<観音茶屋でTGさん塔ノ岳登頂3000回記念>
塔ノ岳登頂3000回達成のTGさんと登る丹沢;塔ノ岳(今年32回目)
(常連と前後しながら登山)
2016年11月26日(土) 晴
<ルート地図>
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■残雪が気になる
一昨日木曜日に,鎌倉にも時ならぬ降雪があって困惑した.まだ11月なのに…
今日は常連のTGさんが塔ノ岳登頂3000回達成記念祝賀会が開催される予定日である.これは万難を排して出席しなければならない.実は,翌,日曜日にARENAオフミ主催の甲州高尾山の山行予定がある.連チャンになるが私としては両方参加したいところだが,自分の年令を考えると,連チャンは少々厳しいかなと思う.では,どっちに重点を置くかとなると,これもまた迷う.
”まあいいか,取りあえずは土曜日に塔ノ岳へ登ろう.日曜日のことは,そのあと考えよう…とにかくTGさんの記念行事に参加することが先決だ…”
これで私の気持ちはバッチリ固まった.
さて出掛けるとなると,一昨日の雪が気になる.多分,塔ノ岳山頂付近は残雪が凍結しているだろう.そこで,私はリュックの中に4本爪軽アイゼンを入れる.
毎度のことのように,4時10分に自宅を出発する.真っ暗.寒い.何でバカみたいにこんな暗い内にセカセカと出掛けるんだ…我ながら自分の突拍子のなさに呆れながら,大船駅へ向かう.
真っ暗な住宅地の中を最短距離で歩きたいが,途中で私に吠える馬鹿犬が居るので,100メートルほど遠回りする.口惜しいけど犬が苦手な私にはやむを得ない行動である.そういえば私は申年生まれ.俗に”犬猿の仲”と言われている.これもまたやむを得ない.
■大勢の常連と一緒にバス停大倉から歩き出す
大船駅から小田原経由で,6時11分,小田急渋沢駅に到着する.電車が新松田に到着する頃から東の空が明るくなる.そして,渋沢駅に到着する頃には,辺りはすっかり明るくなっている.
渋沢駅のコンコースから雲一つない青空に丹沢の尾根がクッキリと見えている.
”今日は素晴らしい天気だな…富士山もバッチリ拝めそうだな…”
大倉行バス停で並ぶ.私は前から3人目.柱の陰でストレッチをしていると,ほどなく常連のISIさんが現れる.暫くすると,下りの急行電車が到着したらしく.待ち行列がいきなり長くなる.行列の中には,今日の主役であるTGさんの他に,沢山の常連が並んでいる.
6時45分,臨時バスが出る.ここで枚挙のいとまが無いほど沢山の常連と乗り合わせる.臨時バスは6時56分にバス停大倉に到着する.
7時08分,私も常連の皆様と一緒にバス停大倉から歩き出す.ピカピカと輝く朝日が常連の後ろから降り注いでいる.周囲の紅葉も大分色付いている.辺りに清々しい雰囲気が漂っている.
下の写真に写っている大半の方が,TGさんの祝賀会に参加する予定の常連さんである.
一緒に歩き出した常連は,TGさん,ISIさん,MGさん.TNさん,HNさん,STさん,YSさん,YDさん,HIさん,YDさん,TZさん,ITさん,AIさん,IWIさん…とても書き切れない.
<バス停大倉から歩き出す>
■もうこんなに差が付いた
私は歩き出しの20~30分が苦手である.ごくゆっくり歩き出さないと,後半でバテバテになること必定である.そんなこともあって,常連の皆様の歩行速度に合わせて歩くことはちょっと無理.そんなことをしたら歩き出し早々から汗まみれになってしまう.
常連の皆さんの集団と私との間に距離が次第に開いていく.
7時15分,登山口に到着する.そのとき常連の皆さんとの距離は数十メートル開いてしまう.
”でも,まあ,いいや…ゴーイングマイウェーだよ…”
私はふてくされて,歩き続ける.
<塔ノ岳登山口>
■観音茶屋
7時27分,丹沢ベースを通過する.この辺りまで歩き進めると,最初勢いが良かった皆さんの歩行速度がやや落ちてくる.その結果,何となく常連さんの集団に追い付く.暫くの間,集団の後ろに付いて皆さんと一緒に歩き続ける.
7時36分,観音茶屋に到着する.
幹事役のISIさんやTGさんが,荷物を観音茶屋に預ける.
観音茶屋から先は,集団の先頭を行くAKさんの後ろに付いて歩き続ける.
