塔ノ岳登頂3000回達成のTGさんと登る丹沢;塔ノ岳(今年32回目)
(補足資料)
(常連と前後しながら登山)
2016年11月26日(土) 晴
本文(こちらを先にご覧下さい)
↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ba102570396d9ddb3bfc92d968e8eea
<丹沢:大倉尾根の基礎データ>
■プロフィールマップ
■大倉尾根経由塔ノ岳の距離と高度差
TGさんの塔ノ岳登頂3000回が,如何に凄いことかを検証してみよう.
上のプロフィールマップは,カシミールを使って計測した大倉尾根の形状を表している.
大倉尾根の大半は登り坂だが,堀山の尾根道,花立山から金冷シの間,および金冷シから塔ノ岳山頂の間の3箇所に多少の上り下りがあるために,大倉尾根経由塔ノ岳山頂の登山ルートの基礎データは以下の通りとなる.
水平歩行距離 7.0キロメートル(片道)
14.0キロメートル(往復)
累積登攀高度 1,269メートル
累積下降高度 1,269メートル
<TGさんの歩行距離と累積登攀高度の分析>
■累積歩行距離
登頂3000回の歩行距離の累積値は以下の通りである.
14.0km/回×3,000回=42,000km
静止衛星の軌道の高さが約36,000キロメートルである.したがって.TGさんは静止衛星軌道までの距離よりも長く歩いたことになる.
これは大変なことだ!
地球一周の距離は約40,000キロメートル.したがって,TGさんは,
42,000km÷40,000km/周=1.05周.
つまり,TGさんは地球を1.05周したことになる.
コロンブスに匹敵する.
これはとんでもないことだ.
■累積登攀高度
登頂3,000回で登った累積高度は以下の通りである.
1,269m/回×3,000回=3,807,000m(=3,807km)
[地球の中心から登ったとしたら…]
地球の半径は約3,189メートルである.
3,807km÷3,189km=1.19(倍)
TGさんが登り下りした高さは,地球の半径の約1.2倍に達する.
もし,TGさんが地球の中心から登り始めたとしたら,
3,807km-3,189km=618km
これは,地表を通り越して,さらに618km(618,000m)もの高さまで登ったことになる.
ジェット旅客機が飛行する高さが約10,000m.そんな高さは目くそ鼻くそだ! 電離層を越えて,オーロラが輝き,流星が燃えて光る高さである.
[エベレストに登ったとしたら…]
地球で一番高い山,エベレストの標高は8.843メートル.
したがって,TGさんがエベレストに登ったとしたら,
3,807,000m÷8,843m/回=430.5回
TGさんはエベレストに431回登り下りしたのと同じことになる.
[東京スカイツリーに登ったとしたら…]
東京スカイツリーの高さは634メートル.もし東京スカイツリーを登ったとしたら,
3,087,000m÷634m/回=4,869回
TGさんは東京スカイツリーに4,869回も登り下りしたことになる.
これは大変! とんでもないことだ!
<イラストで纏めよう…!>
■静止衛星の軌道よりもっと遠くまで歩いた!
地球を軽く1周したぞ!
■エベレストに431回登ったのと同じ
<人生の中で塔ノ岳に費やした時間の分析>
■塔ノ岳滞在累計時間
登頂3000回って,延べ時間にして,どのくらい山にいたことになるんだろう.
仮に,休憩時間込みで,大倉尾根登頂所要時間を,
上り所要時間 3時間/回
下り所要時間 2時間/回
---------------------------
合計(往復) 5時間/回
と仮定する.
すると,3,000回の合計所要時間は,
5時間/回×3,000回=15,000時間
1日を24時間とすると.日数に換算して,
15,000時間÷24時間/日=625日
ということになる.
■登っている時間は累計1年3ヶ月余り
1年を365日として,年に換算すると,
625日÷365日/年=1.71年(=約1年8ヶ月と16時間).
つまり,TGさんの塔ノ岳滞在時間は累計で1年8ヶ月余りということになる.
これは正に大変なことである.
こうしてみると,累計3,000回が如何に凄い記録かが良く分かる.
<「塔ノ岳率」の計算>
■生活の中の塔ノ岳率
新聞記事によると,TGさんは,登頂3,000回を達成するために10年半掛かっている.TGさんは,10年半(=10.5年)の間に,塔ノ岳登山に1.71年の時間を割いている.
したがって,TGさんの塔ノ岳率は,
1.71年÷10.5年×100=16.3(%)
ということになる.ただし自宅からバス停大倉まで往復の時間は除外している.さらに,常連との1泊旅行,「ハマちゃんと行く大人のノンビリハイキング」などの常連会行事の時間を加えると,多分20~25パーセントぐらいになるのではないか.
■ちなみに私の場合
私の場合,塔ノ岳年間平均登頂日数は約40日/年.1回往復に5時間
年間塔ノ岳登頂所要時間=5時間/回×40回
=200時間(=8.33日)
∴ 塔ノ岳率=8.33日÷365日×100
=2.28(%)
■STさんと私の比較
STさんと私の塔ノ岳率を比較すると,
TGさんの塔ノ岳率÷私の塔ノ岳率
=16.3÷2.28
=7.15(倍)
結論;STさんは私より7.15倍だけ塔ノ岳との関係が深いということになる.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて,この記事をご覧の常連の皆様の塔ノ岳率はどのくらいになるかな?
(おわり)
[加除修正]
2016/12/02 本文の一部を書き換えた.
(補足資料;新聞記事紹介)
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/522374336685f64046a1dc19d9dbb2bd
本文に戻る
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