<塔ノ岳山頂から光る海を望む>
身体に堪える新年初登頂の丹沢;塔ノ岳(今年1回目)
(単独山行)
2017年1月7日(土) 晴
■まずはスタミナ付けなければ…
”今年最初の土曜日は塔ノ岳に登るぞ…”
と昨年末から決めていた.
この寒い時期,いくら物好きの私でも,早朝家を出て丹沢へ向かうのには,気持ち的にかなりの抵抗がある.寒い朝,何とか屁理屈を付けて丹沢詣でを止めようとする邪悪なもう一人の私が,私の体内に巣喰っているからである.
例によって,前日6日の就寝時に,防寒具さえ羽織ればすぐに出掛けられるように衣服を着込んで就寝した.こうしないと,とてもではないが,早朝3時に暖かい布団から出られないからである.
前回,塔ノ岳に登ったのは,年末12月24日(土)である.したがって,2週間ぶりの塔ノ岳詣でということになる.その間,多少,歩いてはいるものの,2週間のブランクがあると,脚力はかなり低下しているに違いない.正直なところ.
”今日は,塔ノ岳山頂まで行ければ上々だな…”
と思いながら,重い腰を上げて,4時10分に自宅を出発する.勿論,自宅近くの路線バスも湘南モノレールもまだ動いていないので,大船駅まで約2キロメートルほどの坂道をトボトボと歩いて行くしかない.
”今日は一寸スタミナの付く朝食を摂ろうかな…”
ということで,大船駅前の某牛丼店で,"ネギ塩ナントカ”という450円也を奮発する.
今日から3連休のためか,東海道本線下り初電5時10分発熱海行電車は何時もの土曜日に比較して,かなり乗客が多い様である.暖房の利いた電車に乗ると,どうしても眠くなる.小田原を寝過ごさないようにするのが一苦労である.
小田原で小田急線の電車に乗り換える.今度は社内の暖房が殆ど利いていないので,社内は寒々としている.寒いので身体を丸めながら座席に座る.
天気予報では,今朝の小田原の気温は,橫浜より4℃も低いとのこと.とにかく,小田原も渋沢も,朝の気温は海沿いの地域に比較するとヤケに寒い.
大倉行バス停には一番乗り.まだ辺りは真っ暗.軽いストレッチを続けながら身体の節々を柔らかくする.数分待っていると,常連のISIさんとYSさんが先ず現れる.お二人と新年の挨拶を交わす.その内に次の下り電車が到着したらしく,瞬く間にバス待ちの列が長くなる.
6時45分,大倉行臨時バスが出る.それほどすし詰めではないが,かなりの立ち席が出る.ISIさん,YSさんの他に,KMさん,IIJさん,HIさん,NNさん,YDさん,HDさん,STさんなどの常連さんの顔が見える.
バスは,7時少し前に大倉に到着する.
■朝日を浴びながら登山開始
ドングリ山荘の待合室で,ゴソゴソと支度を整える.その間に,俊足のYDさんは,HIさんは早々と塔ノ岳に向けて歩き出す.
7時07分,何人かの常連と前後して,大倉から歩き出す.
今朝,小田原駅で乗り換えるために,駅の階段を登っているときに,今日の自分の身体がやけに重たく感じたので,今日の体調は悪いぞと自覚している.私は,周囲の常連に,
”お先にどうぞ…”
ということで,超亀足歩きを続ける.
7時15分,ようやく登山口に到着する.その頃,眩しい朝日が横殴りに射し込み始める.私の陰も締めに"長~く”寝そべっている.
7時20分,克董窯を通過し,石が敷き詰められた登山道に入る.この所の天気が良かったためか,路面は良く乾いている.濡れていると滑って歩きにくい登山道だが,今日は随分と歩き易いので大助かりである.
7時29分,陽の当たるトラバース道に出る.ここまで来ると,進行方向右手の景色が突然開けるので,暗いところから明るい所に出たような気分になる.それに今日は天気も上々である.右手下の方から日の光が射し込んでくる.気分最高である.ただし足取りは遅いが…
大倉尾根登山口> <陽の当たる坂道>
■観音茶屋
7時35分,観音茶屋に到着する.まだ,朝が早いので茶屋は開店していない.
茶屋の土手に,私の陰が鮮明に写っているので,これ幸いと写真を撮る.でも,写真を撮りながら,何が幸いなのか自分でも分からないなと思う.