<観音茶屋>
■何となく先頭グループで…
そのうちにITさんが先頭になる.私はITさんの後ろを歩く.特段に高速で登っているわけではないが,次第にグループ本体との距離が開き始める.
7時45分,分岐を通過する.登山道は分岐で大きく右に曲がる.曲がってから下を見下ろすと,常連の皆さんが一列になって登って来るのが見える.なかなか壮観で格好いい眺めである.
<常連の列>プライバシー保護のため,極端のボカしている
■見晴茶屋
7時59分,見晴茶屋に到着する.バス停大倉からの所要時間は51分.随分と遅いが,まあ,仕方がないだろう.
見晴茶屋前から相模湾の写真を撮る.
水平線上に一列に雲が湧いている.海は朝日を浴びて光っている.
<見晴茶屋からの眺望>
■見晴階段
見晴茶屋を通過して見晴階段に差し掛かる.右側の林を通して朝日が射し込んでいる. 階段を見上げると,沢山の登山者の後ろ姿が見える.今日も大倉尾根は大賑わいである.
余談になるが…
先日,ペルーのブランカ山脈トレッキングで1週間ばかり標高約4,500メートルの高所トレッキングをしてから,心肺機能が少し強化されたような気がしている.見晴階段や駒止階段を登るときに息切れしないで登る歩行速度が少し速まったような気がする.
ブランカ山脈トレッキングの効果が,できるだけ長く持続すれば良いなと思いながら登り続ける.
<朝日が射し込む見晴階段>
■素晴らしい紅葉のモミジ坂
見晴階段を登り切って,モミジ坂に差し掛かる.
この辺りの紅葉はいよいよ見頃を迎えたようである.美しい紅葉を見上げながら,モミジ坂を登り続ける.
私は,先頭を行くAKさんの後に続いて登り続ける.モミジ坂の途中でITさんが私達2人を追い抜く.ここからは,ITさんに続いて2番手になって登り続ける.
<モミジ坂の紅葉> ※この写真はISIさん提供
■一本松を通過
8時16分,一本松を通過する.
大倉からの所要時間は,1時間09分.いつも通りの所要時間である.朝日を浴びて清潔感溢れる風景がなんとも心地が良い.
<一本松>
■一本松から上は残雪
一本松から先は,2日前の雪が残っている.まだ,11月だというのに…
ここから先の登山道が,どんな状態なのか思いやられる.
<一本松上の残雪> ※この写真はISIさん提供
■駒止階段
やがて駒止階段に差し掛かる.
登山道周囲の残雪が,高度が高まるにつれて少しずつ多くなる.
駒止階段を登り始める.ここは,とてもではないが,ITさんの速度にはついて行けないので,ITさんと私との間は,次第に広がっていく.
階段には踏み固められた雪がべったりと残っている.
<駒止階段>
■駒止茶屋
8時30分,駒止茶屋を通過する.
登山道の残雪は,駒止茶屋辺りから先は更に増え始める.特に駒止茶屋から堀山の尾根道に入るまでの木道は残雪が多くて,4本爪のアイゼンが欲しくなる.
大倉から駒止茶屋までの所要時間は,1時間22分.何時もより10分ほど遅い.
<駒止茶屋から先は雪が深まる>
■富士山が良く見える
堀山の尾根道に差し掛かる.
「私,ちょっと富士山の写真を撮りますので先に行きます」
とお断りして,ITさんより先に行かせてもらう.
足許には残雪があり,思うような速度では歩けないが,程なく富士山が良く見える場所に到着する.
富士山は6~7合目付近まで真っ白になっている.デジカメを構えて富士案の写真を数枚撮る.とくに露出オーバーにはらないように注意した結果,まあまあの写真が撮れる.
8時41分,堀山の道標前を通過する.
<堀山の尾根道からの富士山>
■小草平(堀山の家)
堀山の道標から下り坂に差し掛かる.
木道の上に残る雪が踏み固められていて,とても滑りやすくなっている.冬山になれていない数名の若者がのろのろと歩いている.申し訳ないが,彼らの後ろでは焦れったいので,追い越させて貰う.
その後,ちょっとした登り坂を登り返して,8時48分に小草平に到着する.
小草平には,随分と早い時間なのに,もう堀山の家の幟旗が立っている.それでは…と,言うことで,堀山の家に中に入る.まだ,女主人は登ってきていないが,常連のUIさんが小屋の中で一生懸命薪割をしている.
「おやようこざいます.UIさん…」
と声を掛ける.
UIさんは山荘の仕事で忙しくて,TGさんの祝賀会には出られそうもないとのこと.
