中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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山桜の鎌倉;台峯の展望と野趣溢れる矢戸池を廻る

2013年04月01日 03時17分57秒 | 鎌倉あれこれ

                              <台峯の展望台から六国見山を望む>

      山桜の鎌倉;台峯の展望と野趣溢れる矢戸池を廻る
             (単独散策)
       2013年3月31日(日) 曇

<ルート地図>



<鎌倉中央公園>

■清水塚入口付近の桜

 例によって,午後から散策に出掛ける.
 まずは清水塚入口付近の桜.散り始めたとはいえ,まだまだ見事である.


<清水塚入口付近の桜>

湿性花壇付近の遊歩道
 続いて湿性花壇付近の遊歩道.
 桜の花と,黄色,新緑の緑が調和した美しい風景である.

<湿性花壇付近の遊歩道>

■下池から休憩舎を望む
 氏田池湖畔から休憩舎を望む.桜と建物が調和している.

<下池湖畔から休憩舎を望む>

■山崎口付近の山桜
 山崎口付近から炭焼き体験施設付近の山を望む.
 山桜が正に見頃だ.ウットリとするような風景である.

<山崎口から炭焼き体験施設のある山を望む>

■梶原口付近から谷戸を振り返る
 梶原口近くにある梅林から,今歩いてきた谷戸を振り返る.
 何という美しさだろう.

<谷戸の桜>

■東谷に咲く紅色の花
 梶原口付近の東谷に咲く花.
 花の知識に乏しい私には,花の正確な名前に自信がない.だから紅色の綺麗な花とだけ記録しておこう.

<東谷の花>

<山ノ内から台峯緑地へ>

■常磐緑地
 梶原口から山ノ内へ向かう.
 桜並木の間から,常磐緑地の山並みが望める.
 常磐緑地は,鎌倉三大緑地の一つ.ここにも山桜が沢山あるが,今年はまだ訪れていない.

<常磐緑地を望む>

■桜のトンネル
 山ノ内配水池から山ノ内の尾根道に入る.ここは桜のトンネルのような道である.歩いていても実に気分が良い.
 山之内配水池から尾根道に出るところで,10数人のグループにバッタリ.圧倒的に女性が多い.道一杯に広がって,大声で話し合っている.お行儀が悪い.私が歩いてきた道を指さしながら,一斉に,
 「この道,どこへ行くんですか?」
と私に尋ねる.
 「何処って・・? 梶原の住宅地から鎌倉中央公園方面に行く道ですよ・・・」
 私はドギマギしながら答える.この辺りは地元の人しか通らないとばかり思っていたので,いきなりの観光客でビックリ仰天する.エゴかもしれないが,この静かな散策路,生活道路も観光地化するのかと思うと,ちょっと寂しい.

<桜の散策路>

■山ノ内の展望台
 山ノ内の展望台から建長寺勝上献方面を望む.
 勝上献の手前に裏大仏ハイキングコースが通っている尾根が見えている.

<山ノ内の展望台からの風景>

■台峯の展望台からの眺望
 台峯の展望台から北鎌倉と六国見山を望む.息を呑むほどの絶景である.
 横須賀線の電車が,ときどき通過するのが見える.
<台峯の展望台から北鎌倉を見下ろす>

<矢戸池探訪>

■“つくし”が一杯
 台峯の展望台から,今度は何処へ行こうかと迷うが,暫く訪れていない矢戸池にでも言ってみようかと,急に思い立つ.
 そこで,台峯の展望台から往路を少し戻り,三叉路を右折して,矢戸池のある谷戸へ下る.途中,“つくし”がビッシリと繁茂している窪地を通過する.ここで“春だなあ~!”を実感する.

<春を実感させる”つくし”の群生地>

■おろち桜
 さらに谷戸を下ると,途轍もなく大きな桜の木がある.根元から何本もの幹が勢いよく空に向かって伸びている.
 首が痛くなるほど,遙か上を見上げると,桜の花がビッシリと咲いている.
 以前,たまたまこの辺りでお会いした地元の方の話では,この桜のことを“おろち桜”と呼んでいるらしいが,私には真偽の程は全く分からない.ただ,途轍もなく大きな桜の木だということは確かである.

<おろち桜?>

■神秘的な矢戸池
 さらに,谷間の右岸沿いの道を下ると,神秘的な矢戸池に到着する.
 矢戸池の南側の湖畔に繁茂している竹林の中の道が綺麗に刈り込まれている.
 “ならば,久々に通ってみるか・・”
ということで,この道を通って,谷の左岸に渡ってみる.数年前に,ここを通ったら凄い泥濘にはまったので,以後,ここは絶対に通らないことにしていた.
 谷の左岸に渡ったところで,矢戸池の写真を撮る.

<左岸から矢戸池の写真を撮る>

■矢戸の滝
 泥濘は以前より大分増しになっているが,それでも悪路で往生する.
 長さは短いが,ぬるぬるしていて滑りやすい坂道を下ると,小さいながらも立派な滝がある.どうせ,この滝には名前はないだろうが,ここでは勝手に“谷戸の滝”と呼ぶことにしよう.
 結構,格好いい滝である.

<谷戸の滝>

■新緑の湿原
 泥濘の悪路を抜けると,目の前に新緑の湿原が広がる.
 “うわ~あぁぁぁ・・・気持ちが良いな”
という感じである.
 小径は湿原の縁を伝わるように続いている.

<気持ちの良い湿原が続く>

■矢戸の渓谷
 矢戸池から流れ出る小川が,だんだんと深いところを流れるようになる.
 これをカメラで写すと,なかなかの渓谷美に見え始めるから不思議である.
 “結構,良い感じだな”

<矢戸の渓谷>

<再び鎌倉中央公園へ>

■振り返ると山桜
 そろそろブラブラ歩きは終わりにして,自宅へ戻ろうかと思う.そこで,この辺りであちこち歩くのをやめて,歩き出し地点の中央公園清水塚口へ向かう.
 今下ってきた谷戸を振り返ると,山桜がビッシリの尾根が見える.とにかく美しい.

<山桜が見事な谷戸の風景>

■薬師堂跡
 谷戸を下り続けると,やがて魯山人窯跡,山崎小学校を経て住宅団地に入る.この団地を抜けると三叉路に突き当たる.この突き当たりが薬師堂跡である.ここで左折,さらにその先で左折して,鎌倉中央公園山崎口へ向かう.

<薬師堂跡>

■鎌倉中央公園の上池
 山崎口から鎌倉中央公園に戻る.上池の写真を撮りながら一休み.
 これから,まだ数日は山桜が楽しめそうである.

<鎌倉中央公園の上池>

<ラップタイム>

 13:30頃   清水塚口歩き出し
 15:00頃      〃  到着
  (詳細は記録せず.)

[散策記録]

■水平歩行距離          4.5km

■累積登攀高度          172m

■累積下降高度          172m

■所要時間
  約1時間30分(1.50h)
  平歩行速度(概算)    4.5
km/1.50h=3.0km/h      

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d1e3dba7d46f8449022a25e7f6c5c3fa
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