観音茶屋の直前で,私を追い越した中年男性が,茶屋のベンチに倒れ込むようにして座って,汗を拭っている.
”こんなところで,休憩を取るなら,なんで私にフェイントを掛けるんだ…”
と口に中だけでブツブツ言いながら,私は観音茶屋を通過する.
<開店前の観音茶屋>
■雑事場ノ平から見晴茶屋へ
7時51分,雑事場ノ平に到着する.
雑事場ノ平のベンチで,YSさんが休憩を取っている.もうとっくに先の方を歩いていると思っていたのに…私の方がビックリする.
とりあえずは,雑事場ノ平の平坦地だけは先に行かせてもらう.
7時53分,見晴茶屋に到着する.見晴茶屋に朝日が眩しく照りつけている.
見晴茶屋の前から見える相模湾は,朝日を反射して一面に光っている.この情景を写真に撮りたいが,逆光なのでちょっと無理.諦める.
<雑事場ノ平> <朝日を浴びる見晴茶屋>
■見晴階段
見晴階段に差し掛かる.
何時もの通り,定点観測の写真を撮る.階段沿いに何人かの登山客の後ろ姿が見えるが,何時もの土曜日よりも,後ろ姿の数が幾分少なめかな.
相変わらず,階段にはこぼれ日が射し込んでいる.
今日の自分の体調が芳しくないことを自覚している私は,ごくごくユックリの速度で登り続ける.この年になると,一旦,疲労してしまうとリカバーは無理なことは痛いほど良く分かっている.だから慎重な上にも慎重に登り続ける.
<見晴階段>
■一本松を通過
駒止階段を登り切って,モミジ坂に差し掛かる.ここも何時もよりユックリペースで登り続ける.
8時10分,一本松を通過する.大倉からの所要時間は1時間03分.ユックリ登っている積もりだが,ラップはそれほど悪くはない.ユックリ登っても,所要時間にはさほど大きな差は出ないなと再認識させられる.逆に言えばちょっとでも速く歩こうとすると,途端に多大な体力を消耗するということだろう.
フト足許を見ると,自分の影が随分と薄くなって映っている.まるで今の自分の生き様を反映しているかのような影法師である.
<一本松> <薄い影法師>
■シンドイ駒止階段
駒止階段に差し掛かる.
階段を見上げるとため息が出る.この階段を登るのかと…
登っているのか止まっているのか分からないほどの低速で階段を登り続ける.息が切れないように,また,流れるような汗をかかないように注意しながら淡々と登り続ける.
8時25分,ようやく駒止茶屋に到着する.
大倉からの所要時間は1時間18分.何時もより所要時間が5分ほど余計にっかっている.まあ今回は仕方がない.
<駒止階段> <駒止茶屋>
■堀山の尾根道からの富士山
堀山の家を通過すると,心地よい堀山の尾根道になる.毎度のことながら,ここを歩くのが楽しみである.
やがて,富士さんが良く見えるところに到着する.今日は雲一つない富士さんがとても良く見えている.早速,ここで立ち止まって数枚の写真を撮る.そのなかで,まあ,まあ,ナントカ富士山が写っているのが下の写真である.
<堀山の尾根道からの富士山>
■小草平(堀山の家)
8時36分,堀山の案内杭を通過する.ここからは下り坂.待ちに待った下り坂である.個々ばかりはしおたれた私の脚も元気が出るので,かなり速い速度で通過する.そして,小草平手前の上り坂に差し掛かる.
フト脇を見ると,私の陰がクッキリと杉の木の幹に写っている.陰の復活である.またもや何となく自分の影の写真を撮る.
8時44分,小草平に到着する.相変わらず富士山が良く見えている.数名の登山客がベンチで休憩を取っている.小草平にある堀山の家はまだ開店していない.私は休憩を取らずノそのままマイペースで登り続ける.
<クッキリ写る私の影> 堀山の家>
■相変わらす富士さんが良く見えている
小草平から本格的な登り坂に入る.これから,萱場平まで一本調子の登り坂が連続するが,山登りの実感が湧く場所である.
小草平を過ぎると,暫くの間,岩礫混じりのジグザグ道が続く.坂を少し登ったところで,富士さんが良く見える場所がある.今日は快晴なので絶対に富士山は見えるぞと思いながら,その場所に到着する.予想に違わず,富士山がとても良く見ている.早速,ここからの富士山の写真を数枚撮る.
