に到着する.MMさんも小草平のベンチに座り込んで休憩されている.
 いくらリハビリ登山でも,ここでオシマイではどうにも物足りない.せめて萱場平まで登ろうと思って,8時58分,小草平を出発する.私より直ぐ後に小草平を出発したMMさんに,間もなく追い越される.

<小草平から先の岩稜地帯を登る>

■萱場平
 体調を確かめながら,充分にユックリペースで登り続ける.今の私が一番怖いのは急な下り坂である.登りながらも.登山道や階段の様子を注意深く眺めながら,下りのことを考え続ける.
 足に無理が掛からないように注意しながら登って,9時20分に萱場平に到着する.
 ここが今日予定していた終着点である.
 ベンチに座って,
 ”さて,どうしたものか…”
と迷う.
 ユックリ登ってきたので今のところ疲労感はまったくない.このまま下るのでは何とも物足りない.私は意を決して,もう少し登ることにする.

<萱場平>

■萱場平を出発
 9時30分,今日の到着点を,後7分坂(花立階段)の少し手前にある大岩にして,萱場平を出発する.
 もちろん,二度と足を痛めるようなことはしたくないので,右膝の状態を眺めながらの登山である.超ユックリ登山なので,途中で何人もの登山客に追い抜かれる。
 中にはこんなユックリの私より,さらに遅い人もいるので,まさに人様々だなと実感する.
 途中で三角髭のTDさんに突然追い抜かれる.俊足のTDさんだから,きっとどこか違うルートを通ってきたに違いないと思う.

<萱場平から先の長い階段道>

■大岩に到着
 9時55分,やっと大岩の下に到着する.ここで自分の上半身を入れた記念写真を撮る.
 本日の目標をクリアしたので,そろそろ下山しようかと思ったが,どうも物足りない.
 ”ついでだから後七分坂の下まで行ってみよう”
 綿は勝手に目標を変更する.

<大岩に到着>

■後七分坂
 ここから先の登山道を歩くのは,約半年ぶりである.とにかく一歩一歩が嬉しくて堪らない.ルンルン気分で登り続けて,9時57分に後七分坂に到着する.つい半年前の元気な頃なら,もう塔ノ岳山頂の尊仏山荘に到着している時刻である.
 後七分坂の登り口にある岩に腰掛けて,給水休憩を取る.ここから下山する積もりである.
 ところが,また,ここで迷う.
 “もうちょっと登ろうかな…”
 後七分坂を下から見上げると,これまで登ってきた階段道と大差ないように思えてくる.ただ長いだけだ.
 ”よぉ~し,序でだから登っちゃおう…”

■花立山荘
 私は後七分坂を,10分ほど掛けて,慎重に,慎重に登り続ける.そして,10時08分,花立山荘に到着する.
 あいにく霧が出ていて,富士山は全く見えないが,それでも私は満足である.
 山荘前のベンチで沢山の登山客が休憩を取っている.
 ベンチに座って給水する.ベンチの先には名伊達山に登る階段が見えている.私は無性に見えている階段を登りたくなる.ここから10分も登れば花立山である.その先は今の私でも15分もあれば金冷シに到着するだろう.金冷シから先は25分も見れば充分に塔ノ岳山頂に到着できるだろ
う.
 これまで何百回と登っている山なので,自分の体力を勘案しながらおよその所要時間は推定することができる.

<花立山荘>

■花立山荘からの眺望
 私は常連の誰かが下山してくるのを,何となく待っていたが,だれも降りてこないので,10時15分に花立山荘から下山を開始する.
 後七分坂の下り愚痴に立って,ひさびさに眺める眺望を懐かしく展望する.靄が掛かっていてハッキリとは見えないが,眼下に秦野の市街地,その向こうに相模湾が広がっているのが見渡せる.
 ここで私は数枚の写真を撮ってから,慎重に後七分坂を下り始める.

