<十二所果樹園>
初春の鎌倉:観梅と十二所周辺の社寺・史跡巡り(3)
(五十三次洛遊会)
2010年2月18日(木) (つづき)
■朝夷奈切通し
梶原太刀洗い水を過ぎる辺りから,辺りはだんだんと深山幽谷に入り込んだような雰囲気になる.そして,13時18分頃,Y字型の三叉路に到着する.左へ進めば朝夷奈(あさいな)切通しである.三叉路に落差数メートルの滝がある.
地元の方々は,この滝のことを三郎滝と呼んでいる.そういえば,朝夷奈切通しを,朝比奈三郎義秀(和田義盛の三男)が,一晩で掘削したという伝説が残っている(鎌倉商工会議所(監),2009,p.55).ここは国指定史跡でもある.滝の名は,朝比奈三郎に由来するのだろうか.この辺りは定かでない.
私が三郎滝を案内しようとしているときに,大半の連中は,再三の私の忠告を無視して,私より先にドンドン行ってしまう.
「・・・案内役の私より先に行くなと何時も言っているのに・・・」
私は腹立たしくなるが,一方では,
「そんな連中,ほっとけ・・・」
と心の中で罵倒する.そして,私の後に居られる数名の方と三郎滝を見学する.
「この滝の上あたりに,上総介広常の屋敷があったようです・・・梶原景時はこの屋敷で広常を討ったんです・・・」
と説明する.
<朝夷奈切通し入口>
<三郎滝>
■十二所果樹園展望台
先に行った連中は,途中で私たちが到着するのを待っている.
先ほどまでの雨で,少し泥濘になっている砂利道を先へ進む.近くの土建屋さんの車両が通るためか,道幅はまあまああるが,結構の急坂である.
13時27分,十二所果樹園の入口に到着する.入口に取り付けられている鉄製の大きな開き扉の半分が開けたままになっている.
果樹園の中に入る.私たち以外に観光客は誰も居ない.梅だか桃だか植物オンチの私には,良く分からないが,入口近くの樹木の蕾はまだ固いままである.
果樹園の中の道を,尾根に向かって直登する.およそ5分ほどで,鎌倉市と逗子市の市境の尾根に到着する.この尾根の向こうは,旧日本軍の弾薬庫,現在の米軍池子基地である.基地の周辺には延々とバラ線の柵が作られている.
私たちは作沿いの道を,ほんの数分,バス停朝比奈方面へ向かう.そして,果樹園内で西に分岐する小さな尾根に沿って,2~3分,道なりに進む.路面は少し泥濘になっている.
13時37分,枝尾根の突き当りに到着する.今日は春霞のような雲で,遠目は霞んで良く見えない.おぼろげながら,東京湾の先に千葉県の住宅地が見えている.振り返って西を見れば,鎌倉市街とその先の相模湾が良く見る.
「晴れていれば,ここから富士山,丹沢,箱根の山々が良く見えるんです.反対側には千葉が見えるので,ここからは,三浦半島両側の海が見えるんです・・・」
<十二所果樹園入口>
<十二所果樹園展望台で一休み>
<十二所果樹園の梅>
■草ぼうぼうの下山道
13時47分,十二所果樹園展望台を出発する.進行方向右手に果樹園を見ながら,池子弾薬庫跡の境界線に沿って暫く歩き続ける.
「・・このまま,尾根道を歩き続ければ,逗子へ出られますよ・・・」
と説明すると,何人かが,
「行ってみた~ぃ・・・」
と反応する.
私は,では逗子へ下る道に変更しようかなと思ったが,鎌倉への帰着時間が予定より遅くなるので,今日のところは,予定通りのコースを辿ることに決める.
やがて,道路の中に大きな扉が建っている所を通過する.この辺りから弾薬庫の境界にはバラ線ではなくコンクリート塀が続くようになる.
「なんで,こんなところに扉があるの・・・」
と,一同が不思議がる.私にも分からない.
前方に鉄塔が見え始めると,進行方向右手に下る道が分岐する.背丈を越える冬枯れの草が入口を覆っているので,よほど注意していないと分岐点を見逃してしまう.
私が先頭になって,両側から草が覆いかぶさる下山道に入り込む.草をかき分けながら先へ進む.後ろから,
「すごい籔道だ~ぁ・・・! こんなとこ通れるの・・・」
という声が聞こえる.
