<フラワーセンター大船にて>
残暑の鎌倉:鎌倉中央公園・フラワーセンター周遊
(単独プチプチ散策)
1012年8月12日(日) 曇
<散策地図>
<鎌倉中央公園から北野神社へ>
■鎌倉中央公園
今日は日曜日.本当は塔ノ岳へ行きたかったが,天気予報が思わしくなかったので,大事を取って塔ノ岳行を諦めた.何しろ,まだ,白内障手術を終えてから2週間しか経っていないからだ.
このところ,予報が実際より悪い方に出ているような気がしてならないが,まあ,そこは神仏の思し召しと思って,安全第一に過ごすことにする.とはいえ,暑いからといって終日家に籠もっていては,夏場の抵抗力が減退してしまう.それもマズイし,第一,四六時中,家に籠もっていたら,身体が神速から鈍ってしまう.
そこで,一日で最も暑い時間帯を狙って,効率的に暑さ馴らしをしながら,そちこちを散策しようかと思い立つ.かといって,余り混雑するところへは行きたくないので,久々にフラワーセンターを中心に大船近傍を一歩きしようかと決める.
昼食を済ませてから,水だけを持って,ブラブラ歩きに出掛ける.上空に薄雲が漂っているが,結構ムシムシとしている.ところが,鎌倉中央公園の緑陰に入った途端に涼しくなる.そよそよと木陰を吹き抜ける涼風が何とも言えないほど心地よい.
下の池広場の木陰で,幼児を連れた家族がマットを敷いて涼をとっている.私もあちこち歩かずに,このままここで夕涼みをしていようかと思うほどの心地よさである.
<鎌倉中央公園にて>
■北野神社
右手に「しし岩」を眺めながら,中央公園を山崎口に抜ける.川沿いのくねくね道を辿って,江の島道標,バス停山崎(放射ジジ跡)でバス通りを横断する.そして天神山の山裾沿いの裏道を北上する.
途中で左折して北野神社参道に入る.目の前には鬱蒼とした樹木に囲まれた長い石段が見えている.この石段は山頂にある北野神社まで続いている.結構長い石段である.標高差がどの程度あるか良く分からないが,丹沢塔ノ岳の大倉尾根に例えれば,丁度,駒止階段を登る程度のきつさだろうか.
ミンミンゼミの合唱を聴きながら階段を一気に登って,北野神社を詣でる.
この神社を訪れる度に感心させられるのは,境内に竹箒で掃いた箒目が何時も付いていることである.どなたか掃除をされているのか知らないが,何時お参りしても必ず綺麗に掃除されているのに感心させられる.
<北野神社参道は長い石段>
<北野神社>
<北野神社の宝篋印塔>
■妙法寺
北野神社から山道を妙法寺方面に下る.この山道は殆ど人が通らないらしくて山裾付近は夏草が繁茂していて,どこが道か分からなくなっているが,この辺りが道だろうと適当に判断して妙法寺脇の道に飛び出る.
妙法寺の参拝は,今回省略.入口で写真を撮っただけで通過する.
<妙法寺>
<フラワーセンター大船を一回り>
■入口の池
照り返しの強い舗装道路を歩く.東海道本線の跨線橋を越えて,フラワーセンター大船に到着する.
入口で福寿手帳を提示して入場料100円也で入園する.園内に入った途端に草花の華やかな彩りに圧倒される.入口近くの池を見ていると気分が和んでくる.
<入口近くの池>
■食虫植物展
続いて,催し物会場で食虫植物展を見学する.
以前,キナバル山に登ったときに,毒々しい真っ赤なウツボカズラを見たことがあったが,この展示場を見て,こんなに沢山の種類の食虫植物があることに大変驚く.
でも,毎度のことながら,私にはどうしても折角見た草花の名前が覚えられない.
<食虫植物展>
■幼児絵の展覧会
続いて隣の展示場で幼稚園児の絵の展覧会(正式な名称は忘れた)を見学する.
いくつかの幼稚園,小学校の園児,児童の絵が飾られているが,特にモンタナ幼稚園の園児達の絵は完成度が高く感心させられる.絵の指導が行き届いているんだろうなと勝手に想像する.
<園児の絵の展覧会>
■色とりどりの散策路
熱帯植物園の方へぶらりぶらり.
端の名前は端から覚える気がないので,メモすら取らなかったが,薄紫色の花が実に綺麗である.ついつい沢山の写真を撮ってしまう.
あまりに沢山写したので,今度は目移りがして,どの写真をブログへ残しておこうかと迷ってしまう.結局は,どれでもいいやということになり,適当に選んで記録としてブログに掲載しておく.
