<2011年1月4日,塔ノ岳から富士山を望む>
2011年丹沢塔ノ岳登頂記録のまとめ
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目 次
1.ブログ掲載記事一覧
2.山行記録
3.山行記録の分析
(1)塔ノ岳登頂所要時間と山頂の気温の推移
(2)塔ノ岳登頂所要時間と山頂の気温との関係
4.今後の分析について
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1.塔ノ岳登頂記録(2011年)
2011年中にgooブログに掲載した塔ノ岳関連の記事は以下の通りだった.
1月
第01回 01/04(火) 紺碧の空とOさんが戻った丹沢;塔ノ岳
第02回 01/08(土) 小屋番のOさんが戻った丹沢;塔ノ岳
第03回 01/12(水) 樹氷でネコも寒がる丹沢;塔ノ岳
第04回 01/19(水) 朝日に背中を押されて登る丹沢;塔ノ岳
第05回 01/22(土) 暖かい日射しを浴びて登る丹沢;塔ノ岳
2月
第06回 02/02(水) 平日に静かに登る丹沢;塔ノ岳
第07回 02/05(土) まるで春のように暖かい丹沢;塔ノ岳
第08回 02/10(木) 霧氷の丹沢を楽しむ;塔ノ岳
第09回 02/13(日) 雪・霧氷・富士山を楽しむ丹沢;塔ノ岳
第10回 02/19(土) 曇り空にアイスバーンの丹沢;塔ノ岳
第11回 02/23(水) 春霞の登山道を楽しむ丹沢;塔ノ岳
第12回 02/26(土) 泥濘とネコのんびりの丹沢;塔ノ岳
3月
第13回 03/04(金) 雪と泥濘・そして冬と春が同居する丹沢;塔ノ岳
第14回 03/08(火) 雪の殿堂を行く丹沢;塔ノ岳
第15回 03/31(木) 春の丹沢;泥濘とネコが眠たい塔ノ岳
4月
第16回 04/06(水) 春うららネコが眠たい丹沢;塔ノ岳
第17回 04/13(水) キツツキが騒がしい丹沢;塔ノ岳
第18回 04/16(土) まるで初夏のような丹沢;塔ノ岳
第19回 04/20(水) 色々な方とお付き合いしながら登る丹沢;塔ノ岳
第20回 04/26(火) 豆桜が見頃な丹沢;塔ノ岳
5月
第21回 05/08(日) クラクラしながら登る丹沢;塔ノ岳
第22回 05/25(水) シロヤシオが咲き始めた丹沢;塔ノ岳
第23回 05/31(火) シロヤシオに魅せられて;丹沢;塔ノ岳
6月
第24回 06/04(土) シロヤシオ,ヤマガラ,熊とヒルの丹沢;塔ノ岳
第25回 06/10(金) 梅雨の合間に登る丹沢;塔ノ岳
第26回 06/18(土) 霧と雨の丹沢;塔ノ岳
第27回 06/22(金) 霧と雨の中でネコと鹿に出会う丹沢;塔ノ岳
第28回 06/29(水) 炎暑,汗でベタベタ,アブとヒルの丹沢;塔ノ岳
7月
第29回 07/08(金) 涼しい風とネコが元気な丹沢;塔ノ岳
第30回 07/12(火) 熱射病を気にして登る丹沢;塔ノ岳
第31回 07/29(金) 時差と暑さに参った丹沢;塔ノ岳
8月
第32回 08/04(木) チョッピリ微風・・でも暑い丹沢;塔ノ岳
第33回 08/06(土) 雷雨にあたふた・・でも素敵な山仲間と楽しかった丹沢;塔ノ岳
<<納涼会(於;大倉の吾妻屋)>>
第34回 08/13(土) 炎暑;ネコと雷鳴の丹沢;塔ノ岳
第35回 08/30(火) 富士山の眺望とヒル談義の丹沢;塔ノ岳
9月
第36回 09/08(木) 富士山・ヒルと日向ネコの丹沢;塔ノ岳
第37回 09/14(水) 何時までも残暑が厳しい丹沢;塔ノ岳
第38回 09/23(金) 倒木とネコが甘える丹沢;塔ノ岳
第39回 09/30(金) 霧の中で堀山のコーヒーを楽しむ丹沢;塔ノ岳
10月
第40回 10/02(月) 登頂1500回の三角髭のTさんを祝う丹沢;塔ノ岳
第41回 10/10(水) 霧の中の紅葉・でも,まだまだヒルにご用心の丹沢;塔ノ岳
第42回 10/19(水) 霧の中の紅葉とネコが寒がる丹沢;塔ノ岳
第43回 10/25(火) 晩秋の紅葉とヒル談義の丹沢;塔ノ岳
第44回 10/29(土) 名残の紅葉を求めて;丹沢;塔ノ岳
11月
第45回 11/05(土) まだまだ紅葉が綺麗な丹沢;塔ノ岳
第46回 11/09(水) 山麓の紅葉が見頃の丹沢;塔ノ岳