岩稜の登り坂を過ぎると長い階段道になる.階段道はすぐにオーバーペースになりやすいので,自分の体調を良く見ながら抑えめのテンポで登り続ける.
8時55分,後ろに人の気配を感じる.1本後の路線バスで来られた常連のMGさんである.何時もは花立山前後で追い抜かれるのに,今日は,もう追い付かれたかと驚く.
「…後ろの方に,皆さん居られますよ…」
とのこと.
もう少し上の方で,先日の一泊旅行などを記録したDVDを手渡すとのことで,MGさんは私を追い抜いていく.
MGさんを,余り長い時間待たせるのも悪いので,私も速度を少し速めて登り続ける…が,ちょっと速度を速めただけで,すぐに汗ばんでくる.
<小草平上から富士山を望む> <あともう少しで萱場平>
■萱場平
9時05分,漸く萱場平に到着する.ここで定点観測の写真を撮る.
萱場平のベンチで,MGさんから,DVD2枚を頂戴する.家に持ち帰って,このDVDを見るのが楽しみである.
「…ではお先に…」
ということで,MGさんの後ろ姿は,すぐに小さくなる.
私は,先ほどの速歩がちょっと響いているので,ここからはもっとペースを落として登り続ける.
<萱場平>
■後七分坂下から富士山を望む
8時21分,漸く後七分坂(花立階段のこと)に到着する.ここからの富士山の眺めも素晴らしいが,下界は良く晴れていても,花立山荘辺りから沸き上がる雲の中に入ってしまうことも多いので,富士山が見えている間に,できるだけ沢山の写真を撮るようにしている.でも,今日は多分塔ノ岳山頂に行っても富士山が見られるだろうなと期待する.
<後七分坂下から富士山を望む>
■花立山荘
後七分坂を登り始める.毎度のことながら,この坂はシンドイ.
”オレは,これから先,何時頃までこの坂を登れるんだろうな…”
とちょっと悲観的なことを考えながら登り続ける.
後七分坂を8分掛けて,9時30分,漸く花立山荘に辿り着く.山荘前のベンチでは若い登山者グループ数名が休憩を取っている.
大倉からの所要時間は,2時間23分.数年前の体力ならば,もう塔ノ岳山頂に到着している時間である.
”おれも落ちぶれたなあ~”
と悲しくなるが,こればかりは致し方ない.
小草平からの所要時間は46分.やっぱり,小草平からの所要時間が随分と長くなっている.
花立山荘から塔ノ岳山頂までは,どうしても30分程度は掛かる.したがって,今回は10時前に塔ノ岳山頂に到着できる可能性は殆どないなと予想する.
<花立階段> <花立山荘>
■花立山
花立山荘でも休憩を取らずにそのまま登り続ける.段差が大きい階段を苦労しながら登り続けて,ようやくガレ場に入る.その途端に周囲の見晴が良くなる.同時に一段と寒くなる.
鍋割山稜の上に相変わらず富士山が良く見えている.勿論,ここで立ち止まって富士山の写真を何枚か撮る(冒頭の写真).
9時40分,花立山山頂に到着する.
ここまで登ると,富士山だけでなく,遠く南アルプスの山々で良く見えている.当然個々でも写真タイムを取る.これで10時前に塔ノ岳山頂に到着するのは完全に無理ということになる.でも,綺麗な写真が撮れたので満足である.
←クリック拡大
■チャンプと金冷シ
馬の背に差し掛かる.ここで下山してくるチャンピョンとすれ違う.
「…やあ,FHさんですね…」
という何時ものイディオムから始まる挨拶を交わす.本年も宜しくと…
チャンプの写真を撮りたかったがヤセ尾根の真ん中なので,写真は省略する.すれ違った後,振り返ってチャンプの後ろ姿を写す,周囲には先日降った雪が残っている.如何にも寒々とした風景である.
9時45分,金冷シを通過する.
<チャンプと競れ違う> <金冷シ>
■塔ノ岳山頂
金冷シから最初の坂道を3分の2ほど登ったところで,下山してくるYDさんとすれ違う.
「…(塔ノ岳山頂が)寒くて居られないので,すぐに下山して来ました…」
とのこと.それにしても,YDさんは俊足である.