小草平からの富士山の写真を撮ってから,常連の皆さんが小草平に到着するまで待つことにする.
<小草平からの富士山>
■萱場平
常連のグループが小草平に到着するまで10分ほど待つ.
8時58分,ITさんが小草平から歩き出したので,私も一緒に歩き出す.
私が後ろに着いていたのでは,さぞかしITさんも迷惑に思っておられることだろうと思う.平素,私はITさんの軽快な登り方に,ある種の憧れを持っている.そこで,迷惑なのは重々承知の上で,ITさんの歩き方を拝見している.
ところで,周囲の残雪は,時間とともにさらに多くなる.戸沢分岐を過ぎて,萱場平手前の階段道に差し掛かる.踏み固められた残雪で,とても滑りやすい.
”これでは下山のときはアイゼン必須だな…”
と思いながら階段道を登る.
9時14分,ようやく萱場平に到着する.ここで定点観測用に写真を撮る.前方を見上げると青空の中に雲が湧き始めている.
萱場平の木道は踏み固められた雪がタップリである.私の前には,相変わらず沢山の登山者が列になっている.
<萱場平>
■経アイゼン装着
萱場平の平坦道を過ぎて,木の階段に差し掛かる.踏み固められた雪が,階段が隠れるほどベッタリと残っている.なんとか滑らずに階段を登る.でもこの先は経アイゼンを装着した方が良いかなと判断した私は,階段が終わったところで,リュックを降ろし,4本爪軽アイゼンを装着する.
そうこうしている内に,常連の一部が私に追い付く.私が軽アイゼンを装着しているのを見て,何人かの方々が,同じように軽アイゼンを装着する.
軽アイゼンのためのロスタイムは約4分.
軽アイゼンを装着している間に,私の前後にどなたが居られるのか,良く分からなくなるが,まあいいかで歩き始める.
ところが,これから先,雪が殆ど融けてしまったガレ場になる.すぐに軽アイゼンなど必要がなくなる.途中で軽アイゼンを着するのも面倒なので,装着のまま登り続ける.
■後七分坂(花立階段)
9時34分,後七分坂に到着する.残雪混じりに階段を見上げた写真を撮る.ここでも沢山の登山客の後ろ姿が写っている.
私のすぐ前をITさんが登っている.私はITさんに着いていくほどの脚力はないので,ITさんとの間隔は次第に広がっていく.
階段を登っている間に,私を追い越して行く人も,私が追い越す人も何人かいる.私はひたすらマイペースを維持しながら階段を登り続ける.正直,長い階段は”ウンザリ”である.
<花立階段に到着>
■花立山荘
9時41分,花立山荘に到着する.山荘前は一面の雪である.もう完全に冬景色である.
花立山荘はもう開店している.山荘前のベンチは休憩客で一杯である.何時の間にか雲が沸き上がっていて,さきほどまで見えていた富士山は完全に雲の中である.
今日は,後七分坂を,表示通り7分で登った.これは私の最盛期の頃のラップと同じである.また,余談になるが,ブランカ山脈トレッキングの後,急坂に強くなったような気がする.高所歩きで肺機能がすこしばかり改善したのかもしれない.そうならば嬉しいが…
大倉から花立山荘までの所要時間は,2時間32分も掛かっている.たとえ小草平で10分休憩とったり,軽アイゼン装着に時間が掛かったりしたとしても,時間がちょっと掛かりすぎである.
小草平から花立山荘までの所要時間は43分.こちらは軽アイゼン装着時間を考慮すれば,まあ,こんな所かと思う.
ITさんはここで常連が到着するのを待つとのこと.
鈍足の私は,そのまま登り続けることにする.
<花立山荘>
■花立山
花立山荘から先は,成り行きで一人旅になる.私は周囲の写真を撮りながら登り続ける.ここから先は,富士山や南アルプスの山々は雲に遮られて全く見えなくなっている.
富士山の手前の鍋割山稜は,まだ11月だというのに,残雪で真っ白である.もう完全な冬姿に変わっている.
9時52分,花立山山頂を通過する.気が抜けたのか,花立山荘から花立山までのラップは11分.ちょっとユックリしすぎた感がある.
<花立山から鍋割山稜を望む;富士山の周囲に雲が巻き付いている>
■完全な冬景色
花立山から四方の山を見廻しながら写真を撮る.
前方には厳しい冬山の山稜が連なっている.花立山は深い雪に覆われている.この辺りから先の土道はもう完全に雪に覆われている.
私には,土道よりも,この程度の雪道の方が歩き易く感じる.今年初の雪道に気分爽快である.