<花立山荘からの眺望>

■堀山の家
 花立山荘から慎重に下り始める.
 途中で,後ろから迫ってくる人の気配を感じる.韋駄天のMMさんである.今の私には,とても,とてもMMさんと一緒に下山する脚力はないので,先に行ってもらう.
 10時42分,萱場平を通過する.
 そもそも私が右膝のケガをした場所は戸沢分岐から少し下った階段道である.私はケガをしたときのことを思い出しながら,一層慎重に下山し続ける.
 後もう少しで小草平という所で,疾風のように下山していくKMさんに追い越される.
 11時05分,小草平に到着する.小草平のベンチは,相変わらず沢山の登山客で賑わっている.
 堀山の家に立ち寄る.女主人が愛想良く出迎える.
 先客は常連にKMさんとKIさん.
 “KIさんは何時私を追い抜いたんだろう…”
私は追い抜かれた記憶がないKIさんが居られるのが不思議だ.
 私は冷たいオレンジジュースを所望する.
 しばらくすると,三角髭のTDさんが山荘に入ってくる.
 ”あれぇ~…なんでTDさんが私の後ろなの…?”
 私の頭の中はまたもや混乱する.
 KIさんが,私に,
 「何処まで登ったの…?」
と聞く.花立山荘までと答えると,
 「花立山荘まで登ったんなら山頂までわずかだったのに…」
と言う.私も勿論同感.それなのに花立山荘でぐっと堪えて下山した無念さ…端から見れば大したことはないが,当の本人にとっては,とても辛いものがある.私は心の中で,
 ”あと,2~3回,花立山荘までの登山を繰り返してから,山頂まで足を延ばそう…”
と固く決意する.例え山頂に辿り着くまでに4~5時間掛かっても良いじゃないかと思うようになる.
 山荘の女主人が,
 「写真を撮りましょう…」
ということで,私達が駄弁っているところの写真を撮る.多分,来週の堀山の家のHPに,この写真が掲載されると思う.

<堀山の家にて>

■観音茶屋を通過
 11時24分,堀山の家を出発する.ここから先は,駒止階段と見晴階段の2ヶ所の難所があるだけなので,気分的にも随分と楽である.
 私はルンルン気分で,堀山の尾根道の緑陰を楽しみながら下山し続ける.
 11時56分,一本松を通過する.脚の調子さえ良ければ,モミジ坂を快調に下山できるのだが,今はそうはいかない.
 もうすぐ見晴階段に差し掛かる頃,私の後ろに人の気配を感じる.SSKさんである.お仲間が堀山の家に立ち寄ったけれども,1人で先に下山してきたとのこと.
 12時10分,見晴山荘を通過する.
 雑事場ノ平から少し先まで,SSKさんと一緒に下山し続けたが,今の私には少々下山速度が速すぎるので,私は歩行速度を落とすことにする.
 12時20分,高原の家分岐を通過する.このときはSSKさんの姿は私の視界から消えてしまった.
 12時25分,観音茶屋に到着する.
 茶屋前のベンチに観音茶屋の女主人が座っている.私の姿を見て立ち上がる.私は何時ものように,ここで氷水を賞味したかったが,大倉発13時10分のバスに乗りたいので,
 「すみません…今日はお寄りせずに下ります…」
と挨拶して,観音茶屋はパスする.

■バス停大倉
 12時33分,丹沢ベースを通過する.
 その頃,後ろの方から話し声が聞こえ始める.MTさん,TTさんなどご常連の集団である.私は集団に呑み込まれるかと思ったが,登山口を通過したときには,また話し声が聞こえなくなる.
 ”あれぇ…どうしたんだろう”
と訝るが,そのまま下山して,12時47分に,バス停大倉に到着する.
 まずはバス停で場所取りである.私は先頭から5~6人目である.
 ”シメシメ…これならお好みの場所に座れるな”
 バス待ちをしていると,私の同じようにリハビリ中のImIさんがヒョッコリ現れる.お互いに暫く振りですと固い握手.
 「…私なんか,堀山の家まで登るのがやっとですよ.FHさんがとても羨ましいですよ…」
と言われてしまう.
 平素から自分の不甲斐なさを,とても焦れったく思っている私は,羨ましいと言われ,大いに戸惑う.
 さしずめ,編集長のYKさん,ImIさん,それに私の3人は,リハビリ3兄弟というところだろうか.
 私より先に下山したMMさんを始め,TDさん,SSKさん,TGさん,KMさん,MTさん,IsIさん,HDさんなど大半のご常連が同じバスに乗車する.
 バスは予想通り,沢山の立ち席が出るほど混雑する.

