中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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歩いて巡る東海道五十三次宿場巡り全15回(5)

2007年04月26日 03時51分44秒 | 街道:東海道五十三次

        歩いて巡る東海道五十三次宿場巡り全15回(5)
             (小田急トラベル)
         第2回:大森海岸から横浜駅西口まで
 
2007年4月22日(日)(その2)

<荒川土手から横浜駅西口まで>

■いよいよ神奈川県へ

 東京都側の荒川土手で昼食を終えた私達は,12時26分に荒川土手を出発する。土手を登って,12時28分に六郷橋を渡り始める。橋の上は強い風が吹いている。危うく帽子を飛ばされそうになる。12時35分に漸く橋を渡り終える。この付近に六郷渡し跡がある。 橋を渡り終えた私達は,いよいよ神奈川県に入る。「旧東海道」と書いた案内板に導かれて,直ぐに右折する。御影石に「旧東海道」と彫ってある石柱が建っている。この辺りは,とても静かな通りである。近くに万年屋跡がある。道の両側には小さなビルに混じって,しもた屋も随分と並んでいる。12時42分に田中本陣跡を通過する。ただ,本陣の痕跡も残っていない。

             <田中本陣跡>

 単調な路地を歩き続ける。12時50分に川崎駅前の大通りを横断する。ついで,12時55分,再び大きな通りを横断する。右手の先に「さいか屋」の建物が見えている。そして,13時02分に市電通りを横断する。
 13時10分に松尾芭蕉の句碑を通過する。

            <松尾芭蕉の句碑>

          <松尾芭蕉の句碑の説明文>

■鶴見駅へ
 13時11分,八丁畷駅前を通過する。そして,13時15分に市場上町に至る。辺りはやや賑やかになり始める。頭上には「市場銀座」と書いた横断看板が掲げられている。それほど賑やかには感じないが,個人商店が中心の商店街が続いている。

            <市場一里塚跡>

 13時23分に市場一里塚跡を通過する。そして,13時28分に鶴見川橋を渡る。13時32分に鶴見図書館前を通過し,13時42分に鶴見駅前に到着する。ここで,14時丁度まで休憩をとる。鶴見駅前広場の先には量販店の大きな建物が建っている。私達が休憩を取っている場所の近くにはバス停がある。沢山の人達が私達の近くを往来している。

■生麦事件の跡
 14時01分に,掛け声と共に鶴見駅前を出発する。電車のガードに沿って,狭い道幅で賑やかな繁華街を南下する。14時11分にJR鶴見線のガードを潜る。そして,14時18分に道念稲荷を通過する。私達が歩いている旧東海道は,再び国道15号線の広い道路に合流する。
 この合流点近くに,有名な生麦事件が起きた現場がある。ここには生麦事件碑とその説明文を書いた案内板が建っている。14時23分に生麦交差点を横断する。そして,再び国道に平衡して走る裏道を南下する。

           <生麦事件現場の説明文>

■キリンビアビレッジで休憩
 やがて進行方向左手にキリンビールの広い工場が見えてくる。14時33分にキリンビアビレッジに到着する。ここで,本日最後の休憩を取る。広い構内には沢山の観光客が訪れている。入口近くの自動販売機で清涼飲料水を購入して喉を潤す。
 かなりの方々が疲れ果てたのか,道路の縁石に座り込んでいる。家族連れや勤務先の同僚らしい集団が楽しそうに雑談をしている。

          <キリンビアビレッジ>

■神奈川一里塚
 14時50分にキリンビアビレッジを出発する。道幅の狭い商店街を10分余り歩くと新子安駅入口を通過する。そのまま商店街の続きを何処までも歩き続ける。そして,15時43分に宮前商店街と書いてある看板を通過する。
 15時45分に大きな木に囲まれた須崎大神を通過する。やがて三叉路に突き当たる。そこを右折すると,すぐに神奈川駅前に出る。そして跨線橋を渡る。この近くの海辺に神奈川台場跡があるはずだが,今日はここをパスする。
 目の前に台地が広がる。15時48分に金比羅の脇を通過する。坂道になる。横浜駅の近くにこんな坂道があるとは知らなかった。道の両側には,マンション群が立ち並ぶ。急坂の右側に神奈川一里塚や神奈川関門の跡がある。
     
             <神奈川関門跡> 
 

■無事横浜駅西口に到着
 かなり急な坂道を上り詰めると,今度は逆に急な下り坂になる。そして,大きな道路の上に架かる橋を渡る。地図で現在地を確かめると,橋の下の道路は首都高三ッ線である。橋を渡り終えた所の左側に建っている建物の地下室に入るような感じで,階段を降りる。すると,横浜駅前の高島屋方面に向かう道路に出る。
 16時05分,私達先頭集団は,無事,天理ビル前に到着する。
 16時18分に解散。
 こうして,第2回東海道五十三次宿場巡りは無事終わった。

<第2回のまとめ>

 こうして,第2回の東海道五十三次宿場巡りは終わった。第2回目の歩行距離は,約18.7キロメートル。歩行所要時間は休憩時間を含めて,5時間58分であった。平均歩行速度は,3.13キロメートル/時であった。
 今回歩いた区間は,国道15号線に沿うコースが多かったために,絶えず車の騒音に悩まされたが,それでも,途中に沢山の遺構があり,丁寧な案内板も完備している。また機会があったら,今回素通りした社寺を,ユックリと歩いてみたいと思っている。
                    (第2回おわり)



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