金冷シから2番目の坂道の差し掛かる.私は相変わらずの鈍足.20~30メートル後ろに人の気配を感じる.どうやらYSさんのようである.私には当初から他の人と競争するつもりなど全くないので,追い越す追い越さないは成り行き次第である.
塔ノ岳山頂直近の木の階段をもう少しで登りきるところで,下山してくるMGさん,AIさんとすれ違う.
10時03分,漸く塔ノ岳山頂に到着する.山頂の気温はマイナス1℃.弱いが冷たい風が吹いている.私の直ぐ後にYSさんも塔ノ岳山頂に到着する.
大倉からの所要時間は,2時間56分.何とか3時間は切ったものの,もう少し何とかならないかなと思えるラップである.花立山荘からの所要時間が33分.ここが3分ばかり余計に時間が掛かっている.
<塔ノ岳山頂>
■塔ノ岳山頂からの眺望
尊仏山荘に立ち寄ろうかなとも思ったが,もう華伊達美弥雄さん(「みゃ~君」のこと)が居ない山荘は魅力半減.今日は右膝の調子も今ひとつなので,道草せずにゆっくり時間を掛けて下ろうと思う.
そこで,下山する前に,周囲の景色を一廻り写真撮っておくことににする.まずは,富士山と南アルプスである.今日も素晴らしいパノラマビューである.雲一つない快晴は,冬の時期にしても珍しい.
←クリック拡大
■東京方面の眺望
東京方面に目を転じる.
ム,ム,ム…東京スカイツリーは…?
ちょっとムリかな.見えるとすれば,多分,こっちの方向だと思うが…でも霞が掛かっていて,ちょっと見えないなあ…
<塔ノ岳山頂から東京方面を望む>
■冬景色の中を下山
目を転じて,塔ノ岳山頂から相模湾を見下ろす.
海が一面に光っている.これも欠かせない冬の風物詩である.霞で茫洋とした向こうに水平線は見えているが,大島など伊豆の島々は殆ど見えないが,眼下に大きな市街地が見える.多分,秦野だろう.
山頂は寒いので余り長い時間ジッとして居られない.そろそろ下山しようかと思う.
前回塔ノ岳の登ってから,今回の塔ノ岳まで2週,間間が空いたことや,今日がこの冬で一段と寒い一日になったことなどから,右膝の調子がどうも良くない.それに,塔ノ岳山頂まで登ったのは良いが,若干の疲労感がある.こんなときほど,下りは慎重にしなければ,事故を起こす可能性がある.私は慎重には慎重を期して下山使用と思う.
まずは,下山する前に両膝にサポーターを装着する.
10時10分,下山開始.勿論転倒防止用にストック1本,右手に持っている.
山頂から木の階段を降りる.続いて急な下り坂を下りている最中に,登って来るTTさんとすれ違う.ちょっと立ち止まって,新年の挨拶をする.
金冷シに一番近い階段を降りているときに,登ってくるISIさんとすれ違う.登山開始のときは沢山の常連の皆様と一緒だったようだが…
「…皆さん,途中から下山されました…」
とのこと.
10時30分,花立山山頂を通過,続いて10時40分,花立山荘を通過する.疲労気味の脚を庇いながら,後七分坂を一段一段ユックリと下る.階段を降り終わったところで,常連のKIさんに追い抜かれる.
<残雪の尾根道>
■時間が押している
ノソノソと下山しているので,なかなか捗らない.
11時02分,ようやく萱場平を通過する.ここから先の階段道は,花立山荘から萱場平までの階段道に比較すると,ぐっと歩き易い.特に膝の調子が悪いときは,萱場平まで下山するとホッとした気分になる.
萱場平から小草平の中間点付近を下山している途中で,私より後から下山を開始したYSさんが私に追い付く.
「…お先にどうぞ…」
ということで,YSさんには先に行ってもらう.
11時20分,ようやく小草平に到着する.時間に余裕があれば,是非,堀山の家に立ち寄りたかったが,大倉発13時11分の路線バスに間に合うように下山するには,立ち寄るのはちょっとシンドイ.
丁度,玄関前に女主人なっちゃんが居られる.
「今日は時間が押しているので,立ち寄らずに素通りします…」
とばつの悪い挨拶をしてから,堀山の家を通過する.
<営業中の堀山の家>
■無事下山
11時34分,駒止茶屋を通過する.
