中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記(26)ガイドと打合せ

2006年04月27日 15時29分47秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ
ガイドとの打合せ

<<タラナキ山登頂>>
2006年2月1日(水) その6
 ガイドのSさんの案内で,ニュープリマス中心街の散策を終えた私達は,17:00からホテルのロビーで,タラナキ山登頂にお付き合いいただく山岳ガイドと打ち合わせることになっている。私は大急ぎで風呂に入って汗を流す。まさに烏の行水である。
 17:21,ホテルの会議室へ向かう。もう,現地ガイド2人が来ている。早速,Sさんから私達にガイドの紹介がある。
 John Jordanさん
 Ian McAlpineさん
のお二人である。小柄で温厚な紳士である。
 お二人から,何という木の葉か分からないが,シダのような形状の葉が一枚ずつ私達に手渡される。登山の無事を祈るお呪(まちな)いのようである。一同有り難く頂戴する。
 本来ならば,明日,このお二人が私達をガイドすることになっていたのだが,Ianさんは身体が故障中なため,明日は,Ianさんの代わりに,Dan Patersonさんが同行するということである。JohnさんとSさんから,明日のタラナキ登山に関する注意事項の説明がある。まずはSさんから,
 「・・・タラナキ山の年間降水量は,約7,000ミリです。ミルフォードとほぼ同じ降水量です。日本で降水量が多いので有名な屋久島よりもずっと多いです・・・・天気予報によれば,明日のタラナキ山の天気は曇り時々雨,日中は晴れ間も出そうです。今のところ,明日は一般の登山道とは別のルートを登る予定です。もう氷は溶けているので,アイスバーンはありません。特に危ないところはありません・・・明日は,5:30までに,モーニングボックス(朝食)を済ませてください。天候が良いとかなり暑いと思われます・・・」
 「・・・水は十分に用意してください。ガイドから水1リットルの差し入れがあります。ホテルから提供されるランチボックスには,水1リットル付いています。皆さんも自分で1リットル用意してください。合計3リットルの水を持参して下さい・・・・なお,水道の水は飲めます・・・」
 18:00にミーティングが終わる。
 18;05,ホテル内のレストランに入る。私達の予約席は,対面に座る長いテーブルである。このテーブルの奥の方にノンベイグループ,手前に下戸グループが座る。
私はアルコールの代わりにオレンジジュースを注文する。
私の選んだスターターは「キノコスープのクリーム(Cream of mushroom soup)」である。淡泊な味がする。なかなか美味しい。
メインディッシュは,日本語に訳すのが面倒なので,言語のまま書くと,Fleshly crumbed snapper filletである。持参した醤油を少し掛けると,風味が増して,素晴らしい味になる。
デザートは,サクランボのチョコレートチーズケーキ(Chocolate cherry cheese cake)である。甘みが控えめで,なかなかの味である。
19:53,やっと夕食がお開きになる。
 すぐに部屋に戻って,下着の洗濯をする。そしてもう一度風呂に入る。
 その間,同室のTさんは,ドッジさんの主人と酋長さんの居る飲み助部屋へ出張している。
 私は,ベッドに横になって,今日一日の出来事を,雑記帳に纏める。
 22:35,まだTさんは,飲み助部屋から戻っていないが,先に就寝する。
       (第26話おわり)


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