「ちゃんと道が付いているでしょう・・・立派な公道ですよ.こういうのは籔道とは言わないですよ・・・」
と返事をする.
下山途中,左手にコンクリート製の大きな杭が倒れている.この杭には,ここが旧帝国海軍の基地であったことを示している.
坂道が終わるころ,滑りやすい急な下り坂になる.少々スリルがあるが,滑っても泥だらけになるだけで怪我をする心配はまずない.一同童心に返ったようにはしゃぎがら下り続ける.
<籔道を抜けで光触寺付近に下山>
■光触寺
坂を下り降りると,土建業者の庭のようなところに出る.何となく通過するのに気が引ける思いがするが,すぐに舗装された道路に出る.この辺りは,両側の山が急斜面で滑り落ちている谷戸になっている.古い地図を見ると,タタラヶ谷という地名が付けられている.タタラ製鉄のタタラで,金偏の難しい漢字.
14時16分,光触寺に到着する.ここは時宗の寺.藤沢山清浄光寺(遊行寺)の末寺.この寺を開基した一遍上人の像が境内に安置されている.一遍上人像の脇には塩嘗地蔵が祀られている.
この寺には平安中期の仏師,定朝作の木造聖観音菩薩立像,絵巻物頬焼阿弥陀縁起(国重要文化財)があるようだが(鎌倉商工会議所(監),2009,p.101),残念ながら拝見したとがない.
ここで,参拝を兼ねてトイレ休憩をとる.
<光触寺に到着>
<光触寺境内>
■明王院
14時26分に光触寺を出発する.ここからは,なるべく金沢街道の裏道を通るようにして,杉本観音近くの犬懸橋まで歩く.途中,足利公方の御所があった付近から,裏道に入る.慈寺跡の石碑の前を通過して,明王院の前に至る.
明王院の境内を,山門から覗くと,梅が綺麗に咲いている.そこで,明王院にも,一寸だけ立ち寄って,参拝を兼ねて,梅の木を観賞する.
■田楽辻子から釈迦堂口へ
杉本観音の手前で,裏道から金沢街道に出る.目の前にある犬懸橋を渡って,金沢街道の南に位置する田楽辻子の道に突き当る.この道を西へ進む.途中から左折して,緩やかな上り道を南へ向かう.
犬懸橋近くの谷戸は,犬懸ヶ谷と呼ばれている.ここには関東管領上杉朝 15時15分,釈迦堂口に到着する.一同,ここで写真を撮る.
三代執権北条泰時が父義時追善供養のために,この辺りに釈迦堂を建立したという.また北条時政の山荘跡もあるらしい(小林,1994,82).
釈迦堂口近くの山の中に,有名な日月ヤグラ,唐糸ヤグラがあるが,現在は非公開.
<釈迦堂口>
■大宝寺
15時35分,大町の大宝寺に立ち寄る.
山門から境内に入って,すぐの左手に,見事な梅が咲いている.
■上行寺と別願寺
裏道を通って,安養院の前に出る.逗子へ抜ける自動車道路を渡って,上行寺を詣でる.山門に飾られている左甚五郎作の龍の彫刻を拝見する.
つづいて,山門から入って左側にある広木松之助の墓を訪れる.広木松之助は水戸浪士,桜田門外で大老井伊直弼を襲撃した人物である(鎌倉商工会議所,2009,p.105).
つづいて,道路を挟んで反対側にある別願寺を訪れる.ここは鎌倉公方代々の菩提寺(鎌倉商工会議所,12009,p.102).境内に残された足利持氏の供養塔を見学する.
<水戸浪士広木松之助の墓>
■常栄寺と妙本寺
自動車道を右折して,八雲神社の前を通過する.15時58分,常栄寺(ぼたもち寺)にほんの少しだけ立ち寄る.境内の梅が綺麗である.
16時丁度に妙本寺山門を潜って境内に入る.山門から見て,境内左手奥の梅が見ごろを迎えている.
<八雲神社>
<常栄寺>
<妙本寺>
■本覚寺と大巧寺
夷堂橋を渡って本覚寺に立ち寄る.正宗の墓を参観後,若宮大路に出る.
14時30分,大巧寺に到着.女性群が花を見たいというので,境内を散策する.
