中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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新春の丹沢;弘法山周遊(1);鶴巻温泉・弘法山・東海大学前周遊

2019年01月07日 07時29分51秒 | 丹沢の山旅

                                                <弘法山山頂から富士山を望む>

               新春の丹沢;弘法山周遊(1);鶴巻温泉・弘法山・東海大学前周遊
                            (塔ノ岳常連会)
                         2019年1月5日(土) 快晴

<ルート地図>



<鶴巻温泉駅集合>

▇慌ただしい新年の3日間が過ぎた
 新年の慌ただしい3日間がアッという間に過ぎた.
 年末年始に里帰りをした子ども達もそれぞれの家に戻り,あっけなく元通りの静かな雰囲気に戻った.
 慌ただしく交換した年賀状は,ほぼ例年通りの枚数だった.
 3日間の間に,郷社のレベルの神社で新年のお参りも済ませた.とはいえ,鎌倉に住みながら,肝心の鶴岡八幡宮はまだ敬遠中である.
 今日は正月5日.そろそろ屠蘇気分も終わりにして日常に戻らなければならない.
 …で,私の日常とは一体何?
 まずは山登り,次いで水彩画と通信教育の受講再開である.寄る年波で一度に色々するのはちょっと大変なので,今日,5日は塔ノ岳常連会(仮称)主催の軽ハイキングと新年会に参加することにした.
 小田急線鶴巻温泉駅前,9時00分集合である.
 私は,PCを使って色々シミュレーションした結果,大船から茅ヶ崎で相模線に乗り換えて厚木へ,厚木から小田急線を利用して鶴巻温泉駅に出るのが一番安くて乗車時間も短いことに気がつく.ただ,乗換が茅ヶ崎,厚木,本厚木と3回もあるのがちょっと面倒である.

▇鶴巻温泉集合
 何時ものように時間に十分に余裕を持って自宅を出発する.
 毎週土曜日に丹沢へ行くときに較べると,出発時間が2時間も遅いので,朝の時間を持て余してしまうが,予定通りの経路で,8時18分に鶴巻温泉駅に到着する.
 鶴巻温泉駅に降りるのは久々のことである.その間に鶴巻温泉駅の様子が大分変わってしまったので少々まごつく.
 集合時間までまだ40分もある.私が多分一番乗りだろうと思う.そこで皆さんが到着するまでの間,駅前のどこかに珈琲屋があったら珈琲を賞味しながらユックリしようと思った…が,改札口を出て驚いた.もう3~4名の方々が到着している.その中には,この会の催しに初めて参加される,最長老のSTさんも居られる.
 私は珈琲屋を探すことを止め,駅前のコンビニで100円コーヒーで間に合わせることにする.

<コンビニの100円珈琲>

<鶴巻温泉駅から歩き出す>

▇鶴巻温泉駅から歩き出す
 9時00分,鶴巻温泉駅前に参加者全員が集合する.総勢35名の大集団である.これは大変.制御不能に近い.
 稲葉針灸院前の広場をちょっとお借りして,毎日登山のTGさんから挨拶がある.TGさんは塔ノ岳常連会の実質会長である.
 9時10分,鶴巻温泉駅前から歩き出す.

<鶴巻温泉駅前から歩き出す>

▇弘法の湯
 駅前の市街地内のルートはちょっとややこしい.
 9時16分,弘法の湯の前を通過する.
 山学校に通っていた頃は,山行後何回かここに立ち寄ったことがある.あの頃と比較すると周囲の雰囲気が大分変わったようにも思えるが,気のせいかな.

<弘法の湯>

<急坂を登って稜線へ>

▇ガードを潜って急坂を登る

 9時23分,ガードを潜る.
 ガードのすぐ先は,舗装道路ながら,かなり急な登り坂になる.途端に,長い行列がさらにバラケ始める.

<ガードを潜って急坂を登る>

▇土道に入る
 9時30分,舗装道路が終わって土道に入る.ここが実質的な登山口ということだろう.
 もう何年か前に,この道を登ったことがあるが,全く記憶に残っていないが,何とも長閑な雰囲気が良いなと思いながら,ゆっくりペースで登り続ける.

<土道に入る>

▇古い道標:弘法山公園3.2km
 9時32分,古い石塔の道標に到着する.傍らに弘法山3.2kmの案内標識が立っている.
 ここで,登山道は大きく左にカーブして,霊山沿いの道に変わる.

<古い道標>

▇長閑な稜線歩き
 ここから暫くの間は,ほぼ平らな稜線歩きが続く.
 気温が何度かは分からないが,春のような心地よさである.この時期,もちろん,虻や蚊,蛇なども居ない.ハイキングには最適なシーズンだなと思いながら,ノンビリ歩きを楽しむ.

<長閑な稜線歩き>

<眺望を楽しみながら吾妻山へ>

▇急に視界が開ける
 9時32分,進行方向右手の展望が級に開ける.手前の凹地は畑,その向こうに,低山が連なっている.
 今日は無精をして詳細な地図を用意してこなかったので,見えている山がどこなのかはっきり分からないのが焦れったい.

