中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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東京の知らない街をブラリ旅;信濃町駅から原宿駅へ(2);仙寿院と鳩森八幡宮の富士塚

2020年02月17日 04時10分27秒 | 東京・神奈川

                           <鳩森八幡神社>

   東京の知らない街をブラリ旅;信濃町駅から原宿駅へ(2);仙寿院と鳩森八幡宮の富士塚
                 (独りお散歩)
              2020年2月15日(土 曇
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<ルート地図>

■全体地図(※再掲)
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■明治神宮外苑・新宿御苑

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現地案内板を撮影


<安房里見氏縁の仙寿院>

■仙寿院

 オリンピックの催し物会場のある交差点から、右手に新国立競技場を眺めながら歩く.次の交差点を渡った角に仙寿院の参道がある.
 ”おや、こんなところに参道があるぞ…”
ということで、ちょっと立ち寄ってみることにする.
 近々、何か催事があるらしく、参道の両側に、飾り付けがされている.参道を突き当たって左折して本堂の前へ. 

<仙寿院の参道>

■仙寿院本堂
 階段を上りきると狭い境内がある.向かって左手に墓地、右手に本堂が建っている.本堂前で合掌する.
 せっかくだから参拝記念に本堂の写真を撮ろうかと思うが、狭い敷地なので引きが十分にとれず、全体を写すことは無理. 

<仙台寿院本堂>

■銅板日峰墓誌
 本堂には紅白の飾り付けがされている.
 本堂正面に向かって右手の壁面に「銅板日峰墓誌」の説明文が取り付けられている.これを読むと、日峰上人は安房の国の里見氏縁の人物のようである.里見氏といえば、鎌倉の玉縄首塚と関連のある一族である.思わぬところで鎌倉と縁のある寺を参拝することになったので、鎌倉住民である私は少しばかり興奮する.

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■布袋尊
 参拝を終えて、参道を引き返す.
 途中に石室がある、その中に布袋尊が祀られている.

<石室の中の布袋尊>

<バス停明治公園前からバス停千駄ヶ谷八幡前まで>

■東京体育館周辺地図

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■バス停明治公園前
 相変わらず右手には新国立競技場が見えている.それにしてもずいぶんと大きな建物である.近くに「東京体育館」の案内板が立っている.これを見ると新国立競技場(メインアリーナと表記されている)の周辺にはたくさんの施設が集まっていることを初めて知る.
 仙寿院から歩き出してすぐにバス停明治公園前を通過する.
 
<バス停明記公園前>

■バス停千駄ヶ谷八幡前
 このまま真っ直ぐ歩いて行けば、すぐに千駄ヶ谷駅に到着してしまう.それでは面白くない.
 バス停明治公園前近くの三叉路を左折する.この三叉路がどこかを帰宅後地図で確かめるがどうも定かではない.それなりの人通りがあって道幅はそれほど広くはない道である.道路の両側には小さなビルが建ち並んでいる.所々にちょっとファンシーなレストランなどがある.なかなかお洒落な道である.
 ”一体、どこを歩いているんだろう…”
 私は現在地を気にせずに適当に歩きつづける.どうせ山手線内を歩いているんだから、どちらかに歩いていればきっと山手線に突き当たるから安心、安心.
 バス停明治公園前から10分ほど歩いたところにあるバス停千駄ヶ谷八幡前に到着する.

<バス停千駄ヶ谷八幡前>

<鳩森八幡宮>

■鳩森八幡宮に到着
 バス停近くの細い路地を歩いていると、偶然、鳩森八幡神社の境内に突き当たる.先ほどのバス停名の「千駄ヶ谷八幡前」と同じ八幡神社かどうかは私にはわからないが、多分、同じ神社のことだろうと勝手に解釈することにしよう.
 ちょっと狭い感じの入り口から境内に入る.
 境内は予想に反して中は広くて、たくさんの参拝客が訪れている.どうやら近場にお住まいの方々が多いようである.

<鳩森八幡宮に到着>

■立派な鳥居を潜る
 まずは立派な鳥居を潜る.
 鳥居の先は予想以上に広々とした境内が広がっている.多分、私が知らないだけで、かなり有名な神社なようである.八幡神社といえば鎌倉にも縁がある.ここでまた鎌倉住民の私はこの神社に俄然親近感を持ち始める.
 ”とにかくゆっくりお参りしよう…!”

<立派な鳥居の先に広々とした境内が広がる>

■古賀稲荷社
 鳥居を潜ってすぐ左手に境内社の古賀稲荷神社が鎮座している.まずはいくつかの鳥居を潜って参拝する、この神社の縁起などは全くわからない.

<境内社の古賀稲荷社>

■紅梅が見事な境内
 境内の梅はまさに見頃を迎えている.
 拝殿付近に人だかりができている.今が見頃の紅梅がお目当てである(冒頭の写真).拝殿脇にお札などを販売している社務所や売店がある.私も一応覗いてみる.
 参拝者の所作を見ていると、日本は本当に平和だなあと実感する.

<梅が見事な境内を散策する>

■順番待ちの拝殿
 松の木(かな?)と梅の向こうに立派な拝殿がある.かなり多くの人が参拝の順番待ちをしている.数分の短い時間とはいえ、順番を待ってまで参拝する気になれないので、遠くから黙礼をして参拝をしたことにしておこう.

<順番待ちの拝殿>

<千駄ヶ谷の富士塚>

■富士塚登山口
 境内に立派な富士塚がある.「十分来おつけて…」の注意書きを読んでから、いよいよ登山開始である.どうやらこの先、「の」の字形に登る登山ルートもしっかり作られているようである.

<富士塚登山口>

■下社参拝
 石の階段を少し上ったところに小さな鳥居のある社殿がある.多分、浅間神社下社だろうと勝手に想像する.ここから先、結構急傾斜の石の階段が続く、馬鹿にできない険しい階段道である.

<浅間神社下社かな?

■険しい(!)登山道
 下社から険しい(?)岩の登山道を登る.登山道の両側にはロープが張ってある.


<険しい登山道>

■山頂が見える
 登山道は「の」の字形に山麓を巡って山頂まで続く.山頂近くを登っている登山者の姿が見えている.

<山頂を見上げる>

■山頂の奥宮
 険しい山道を登って、山頂に到着する.山頂には奥宮が祀られている.奥宮の参拝を終えて、反対側の斜面から下山開始.
 途中で登りの登山道と交差する.

<山頂の奥宮>

■立派な鳥居のある登山口
 下山したところには立派な鳥居が立っている.どうやらここが正式な登山口のようである.鳥居の脇には「千駄ヶ谷富士塚」と刻字された石塔が立っている.その側に八重桜の古木がある.

<立派な鳥居の登山口>

<春たけなわの境内>

■見事な梅
 境内の至る所にある梅が見頃を迎えている.なんとも艶やかな上に清楚な感じがする.梅と神社の取り合わせが何とも美しい.たくさんの写真を撮ったが、その中の何枚かを投稿しておこう.


<境内の梅>

■春の気配
 14時46分、参拝を終える.ミツマタが香る境内を後にする.
 ”さて、これからどちらに向かって歩こうかな…”

<ミツマタが香る>
                                                (つづく)

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