<本覚寺>
■小町通り「モア」で懇親会
16時43分,小町通りの「モア」へ到着する.有志13人で,軽く懇親会を開催する.私はグラタンとグラスビール.アルコールを口にするのは元旦以来のことである.
17時44分,お開き.
今回の歩行距離は13.6キロメートル.累積登攀・下降高度はそれぞれ430メートルであった.
<「モア」のグラタン>
<ラップタイム>
9:52 鎌倉駅前歩き出し
10:15 宝戒寺(10:25まで参拝)
10:30 コンビニ(10:36まで買い物)
10:52 荏柄天神(11:03まで参拝)
11:09 大塔宮(11:17まで休憩)
11:31 瑞泉寺(11:51まで参拝・見学)
12:05 明王院分岐
12:06 十二所分岐
12:23 十二所神社(13:03まで昼食)
13:27 十二所果樹園入口
13:37 展望台(13:47まで休憩)
14:14 光触寺(14:26まで休憩)
14:34 明王院(14:39まで見学)
14:45 足利公方御所跡
15:12 田楽辻子
15:15 釈迦堂口
15:35 大宝寺(15:40まで見学)
15:46 上行寺
15:50 別願寺
15:54 八雲神社
15:58 常栄寺
16:00 妙本寺(16:17まで見学)
16:23 本覚寺(16:27まで見学)
16:30 大巧寺(16:39まで見学)
16:42 鎌倉駅前着
[ハイキング記録]
■水平歩行距離 13:6km
■累積登攀・下降高度 430m
■所要時間(休憩時間込み)
鎌倉駅発 9:52
鎌倉駅着 16:42
(所要時間) 6時間50分(6.83h)
歩行速度 13.6km/6.83h=1,99km/h
(おわり)
[参考文献]
鎌倉商工会議所(監),2009,『鎌倉観光文化検定公式テキストブック』かまくら春秋社
小林伸男,1994,『神奈川ぶらりいウオーキング;鎌倉・江ノ島・藤沢編』神奈川図書
「五十三次洛遊会」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2107186bbe38625c9e7c35333fdc76a8
「五十三次洛遊会」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1bfa3418a1133763cc51d39ef36d4bb9
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/90f493ac3a7af5ae8a939ba62e1e3459
初春の鎌倉:観梅と十二所周辺の社寺・史跡巡り(3)
(五十三次洛遊会)
2010年2月18日(木) (つづき)
■朝夷奈切通し
梶原太刀洗い水を過ぎる辺りから,辺りはだんだんと深山幽谷に入り込んだような雰囲気になる.そして,13時18分頃,Y字型の三叉路に到着する.左へ進めば朝夷奈(あさいな)切通しである.三叉路に落差数メートルの滝がある.
地元の方々は,この滝のことを三郎滝と呼んでいる.そういえば,朝夷奈切通しを,朝比奈三郎義秀(和田義盛の三男)が,一晩で掘削したという伝説が残っている(鎌倉商工会議所(監),2009,p.55).ここは国指定史跡でもある.滝の名は,朝比奈三郎に由来するのだろうか.この辺りは定かでない.
私が三郎滝を案内しようとしているときに,大半の連中は,再三の私の忠告を無視して,私より先にドンドン行ってしまう.
「・・・案内役の私より先に行くなと何時も言っているのに・・・」
私は腹立たしくなるが,一方では,
「そんな連中,ほっとけ・・・」
と心の中で罵倒する.そして,私の後に居られる数名の方と三郎滝を見学する.
「この滝の上あたりに,上総介広常の屋敷があったようです・・・梶原景時はこの屋敷で広常を討ったんです・・・」
と説明する.
<朝夷奈切通し入口>
<三郎滝>
■十二所果樹園展望台
先に行った連中は,途中で私たちが到着するのを待っている.
先ほどまでの雨で,少し泥濘になっている砂利道を先へ進む.近くの土建屋さんの車両が通るためか,道幅はまあまああるが,結構の急坂である.
13時27分,十二所果樹園の入口に到着する.入口に取り付けられている鉄製の大きな開き扉の半分が開けたままになっている.
果樹園の中に入る.私たち以外に観光客は誰も居ない.梅だか桃だか植物オンチの私には,良く分からないが,入口近くの樹木の蕾はまだ固いままである.