<北側に里山が連なっているのが見える>

▇弘法山まで3.1キロメートル
 9時40分,「弘法山公園 弘法山3.1km,権現山3.9km…」と書いてある案内板の前を通過する.

<弘法山まで3.1km>

▇吾妻山山頂
 9時43分,吾妻山山頂に到着する.山頂の前後はほぼなだらかなので,山頂に到着したという感激は少し乏しいが,山頂はちょっとした広場になっている.広場にはベンチが幾つか設置されているが36人もの人数が座れるだけの余裕はない.

<吾妻山山頂>

<心地よい尾根道>

▇弘法山2km

 四阿までの小休止を終えて,9時46分,吾妻山山頂から歩き出す.相変わらずほぼ水平な尾根道が連続する.
 10時04分,「野仏の湯,鶴巻温泉駅,弘法山2km,…弘法山2km」など沢山の案内板が立っている場所を通過する.

<案内標識が沢山立っている>

▇長閑な尾根道が続く
 相変わらず長閑な尾根道が連続する.こぼれ日が心地よい.一同,実にノンビリ調子を楽しみながら歩き続ける.

<長閑な尾根道が続く>

▇熊出没
 10時13分,送電鉄塔の脇を通過する.
 鉄塔に「熊出没注意」という掲示がある.長閑な散策路を楽しんでいるのにいきなり「熊」で,ちょっとビックリ.

<熊出没>

<富士山が顔を出す>

▇首都圏自然歩道分岐

 10時28分,首都圏自然歩道「野菊と信仰の道」を右手に分岐し,なだらかな登り坂に差し掛かる.

<首都圏自然遊歩道分岐>

▇枯れ枝越の富士山
 10時32分,進行方向右手の視界が急に開ける.
 枯れ枝越しに,富士山が見えている.富士山の掛かる雲がまるで富士山が爆発しているかのように異様な姿で見えている.
 
<枯れ枝越しの富士山>

▇列がばらける
 10時30分,登り坂が終えて平地になったところで休憩を取る.ここで,何時の間にかながくなってしまった列をもとの長さに戻す.
 10時37分,休憩を終えてふたたび歩き出す.
<ちょっとした広場で休憩>

<善波峠で一息>

▇善波峠に到着
 ごく緩やかな下り坂を歩いて,10時45分,善波峠に到着する.
 鞍部にテント小屋が建っているのが見える.辺りが何となく開けた感じになる.

<善波峠に到着>

▇青果売り場を覗く
 テント棟は青果売り場である.
 平素,余り買い物をしていない私には,ここで売られている商品がどの程度安いのか良く分からないが,何人かの皆さんがここで買い物をしている.
 私もつられて1袋100円のミカンを購入する.袋の中には5~6個のミカンが入っている.

<善波峠の青果売り場>

<弘法山>

▇弘法山山頂に到着
 善波峠から先も,心地よい尾根道が続く.途中,富士山が良く見えている(冒頭の写真).
 弘法山山頂に近づくと,登り坂になる.坂道を登って,10時58分,弘法山山頂に到着する.まずは釈迦堂(しゃかんどう)を参拝.

<山頂の釈迦堂>

▇弘法山山頂からの眺望
 休憩を取りながら,弘法山からの眺望を楽しむ.
 眼下に見えるのは何処だろうか?
 多分,小田急線沿線の東海大学前駅周辺が見えているんだろう…ということにしておこう.

<弘法山山頂からの眺望>

<東海大学前駅へ向けて下山>

▇浅間大神の石塔
 休憩を終えて,11時12分,弘法山から下山開始.土地勘のある方々が先頭.私は付いていくだけ.
 下り初めてすぐにかなり急な下り坂が連続する.
 11時16分,浅間大神石塔の脇を通過する.
 ここから先,暫くの間,急な下り坂が連続する.
 
<浅間大神の石塔>

▇ちょっとした行き違い
 11時24分,東海大学前方面と弘済学園方面へ左右に分かれる分岐に到着する.
 土地勘のある先頭が共済学園方面を選ぶ.私達数名は何の躊躇いもなく,後に従う.分岐から40~50メートル進んだところで,TGさんから,
 「道が違う…」
と呼び戻される.
 私達大半はおとなしく指示に従うが,2~3人の方が,TGさんの指示を無視してそのまま下山し続ける(結局は,下の方で合流するので大差はないようだが…).
 ”やっぱり,これだけの大集団を纏めるのは大変だな”
と思いながら,東海大学前へ向かう坂道を下る.
 11時39分,飛び出るようにして舗装道路に突き当たる.ここが弘法山登山口である.

<弘法山登山口> 

▇畑中の道
 登山口から先は舗装道路である.道なりに緩やかな下り坂を歩く.途中,畑中の細い道をショートカットする.人一人通れるだけの細い道だが,ちゃんと舗装されているのにビックリする.
 前方には東海大学前駅周辺の市街地が見下ろせる.

<畑中の細い道>

▇東海大学前駅に到着
 小田急線の踏切を渡ってから左折する.
 12時05分,無事,東海大学駅前に到着する.

<東海大学駅前>
                                  (つづく)
つづきの記事
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