第47回 11/25(金) 富士山・南アルプス・紅葉に一望の丹沢;塔ノ岳
<<湯西川温泉一泊旅行>(11/26(土)~27(日))>
第48回 11/30(水) ブナと紅葉に癒される丹沢;塔ノ岳・鍋割山縦走
12月
第49回 12/03(土)~4(日) 風雨・富士山展望・紅葉の丹沢;塔ノ岳・丹沢山・鍋割山周遊
第50回 12/10(土) 残雪と紅葉を楽しみながら登る丹沢;塔ノ岳
第51回 12/13(火) 雑談を楽しみながら登る初冬の丹沢;塔ノ岳
第52回 12/21(水) 霧氷と紅葉を楽しむ丹沢;塔ノ岳
第53回 12/24(土) 霧氷・山ネコ・ご常連と一緒の丹沢;塔ノ岳
第54回 12/27(火) 久々に富士山・でも随分と寒い丹沢;塔ノ岳
第55回 12/30(金) ご常連と一緒に登る年の瀬の丹沢;塔ノ岳
2.塔ノ岳登頂記録
毎回の登頂データを要約すれば以下の通りである(「気温」は塔ノ岳山頂到着時の山頂の気温のこと).
登頂所要時間とは,バス停大倉から歩き出して,塔ノ岳山頂に到着するまでの所要時間である.途中で取った休憩時間,写真撮影時間などすべてのアイドル時間を含めた時間である.
なお,所持している時計では,秒の単位は計測できないので,最大±2分の誤差がある.
天候 気温(℃) 登頂所要時間 備 考
1月
第01回 01/04(火) 晴 +3.8 2時間30分 単独山行,若干の残雪
第02回 01/08(土) 晴 -4.0 2時間23分 単独山行
第03回 01/12(水) 晴 -5.0 2時間37分 単独山行,全行程残雪
第04回 01/19(水) 晴 -3.0 2時間27分 単独山行
第05回 01/22(土) 晴 -3.0 2時間28分 単独山行,花立付近から上残雪
2月
第06回 02/02(水) 晴 -1.8 2時間23分 単独山行,山頂付近残雪
第07回 02/05(土) 晴 -1.8 2時間28分 単独山行,駒止茶屋から上は残雪
第08回 02/10(木) 晴 -1.8 2時間28分 単独山行,雪
第09回 02/13(日) 晴 -4.0 2時間35分 単独山行,残雪多し
第10回 02/19(土) 曇 -1.0 2時間40分 単独山行,残雪多し
第11回 02/23(水) 晴 +0.2 2時間38分 単独山行,残雪あり
第12回 02/26(土) 晴 0.0 2時間31分 単独山行,金冷シから先残雪
3月
第13回 03/04(金) 快晴 -6.4 2時間38分 単独山行,山麓から雪多し
第14回 03/08(火) 雪後曇 +0.7 3時間26分 単独山行,大雪
第15回 03/31(木) 晴後曇 +1.5 2時間42分 単独山行,残雪
4月
第16回 04/06(水) 晴 +4.5 2時間26分 単独山行
第17回 04/13(水) 晴 +4.5 2時間28分 単独山行
第18回 04/16(土) 晴 +8.0 2時間26分 単独山行
第19回 04/20(水) 晴後曇 +8.0 2時間42分 単独山行
第20回 04/26(火) 晴 +5.2 2時間21分 単独山行
5月
第21回 05/08(日) 晴 記録なし 記録なし 単独山行,花立山荘で引き返す
第22回 05/25(水) 晴 +16.8 2時間55分 単独山行
第23回 05/31(火) 曇 +16.8 2時間46分 単独山行
6月
第24回 06/04(土) 曇後晴 +16.0 2時間39分 単独山行
第25回 06/10(金) 曇 +16.0 2時間40分 単独山行,蒸し暑い
第26回 06/18(土) 雨 +14.7 2時間53分 単独山行,蒸し暑い
第27回 06/22(金) 雨後曇 +16.4 2時間40分 単独山行,蒸し暑い
第28回 06/29(水) 晴後曇 +24.7 2時間54分 単独山行,猛暑
7月
第29回 07/08(金) 曇 +19.6 2時間52分 単独山行,蒸し暑い
第30回 07/12(火) 曇 +23.0 2時間54分 単独山行,猛暑
第31回 07/29(金) 曇 +23.0 3時間14分 単独山行,猛暑
8月
第32回 08/04(木) 晴 +23.0 2時間52分 単独山行,猛暑
第33回 08/06(土) 晴 不明 2時間55分 単独山行,猛暑
<<納涼会>>