果樹園の中の道を,尾根に向かって直登する.およそ5分ほどで,鎌倉市と逗子市の市境の尾根に到着する.この尾根の向こうは,旧日本軍の弾薬庫,現在の米軍池子基地である.基地の周辺には延々とバラ線の柵が作られている.
私たちは作沿いの道を,ほんの数分,バス停朝比奈方面へ向かう.そして,果樹園内で西に分岐する小さな尾根に沿って,2~3分,道なりに進む.路面は少し泥濘になっている.
13時37分,枝尾根の突き当りに到着する.今日は春霞のような雲で,遠目は霞んで良く見えない.おぼろげながら,東京湾の先に千葉県の住宅地が見えている.振り返って西を見れば,鎌倉市街とその先の相模湾が良く見る.
「晴れていれば,ここから富士山,丹沢,箱根の山々が良く見えるんです.反対側には千葉が見えるので,ここからは,三浦半島両側の海が見えるんです・・・」
<十二所果樹園入口>
<十二所果樹園展望台で一休み>
<十二所果樹園の梅>
■草ぼうぼうの下山道
13時47分,十二所果樹園展望台を出発する.進行方向右手に果樹園を見ながら,池子弾薬庫跡の境界線に沿って暫く歩き続ける.
「・・このまま,尾根道を歩き続ければ,逗子へ出られますよ・・・」
と説明すると,何人かが,
「行ってみた~ぃ・・・」
と反応する.
私は,では逗子へ下る道に変更しようかなと思ったが,鎌倉への帰着時間が予定より遅くなるので,今日のところは,予定通りのコースを辿ることに決める.
やがて,道路の中に大きな扉が建っている所を通過する.この辺りから弾薬庫の境界にはバラ線ではなくコンクリート塀が続くようになる.
「なんで,こんなところに扉があるの・・・」
と,一同が不思議がる.私にも分からない.
前方に鉄塔が見え始めると,進行方向右手に下る道が分岐する.背丈を越える冬枯れの草が入口を覆っているので,よほど注意していないと分岐点を見逃してしまう.
私が先頭になって,両側から草が覆いかぶさる下山道に入り込む.草をかき分けながら先へ進む.後ろから,
「すごい籔道だ~ぁ・・・! こんなとこ通れるの・・・」
という声が聞こえる.
「ちゃんと道が付いているでしょう・・・立派な公道ですよ.こういうのは籔道とは言わないですよ・・・」
と返事をする.
下山途中,左手にコンクリート製の大きな杭が倒れている.この杭には,ここが旧帝国海軍の基地であったことを示している.
坂道が終わるころ,滑りやすい急な下り坂になる.少々スリルがあるが,滑っても泥だらけになるだけで怪我をする心配はまずない.一同童心に返ったようにはしゃぎがら下り続ける.
<籔道を抜けで光触寺付近に下山>
■光触寺
坂を下り降りると,土建業者の庭のようなところに出る.何となく通過するのに気が引ける思いがするが,すぐに舗装された道路に出る.この辺りは,両側の山が急斜面で滑り落ちている谷戸になっている.古い地図を見ると,タタラヶ谷という地名が付けられている.タタラ製鉄のタタラで,金偏の難しい漢字.
14時16分,光触寺に到着する.ここは時宗の寺.藤沢山清浄光寺(遊行寺)の末寺.この寺を開基した一遍上人の像が境内に安置されている.一遍上人像の脇には塩嘗地蔵が祀られている.
この寺には平安中期の仏師,定朝作の木造聖観音菩薩立像,絵巻物頬焼阿弥陀縁起(国重要文化財)があるようだが(鎌倉商工会議所(監),2009,p.101),残念ながら拝見したとがない.
ここで,参拝を兼ねてトイレ休憩をとる.
<光触寺に到着>
<光触寺境内>
■明王院
14時26分に光触寺を出発する.ここからは,なるべく金沢街道の裏道を通るようにして,杉本観音近くの犬懸橋まで歩く.途中,足利公方の御所があった付近から,裏道に入る.慈寺跡の石碑の前を通過して,明王院の前に至る.
明王院の境内を,山門から覗くと,梅が綺麗に咲いている.そこで,明王院にも,一寸だけ立ち寄って,参拝を兼ねて,梅の木を観賞する.