<新雪に覆われた花立山>
■チャンピョンの万歳万歳ポーズ
馬の背付近で,下山してくるチャンピョンとすれ違う.
「やあ,やあ,FHさん…」
と相変わらずにこやかに声を掛けていただく.
チャンピョンにポーズを撮って貰ったところをパチリ.
”縁起の良い写真が撮れたぞ…”
<チャンピョンとすれ違う>
■もう厳しい冬山だ
9時48分,金冷シを通過する.
金冷シから先は一段と残雪が多くなる.辺り一面真っ白.早くも完全な冬景色である.雪の量が多すぎても困るが,この程度の雪が,私にとっては,一番歩き易く,気楽である.
山頂での記念写真は10時45分.まだ時間がたっぷりある.
私は歩行速度を幾分遅くする.今のところ,,汗をかいていないし,疲労感も全くない.楽々気分でゆっくり登る.
<塔ノ岳山頂付近の残雪>
■塔ノ岳山頂
10時15分,塔ノ岳山頂に到着する.私の直ぐ後からITさんとYSさんが到着する.山頂には20人ほどの登山客が休憩を取っている.辺り一面,完全に雲の中.
今日は周囲に雲が湧いていて,ほとんど眺望はない.残念.
大倉から塔ノ岳山頂までの所要時間は3時間15分.小草平で10分休憩を取ったことと,軽アイゼン装着に4分ほどかかったこと,途中雪道が多かったことなどを考慮すれば,まあ,こんなところかな.また,花立山荘からは34分,金冷シからは16分.こちらはちょっと遅いが,まあ,いいか.
山頂のポール手前の枕木に3人並んで座る.
山頂の気温は8℃.風もなく意外に暖かい.
枕木に座ったまま,ボソボソと昼食を摂る.その間に,常連の皆さんも続々と山頂に到着する.
<塔ノ岳山頂は雪景色>
■TGさん塔ノ岳登頂3000回記念写真
10時40分頃,塔ノ岳山頂のポールの前で,TGさん塔ノ岳登頂3000回記念の集合写真を撮る.真ん中に主役のTGさん,その周囲を20人ほどの常連が囲む.
この写真,まだ公表されていないので,ここで披露することはできないが,なかなかの盛況である.
一口に3000回といっても,ちょっと考えただけで如何にかがすぐに分かる.
仮に年間100回塔ノ岳に登ったとしても,3000回達成には,30年間登り続けなければならない.そんなこと普通の人にできるわけがない.
年間300日登る…ということは殆ど毎日登っても,10年掛かる計算になる.
いやはや考えてみると,これは途方もないことなのである.
下の写真は朝日新聞(2016/11/26)掲載記事より転載したものである.万歳している方がTGさん.横断幕はMGさんが作成した.
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■小草平で長老の写真を撮る
10時45分,塔ノ岳山頂から,三々五々,下山を開始する.
これから,観音茶屋で,TGさん塔ノ岳登頂3000回の祝賀会が開催される.余り早く下山しても時間を持て余すので,ユックリ下山する積もりである.
途中で,常連の方々と前になったり,後ろになったりしながら下山し続ける.
11時17分,花立山荘に到着する.私はここでアイゼンを脱着する.それ以降も適当な速度で下山し続ける.途中から,常連数名と一緒である.
花立階段を下り終えて,ガレ場に入る.
ガレ場を少し下ったところで,登って来る山旅スクール5期同級生のノシイカさんとバッタリ会う.ノシイカさんは,ちょっと迷った末に,山頂まで行かずに,私達と一緒に下ることになる.
順調に下り続けて,11時35分,小草平に到着する.堀山の家は大改修工事の真っ最中である.
私は,小草平のベンチで時間調整をすることにする.ベンチに座っていると,TNさん,AIさんなど次々に常連が小草平に到着する.その内に,ホストのTGさんも現れる.
小草平に丁度居合わせた,長老2人を囲んで数人の方々が2人の写真を撮る.
<小草平に立つ長老2人> ※この写真はISIさん提供.
■紅葉を愛でながら…
12時丁度に,小草平から数人の常連と一緒に歩き出す.
12時17分,駒止茶屋を通過する.駒止階段を降りている間に,私と後ろの方の間隔が少しずつ開き始める.後ろを歩いているノシイカさんの話し声がだんだんと遠のいていく,どうせ観音茶屋で一緒になるんだと割り切って,私はマイペースで先へ進む.そのうちにまた完全な一人旅になる.
12時30分,一本松を通過する.