駒止階段を慎重に下って,11時52分,一本松を通過する.何時もなら,一本松から始まるモミジ坂を快調に飛ばすが,今日は慎重にユックリペースで下山し続ける.
モミジ坂を下り終えて,見晴階段に差し掛かるところで,意外にもTGさんに追い付く.ちょっとビックリする.
TGさんは,登山開始が遅れた上に,登山途中で沢山の知り合いの方と挨拶をしているうとに,時間が経ってしまったので,途中から下山されたとのこと.数分の間,TGさんと一緒に下山し続けるが,先に行って下さいとのことなので,またもや単独で下山をし続ける.
12時21分,観音茶屋に到着する.13時11分のバスに乗車するなら,10分程度の時間駅余裕があるので,立ち寄ってお汁粉でも馳走になろうかとも思ったが,顔見知りの女主人が不在のようなので気兼ねなしに通過する.
その後も,時計を見ながら歩行速度を調整しながら下山し続け,12時43分,予定通りの時間にバス停大倉に到着する.ここで,私より一足先に下山した土曜日常連のMGさん,HDさん,YDさん,AIさん,YDさん,IIJさん達と,少し間を置いて,TGさんも傍流する.
下り所要時間は2時間32分.どこの茶屋にも立ち寄らないで,こんなに時間が掛かったのは久々のことである.でも,まあ,転倒することもなく,無事,下山できたから,良かった,良かったである.
■渋沢駅でコーヒーブレーク
大倉発13時11分発の路線バスに乗車する.バスの後部座席一体に常連が座る.ただ,皆さん高齢者である.バスの中で騒いだりはしないで粛々と時間を過ごす.
渋沢駅ビル1階にあるミスタードーナッツへ.
270円也のブレンドコーヒーを所望する.
コーヒーを賞味しながらのゴールデンタイムなのである.
「…すみなせ~ん…! お代わり下さぁ~い…」
で2杯目.
「これで1杯135円になったですね…」
とどなたかが現実的な話をする.”合点!”
<渋沢駅ビルのミスタードーナッツへ>
■富士山と矢倉岳
私は渋沢発14時02分の小田原行の電車祈りたいので,一足先にお店を出る.というのも大半の皆さんは私とは反対の新宿行の電車に乗る方々ばかり.どうしても,最後は別行動になる.
渋沢発14時02分快速急行小田原行電車に乗車する.空いている.車内に日が射し込んでポカポカしている.
”あっ…! そうだ! 富士山と矢倉岳を撮らなければ…”
ということで,カメラを片手に身構える.
やっとのことで写したのが下の写真である.霞掛かった空なのに,さらに電車のガラスが後ろの風景を反射させ,何が何だか良く分からない写真しか撮れなかったが,それでも目を凝らして見ると,薄らボンヤリした矢倉岳の後ろに,さらにボンヤリした陽炎のような富士山が見えている.
<矢倉岳と富士山>
■無事帰宅
毎度のことながら,帰りの電車は睡魔と戦いながら,何とか乗り越すこともなく,無事帰宅する.
「…9日に,○○ちゃん(孫)一家が来るって言っているので,家に居て…」
とのこと.今年の孫台風1号である.
これでわが家は今年も安泰だろうな.
<ラップタイム>
7:07 大倉歩きだし
7:35 観音茶屋
7:53 見晴茶屋
8:25 駒止茶屋
8:44 堀山の家
9:30 花立山荘
9:45 金冷シ
10:03 塔ノ岳山頂着
10:11 〃 発
10:25 金冷シ
10:40 花立山荘
11:20 堀山の家
11:39 駒止茶屋
12:07 見晴茶屋
12:21 観音茶屋
12:43 大倉着
[山行記録]
■水平歩行距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1,269m
■上り所要時間(休憩時間込み)
大倉発 7:07
塔ノ岳山頂着 10;05
(所要時間) 2時間56分(2.90h)
水平歩行速度 7.0km/2.90h=2.41km/h
登攀速度 1,269m/2.90h=438m/h
■下り所要時間(休憩時間込み)
塔ノ岳発 10:11
大倉着 12:43
(所要時間) 2時間32分(2.53h)
水平歩行速度 7.0km/2.53h=2.78km/h
下降速度 1,269m/2.53h=502m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/720b879ae1ce6992e9408cd3a4ee4da7
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ad5aeef3f208f31ce60743adc0d9c8db
最新の画像[もっと見る]
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前