第34回 08/13(土) 晴 +24.0 3時間00分 単独山行,猛暑
第35回 08/30(火) 晴 +19.7 2時間56分 単独山行
9月
第36回 09/08(木) 晴 +19.7 2時間59分 単独山行,蒸し暑い
第37回 09/14(水) 晴 +23.4 3時間07分 途中までN氏に同行,蒸し暑い
第38回 09/23(金) 晴 +15.5 2時間31分 単独山行
第39回 09/30(金) 曇 +14.7 2時間30分 単独山行
10月
第40回 10/02(月) 曇 +9.3 2時間27分 単独山行
第41回 10/10(水) 曇 +15.5 2時間31分 単独山行
第42回 10/19(水 晴 +7.0 2時間39分 単独山行
第43回 10/25(火) 晴 +15.4 2時間35分 単独山行
第44回 10/29(土) 晴 +15.4 2時間39分 単独山行
11月
第45回 11/05(土) 晴 +14.4 2時間29分 単独山行
第46回 11/09(水) 曇 +7.9 2時間29分 単独山行
第47回 11/25(金) 快晴 +3.4 3時間30分 洛遊会O村さんに同行
<<湯西川温泉一泊旅行>(11/26(土)~27(日))>
第48回 11/30(水) 晴 +9.8 2時間44分 途中までY川氏に同行
12月
第49回 12/03(土)~04(日)
嵐後晴 不明 5時間04分 名古屋S田さんに同行.
翌日丹沢山,鍋割山周遊
第50回 12/10(土) 快晴 +6.0 2時間30分 途中まで常連に同行
第51回 12/13(火) 快晴 +1.5 2時間40分 単独山行
第52回 12/21(水) 曇 +2.0 2時間24分 単独山行
第53回 12/24(土) 曇 -3.0 2時間26分 観音茶屋まで常連に同行
第54回 12/27(火) 晴 -4.0 2時間35分 単独山行
第55回 12/30(金) 快晴 不明 2時間48分 常連に同行
3.山行記録の分析
(1)塔ノ岳登頂所要時間と山頂の気温の推移
2011年1月から12月末日までの塔ノ岳登頂回数は延べ55回である.
第1図は登頂順の所要時間(左端のメモリ)と塔ノ岳山頂の気温(以下略して気温;右端のメモリ)をグラフで表したものである.縦軸は所要時間と山頂の気温,横軸は登頂順序を示している.
気温は,山頂に到着した直後の尊仏山荘の温度計の数値をとっている.概ね9時35分から9時55分頃の気温である.
このグラフを見ると,大雪のとき,はじめて塔ノ岳に登った方と一緒のときの数値は異常値になっている.
これらの異常値を除いて,グラフの推移を眺めると,概ね気温が高まるにつれて所要時間が長くなっていることが分かる.
図1 塔ノ岳登頂所要時間と山頂の気温の推移
(2)塔ノ岳登頂所要時間と山頂の気温との関係
図2は,縦軸に塔ノ岳登頂所要時間,横軸に塔ノ岳山頂の気温をとった図である.
所要時間は,そのときの天候や登山道の路面状態によって,大きく変動するので,データにはかなりのバラツキがある.しかし,それでもなお,所要時間と山頂の気温の間にはかない強い相関があることがわかる.
山頂の気温が,おおむね,0℃前後のときに,登頂所要時間が最も速くなる傾向があることが分かる.
図2 登頂所要時間と塔ノ岳山頂の気温との相関関係
4.今後の分析について
過去,数年にわたって,同じ視点からの実績データの収集と分析を行っているので,機会を見て,これらの分析結果も,このブログに掲載する予定である.
経年変化を概観すると,やっぱり年ごとに登頂所要時間は次第に長くなっていることが分かる.これが老化というものだろう.
ともあれ,今年も,”頑張らない登山”に徹して,”楽しい登山”を続けたいものだと思っている.
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9d1829cc7960b97ebc8887ffa4d7a9da
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/90a1eec6db2ca3d69e2b64fa0e5e1fc2
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