中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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初夏の鎌倉:アジサイを求めて深沢・鎌倉山周辺を歩く

2010年06月16日 10時08分57秒 | 鎌倉あれこれ

                      <夫婦池>

      初夏の鎌倉:アジサイを求めて深沢・鎌倉山を歩く
             (単独散策)
         2010年6月10日(金)

<散策地図>



■まずは近場から・・
 実は,今月末に,某グループの鎌倉アジサイ見学を企画中である.
 鎌倉のアジサイといえば,名月院,長谷寺,御霊神社,成就院.これらの社寺は余りにも有名.しかも,シーズンになると大混雑である.
 そこで,もう少しマイナー(・・と要っては語弊があるが
)な所を,コースに取り入れて,ユックリと散策したい.
 更に,もう一つ.長い間,鎌倉に住んでいる私としては,もう一度,原点に戻って,鎌倉の社寺,史跡をじっくりと見て歩きたい.
 そんな思いから,とりあえずは,自宅近くの深沢,鎌倉山周辺を,改めて散策することにした.

■I氏宅
 ここ数年,近所で有名になっているI氏宅のアジサイを,敷地の外から拝見する.まだ,チラホラとしか咲いていないようである.


■大慶寺
 朝から少々蒸し暑いが,天気は上々.絶好の散策日和である.午前中に雑務をこなした私は,午後から散策に出た.出発点は例によって,鎌倉中央公園入口である.
 ここから,寺分の住宅地から大工谷付近を経由して深沢に向かう.この辺りは,昔,大慶寺の所有であったところである.大慶寺は,言わずと知れた臨済宗円覚寺派の寺院で,関東十刹の一つ,由緒正しい寺である.実は私はこの寺の檀家でもある.
 境内には樹齢700年と言われるビヤクシンの老木がある.
 まずは,この老木に敬意を表してから,序でに自分の墓を見に行く.暫く,墓の様子を見に来なかったので,その間に,夏草が伸び始めている.私は予定を変更して,暫くの間,自分の墓の草取りをする.
 肝心の本堂前のアジサイは,もうすぐ見頃を迎えそうである.本数こそ少ないが,寺の雰囲気に良く調和していて,なかなか良いなと思う.

                      <大慶寺のビャクシン>

■等覚寺
 ついで,大慶寺の直ぐ南にある等覚寺を訪れる.高野山真言宗の寺である.近くにある同じ真言宗の東光寺とセットにして覚えるようにしている.
 境内にある出世子育て地蔵と,新田義貞鎌倉攻めで死んだ武士達を供養する五輪塔などを見学する.
 境内にアジサイは見当たらなかった.

<出世子育て地蔵>


<州崎合戦で戦死した武士の供養塔>

■仏行寺
 深沢を抜けて,仏行寺を詣でる.
 庭園の脇の道を登って,梶原源太景季の片腕が埋められているという源太塚に到着する.塚までの道の両側にアジサイが植えられていて,もうすぐ見頃になりそうである.

<仏行寺庭園>


<源太塚>

■笛田公園
 序でに,笛田公園に廻ってみる.どこかにアジサイが咲いていないかなと期待しながら,公園内を一回りしてみる.
 平日の昼最中の公園には,人影も殆どない.
 園内を一回りした後,再び往路を辿って,元の谷戸へ戻る.

<笛田公園からの眺望>

■夫婦池公園
 坂道を登って,夫婦池公園に到着する.
 ここには上池,下池の二つの池がある.二つの池の間を抜けて,水辺公園を廻って,“谷戸の休憩地”で一休みする.
 この休憩地の奥に,昔の防空壕が残っているようだが立ち入り禁止である.
 再び池の間の道を戻って“森の散歩道”を歩く.

<夫婦公園案内図>


<森の休憩所>

■鎌倉山
 森の散歩道を上りきると,鎌倉山の自動車道に出る.出口に鎌倉山の碑が建っている.バス停見晴の近くである.
 鎌倉山の桜並木道を道なりに進んで,バス停鎌倉山に到着する.
 ここでバスに乗って大船まで出ようか,それともこのまま深沢経由で歩いて戻ろうかと迷う.

<鎌倉山側の夫婦池公園入口>

■無事帰宅
 結局,笛田から深沢を通過して,出発点の鎌倉中央公園入口へ戻る.
 水平歩行距離7.5キロメートル,累積登攀高度193メートル,累積下降高度193メートルのプチ散策であった.


                           (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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