■渋沢駅構内のミスタードーナッツ
 バスは13時22分に渋沢駅に到着する.
 「…ちょっとお茶でも飲みましょう…」
ということで,希望者だけで渋沢駅構内のミスタードーナッツに立ち寄る.
 TGさん,MGさん,SSKさん,IsIさん,HNさん,それに私の6人である.
 久々に皆さんと一緒に賞味するコーヒーはまた格別な味である.私は内心で,
 ”やっぱり,塔ノ岳は良いな…”
と心底から思っている.

<ミスタードーナッツのコーヒー>

■居眠りをしながら帰宅
 私は皆様より一足先に,ミスタードーナッツを出て,渋沢13時47分発急行小田原行に乗車する.
 電車に乗った途端に,眠くなるのには閉口する.
 小田原で13時47分発上野東京ラインの電車に乗り継ぐ.座席に座った途端に猛烈な眠気に襲われる.寝過ごしてはいけないなと思いながらもついつい居眠りをする.ふと目が覚めると藤沢駅である.次は大船だ,寝てはダメと思いながらも,すぐに居眠りしてしまう.つぎに目が覚めたときに座席から立ち上がってしまう.
 14時54分,大船に到着する.
 ちょうど接続が良い路線バスがあるので乗車.15時20分頃帰宅.
 まずはシャワーを浴びて,サッパリした気分になる.ついで着ていた衣類をすぐに洗濯する.
 全身に心地よい疲労感が残っている.気分最高.でも山積している仕事をすぐに始める気にはなれない.ベッドに横になる.そして,小一時間昼寝である.
 まあ,そんなこんなで,今日一日は充実していた.久しぶりに良かった,良かったである.

<ラップタイム>

 6:55  大倉から歩きだし
 7:27  観音茶屋
 7:44  観音茶屋
 8:23  駒止茶屋
 8:47  小草平(8:58まで休憩)
 9:20  萱場平(9:30まで休憩)
10:08  花立山荘着
10:15    〃   発
11:05  小草平(堀山の家)(11:24まで休憩)
11:43  駒止茶屋
12:10  見晴茶屋
12:25  観音茶屋
12:47  大倉着

[山行記録] 

■水平歩行距離                 5.4km(片道)  

■累積登攀高度                    1059m(上り片道)

■累積下降高度                  50m(上り片道)

■上り所要時間 (休憩時間込み)
 大倉発           6:55
 花立山荘着              10:08
 (所要時間)     3時間13分(3.22h)
 水平歩行速度    5.4km/3.22h=1.68km/h  
 登攀速度               1058m/3.22h=328.6m/h

■下り所要時間  (休憩時間込み)
 花立山荘発       10:15
 大倉着                      12:47
 (所要時間)     2時間32分(2.53h)
  水平歩行速度         5.4km/2.53h=2.13km/h
 下降速度       1058m/2.53h=418.2m/h
                                   (おわり)

[編集後記]
 当日の記録を整理してみると,上りの速度がやけに遅いと思っていたが,それでも1時間当たり320メートルの速度で登っていることが分かった.この程度の速度は一般的に見ればそれほど遅いとも言えない程度である.要するに常連の皆さんに比較すれば惨めになるというだけで,老い耄れ私には丁度良い速度とも言えそうである.
 後2~3回は花立山荘止まりの登山を繰り返すが,秋が深まる頃には塔ノ岳山頂まで登りたいなと思っている.

「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/01e7d65dbbe97aa54141f8e77e221110
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/db2a0f5ea9dcb8167d052d1a20e5210b





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