<フラワーセンター大船にて>
<フラワーセンター大船にて>
<とにかく綺麗,見事>
<広場>
■熱帯植物園
ナントカという名前のカボチャのトンネルを潜って,熱帯植物園に向かう.
熱帯植物園の中に入ると,いつもムッとする湿気と暑さを感じるが,今日は熱帯植物園の中と外の温度差が全くない.ということは,今日の大船の気温は熱帯と同じということかな?
綺麗な花の間をクネクネと廻って,池のあるスペースに到着する.このブログで,これまで頻繁にこの池の写真を掲載しているので,今回は省略する.
何気なく池の中を覗き込む.そこにはおびただしい数の小さな魚が元気よく泳いでいる.白内障の手術を受ける前には,ここにこんなに沢山の魚が居るとは全く気がつかなかった.やっぱり白内障の手術を受けて良かったなと思いながら,暫くの間,池を覗き込んで過ごす.
<ナントカカボチャのトンネル>
<池の中に遠さ名魚がいっぱい泳いでいる>
<玉泉寺>
■玉泉寺本道
少々ノンビリしすぎてしまったので,フラワーセンターから大船駅に戻ることにする.
フラワーセンターから,裏通りを通って,玉泉寺を詣でる.裏手の墓地には墓参りをする人達が何人か居られる.そういえば今はお盆だったな・・・時間を見付けて信州の両親のお墓参りをしなければと焦り始める.
<玉泉寺本道>
■武将一族の墓
本堂の裏手に回ってみる.
すぐ裏横に何やら案内板が立っている.この案内板,前からあったんだろうが,私は気がつかなかった.近付いて,案内板を読むと,ここに室町時代の武将20数名が葬られていると書いてある.武将って誰だろう? 玉縄城に縁のある人物かな? 何となく気になるが,調べるのも面倒だ.
<武将一族の墓>
<大船駅へ>
■気になる山猫料理店
玉泉寺近くの三叉路を右折して玉縄小学校の脇を通り過ぎる.
トンネルを潜って柏尾川に突き当たる.そこを左折して大船方面に向かうと「山猫料理店」というお店がある.
私はまだ一度も入ったことがないが,何とも気になって仕方がない店である.店の前の猫の彫像を見ていると,宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」をどうしても思い出してしまう.
近々,是非訪れてビーフシチューオムライズでも賞味したいなと思っている.
<山猫料理店のメニュー>
<玄関脇のネコの立像;実に良い感じ>
■玉縄首塚
続いて玉縄首塚の前を通過する.
「玉縄城築城500年祭」と大書した横断幕が掲げられている.
<玉縄首塚>
■気になる大船軒
玉縄首塚から裏道に入る.
大船駅への途中で,大船軒の建物の前を通過しそうになる・・・が,「氷」の幟で足が止まる.
大船軒は.鎌倉では,例の“アジの押し寿司”で超有名な会社である.
大船軒の建物は歴史を感じさせ,とてもシックである.半地下があるようで,1階の食堂まで階段を登るようになっている.入口にはメニューを書いた立て看板がある.今まで何回もここを歩いているが,ほとんど気にも留めずに通過していた.ところが,今回は赤い字の「氷」で思わず立ち止まってしまう.
「コーヒーが300円か・・・300円なら,まあ,まあだな・・・試しに入って見るか」
で,危うく大船軒に入りそうになるが,コーヒーの前に,とにかく,まずは終点の大船駅に到着するのが先である.
<風格のある大船軒の建物>
<大船軒のメニュー>
■美形の大船観音
大船駅西口のバス停から大歩道橋に登る.
目の前,真正面に大船観音寺の大船観音が見えている.思わず見とれるほど,実に良いお顔をしている.当然,大船観音のお姿をデジカメに納める.
歩道橋の大船観音と反対側には大船駅のホームが見える.大船駅は東海道本線,横須賀線,根岸線,湘南モノレールの乗換駅.歩道橋から眺めていても,絶えず電車が行き来していて,大変活気がある.
<大船観音を見上げる>
■打ち上げのコーヒー
大船駅のコンコースを抜けて,大船駅東口に出る.
このまま帰宅するのでは,少々呆気ないので,駅ビル内の某コーヒー専門店に入る.そして200円也のブレンドを賞味する.結局,いつも決まってコーヒーとなってしまう.バカみたい.
<ルミネビル内の某コーヒー店でブレンドを賞味する「>
[散策記録]
■水平歩行距離 9.90km
■累積登攀高度 65m
■累積下降高度 109m
■所要時間
(今回は記録せず)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/106de539741d74c79b7e7af743b8a1fe
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
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