■田楽辻子から釈迦堂口へ
杉本観音の手前で,裏道から金沢街道に出る.目の前にある犬懸橋を渡って,金沢街道の南に位置する田楽辻子の道に突き当る.この道を西へ進む.途中から左折して,緩やかな上り道を南へ向かう.
犬懸橋近くの谷戸は,犬懸ヶ谷と呼ばれている.ここには関東管領上杉朝 15時15分,釈迦堂口に到着する.一同,ここで写真を撮る.
三代執権北条泰時が父義時追善供養のために,この辺りに釈迦堂を建立したという.また北条時政の山荘跡もあるらしい(小林,1994,82).
釈迦堂口近くの山の中に,有名な日月ヤグラ,唐糸ヤグラがあるが,現在は非公開.
<釈迦堂口>
■大宝寺
15時35分,大町の大宝寺に立ち寄る.
山門から境内に入って,すぐの左手に,見事な梅が咲いている.
■上行寺と別願寺
裏道を通って,安養院の前に出る.逗子へ抜ける自動車道路を渡って,上行寺を詣でる.山門に飾られている左甚五郎作の龍の彫刻を拝見する.
つづいて,山門から入って左側にある広木松之助の墓を訪れる.広木松之助は水戸浪士,桜田門外で大老井伊直弼を襲撃した人物である(鎌倉商工会議所,2009,p.105).
つづいて,道路を挟んで反対側にある別願寺を訪れる.ここは鎌倉公方代々の菩提寺(鎌倉商工会議所,12009,p.102).境内に残された足利持氏の供養塔を見学する.
<水戸浪士広木松之助の墓>
■常栄寺と妙本寺
自動車道を右折して,八雲神社の前を通過する.15時58分,常栄寺(ぼたもち寺)にほんの少しだけ立ち寄る.境内の梅が綺麗である.
16時丁度に妙本寺山門を潜って境内に入る.山門から見て,境内左手奥の梅が見ごろを迎えている.
<八雲神社>
<常栄寺>
<妙本寺>
■本覚寺と大巧寺
夷堂橋を渡って本覚寺に立ち寄る.正宗の墓を参観後,若宮大路に出る.
14時30分,大巧寺に到着.女性群が花を見たいというので,境内を散策する.
<本覚寺>
■小町通り「モア」で懇親会
16時43分,小町通りの「モア」へ到着する.有志13人で,軽く懇親会を開催する.私はグラタンとグラスビール.アルコールを口にするのは元旦以来のことである.
17時44分,お開き.
今回の歩行距離は13.6キロメートル.累積登攀・下降高度はそれぞれ430メートルであった.
<「モア」のグラタン>
<ラップタイム>
9:52 鎌倉駅前歩き出し
10:15 宝戒寺(10:25まで参拝)
10:30 コンビニ(10:36まで買い物)
10:52 荏柄天神(11:03まで参拝)
11:09 大塔宮(11:17まで休憩)
11:31 瑞泉寺(11:51まで参拝・見学)
12:05 明王院分岐
12:06 十二所分岐
12:23 十二所神社(13:03まで昼食)
13:27 十二所果樹園入口
13:37 展望台(13:47まで休憩)
14:14 光触寺(14:26まで休憩)
14:34 明王院(14:39まで見学)
14:45 足利公方御所跡
15:12 田楽辻子
15:15 釈迦堂口
15:35 大宝寺(15:40まで見学)
15:46 上行寺
15:50 別願寺
15:54 八雲神社
15:58 常栄寺
16:00 妙本寺(16:17まで見学)
16:23 本覚寺(16:27まで見学)
16:30 大巧寺(16:39まで見学)
16:42 鎌倉駅前着
[ハイキング記録]
■水平歩行距離 13:6km
■累積登攀・下降高度 430m
■所要時間(休憩時間込み)
鎌倉駅発 9:52
鎌倉駅着 16:42
(所要時間) 6時間50分(6.83h)
歩行速度 13.6km/6.83h=1,99km/h
(おわり)
[参考文献]
鎌倉商工会議所(監),2009,『鎌倉観光文化検定公式テキストブック』かまくら春秋社
小林伸男,1994,『神奈川ぶらりいウオーキング;鎌倉・江ノ島・藤沢編』神奈川図書
「五十三次洛遊会」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2107186bbe38625c9e7c35333fdc76a8
「五十三次洛遊会」の次回の記事
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「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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