モミジ坂をノンビリと下り始める.ノンビリ坂を半分ほど下ったところで,下りの韋駄天のISIさんが私に追い付く.
「TGさんが,『先に(観音茶屋へ)行って,予行演習を始めなさい』とのことなので,先に行きましょう…」
とのこと.
ならば…
ということで,幾分歩行速度を速めるが,到底,ISIさんには追い付けない.
途中,紅葉が素晴らしいところを通過する.先を行くISIさんが紅葉の写真を撮っている.ここで下山途中の常連,IIJさんと会う.
<紅葉が美しいモミジ坂> ※プライバシー保護のため画素数を大幅に減らした
■観音茶屋に到着
12時42分,雑事場ノ平を通過する.ここから先は危険な箇所もないので,歩行速度を少し上げる.途中で先行するISIさんに追い付く.
12時51分ISIさんと一緒に観音茶屋に到着する.
途中寄り道しないで真っ直ぐ下った3名の方がすでに観音茶屋に到着している.
私達も観音茶屋に入る.
まずはお汁粉を注文する.小腹が空いていて,寒いときには,お汁粉が何よりである.私がお汁粉を食べている間に,次々に常連の方が観音茶屋に到着する.
<ISIさんと一緒に観音茶屋に到着> <観音茶屋絶品のお汁粉>
■TGさん祝賀会
13時30分頃から,主役のTGさんを囲む祝賀会が開かれる.大盛況である.
MGさんが作成した横断幕が披露される(冒頭の写真).会場は大変な盛り上がりである.その様子を写した写真を2枚だけ,ここに掲載しておこう.
<祝賀会の様子>
■真っ暗になってから帰宅
観音茶屋の外で,TGさんを囲む記念写真を撮る.
20人を超える常連が一緒に写真に収まる.なかなかの盛況である.この写真はまだ私の手許にはないので,ここで披露できないのが残念である.
祝賀会を終えて,14時40分,観音茶屋から下山開始.ほぼ全員が一緒である.
15時02分にバス停大倉に到着する.
大倉15時10分発渋沢行は,乗客の列がトイレ入り口まで続くほどの長さである.何とかバスには乗れたが,もちろん殆ど身動きが取れないほどの混雑である.平素,13時10分以降のバスには乗ったことのない私達は,この時間のバスの余りの混雑にビックリする.
渋沢からいつも通り小田原に出て,東海道本線の電車に乗車する.結局帰宅したのは,もうすっかり日が暮れた17時頃であった.
帰宅後,PCの電源をONにする.外出中に沢山のメールが着信している.その中に明日のARENAの山行は悪天候なので中止という連絡があふ.内心で中止で良かったと思っている.もし催行されたら,残雪の中を2日間続けて山登りすることになる.2日連続は,正直,少々辛い.
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かねてから療養中だった『尾根の瓦版』の編集長YKさんが,つい先日,他界された.もう,『尾根の瓦版』を見ることもできない.
それよりも,自分より若い方に,先を越されるのは,実に辛くて悲しいことである.
ご冥福を祈って合掌.
<ラップタイム>
7:08 大倉歩きだし
7:36 観音茶屋
7:59 見晴茶屋
8:30 駒止茶屋
8:48 堀山の家(8:58まで常連到着を待つ)
9:41 花立山荘
9:58 金冷シ
10:15 塔ノ岳山頂着(田口さん登頂3000回記念写真)
10:45 〃 発
10:22 金冷シ
11:17 花立山荘
11:48 堀山の家(12:00まで後続を待つ)
12:17 駒止茶屋
12:40 見晴茶屋
12:51 観音茶屋(14:40まで田口さん塔ノ岳3000回登頂記念懇親会)
15:02 大倉着
[山行記録]
■水平歩行距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1,269m
■上り所要時間(休憩時間込み)
大倉発 7:08
塔ノ岳山頂着 10;15
(所要時間) 3時間08(3.13h)
水平歩行速度 7.0km/3.13h=2.24km/h
登攀速度 1,269m/3.13h=405m/h
■下り所要時間(休憩時間込み)
塔ノ岳発 10:45
大倉着 15:02
(所要時間) 3時間17分(3.28h)
水平歩行速度 7.0km/3.28h=2.13km/h
下降速度 1,269m/3.28h=387m/h
(おわり)
TGさんの偉業はこちら
↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/522374336685f64046a1dc19d9dbb2bd
補足資料;新聞記事紹介
↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/522374336685f64046a1dc19d9dbb2bd
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7a28d042f7affd253eba4f192fa5bf41
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.